[メイン] : x6 3d6 #1 (3D6) > 10[5,4,1] > 10 #2 (3D6) > 10[5,1,4] > 10 #3 (3D6) > 10[2,3,5] > 10 #4 (3D6) > 8[1,4,3] > 8 #5 (3D6) > 10[4,3,3] > 10 #6 (3D6) > 11[4,2,5] > 11

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 9[6,2,1] > 9 #2 (3D6) > 13[6,1,6] > 13 #3 (3D6) > 7[2,1,4] > 7 #4 (3D6) > 14[2,6,6] > 14 #5 (3D6) > 13[4,6,3] > 13

[メイン] : ×5 3D6

[メイン] : 🌈

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 7[5,1,1] > 7 #2 (3D6) > 14[4,5,5] > 14 #3 (3D6) > 12[4,3,5] > 12 #4 (3D6) > 14[6,4,4] > 14 #5 (3D6) > 10[5,1,4] > 10

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 7[2,2,3] > 7 #2 (3D6) > 15[5,6,4] > 15 #3 (3D6) > 10[1,6,3] > 10 #4 (3D6) > 14[6,6,2] > 14 #5 (3D6) > 8[2,3,3] > 8

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[4,4,4] > 12 #2 (3D6) > 7[3,3,1] > 7 #3 (3D6) > 7[2,2,3] > 7 #4 (3D6) > 9[3,4,2] > 9 #5 (3D6) > 8[5,2,1] > 8

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] 若宮 イヴ : 教えます!

[メイン] 金剛 : 教えるデース!

[メイン] ココ : 教えるよ小松くん

[メイン] 今川雷蝶 : 教えるわよ!

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 若宮 イヴ : 出陣です~~~~~~!!

[メイン] ココ : 出航だァ~~~~~!!!

[メイン] 今川雷蝶 : 出航〜〜〜〜!!!!!!

[メイン] 金剛 : 出航デ~~~ス!!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「阿煮町」

[メイン] GM : 始まります

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 旅行といったらやはり温泉。安心安全、国内のお風呂でのんびり過ごすひと時はきっと最高だと誰もが知っていることだろう。
ありきたりではあるが、あえて温泉一本で通すのも悪くない。日本人だもの。

[メイン] GM : さて、旅行者たち現在は2泊3日旅の移動の真っ最中だ。
××県の阿煮町(あにまち)にある旅館へ向けて車を走らせている。

[メイン] GM : 移動中は各自ワチャワチャしたり行き先の話で盛り上がるだろう。

[メイン] 若宮 イヴ : 窓から見える景色に興味津々なのか、べったりと手をつけながら目を輝かせるは、白銀の髪を持つ、フィンランド人とハーフの少女。イヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「どんどんオクユカシな光景に変わっていってます!」

[メイン] ココ : 車内の中、ハンドルを握りするすると旅館までの道程を進めていくのは、全身タイツの青年ココ。

[メイン] ココ : 「こういうのは初めてかい? イヴちゃん」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!はじめてです!」
にっこりと、溌剌とした元気な声で、バックミラー越しにココへ笑顔を見せるイヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「このたびは!イヴをこのような貴重な温泉街旅行へ連れていってくれて、ありがとうございます!」

[メイン] 金剛 : 「都会の喧騒から離れた素敵な一時…たまらないデース…イヴも楽しんでいってください!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「……奥ゆかしい…のかしらね、この景色」

[メイン] 若宮 イヴ : 可愛らしい声から繰り出される口調は、どこかイントネーションが古風にも感じるような、不思議なもの。

[メイン] ココ : 「そうだね、こういう機会は中々無いから全力で楽しむと良いさ。ボクとしても温泉街の美食が楽しみだ……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!たくさん楽しみたいと思います!金剛さんもありがとうございます!」
にっこりと屈託のない笑顔。

[メイン] 今川雷蝶 : 珍妙な喩えに首を捻りながら
助手席のスペースを見事に埋め尽くす巨漢が唸る

[メイン] 若宮 イヴ : 「美食!美食というとやはり!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ワショクですか!」

[メイン] ココ : 「フフ……そう、和食だよ! お目が高いね」

[メイン] 金剛 : 「食通のココですからネー…センスには期待してますヨー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「日本の美々しい和食の味…アンタにわかるのかしらねぇ?」

[メイン] ココ : 「……と言ったものの、実際あまりこういう体験はあまりないんだ。少し前まで人里離れていたからね。ボクも皆と同じくらい新鮮な気持ちで楽しむよ」

[メイン] 若宮 イヴ : ココの言葉に、嬉しそうに、えへへへっ!と楽しそうに笑いつつも。

[メイン] 若宮 イヴ : 「失敬な!今川さん!イヴは今もなお大和魂を勉強中で、吸収中です!」

[メイン] 若宮 イヴ : ぷんすことほっぺを膨らまし、不平不満を体で表す。

[メイン] 金剛 : 「ホホー…そこまで言うのなら…利き酒大会的なエニシングを向こうでするデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「吸収ってなによ!? 雑草じゃないんだから…!」

[メイン] 金剛 : 「イヴがやれるよう、お酒以外で!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ふうん? つまり格付けってワケ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お酒!ニホンシュ!ショーチューですか?」
金剛へ、これまた興味津々な、キラキラとした瞳。

[メイン] 金剛 : 「そうデース!煽っておいて負けたら恥ずかしいですヨー?」

[メイン] ココ : 「まいったなぁ……ボク酒は弱いんだけど」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いいじゃない!下々と高貴なる武家の差…思い知らせてあげるわ!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「酒は無しよ、イヴはガキだし金剛は金剛で年齢不詳だもの」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお……!つまりこれは、ゴゼンジアイなんですね……!」
何かを勘違いしているのか、きりっと眉に力を込め、背筋を整える。

[メイン] 今川雷蝶 : 「もしも職質されたら、警察に説明するのは麿なんだから」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴはブシドーを嗜んでいるので、きっと大丈夫です!」

[メイン] 金剛 : 「面倒毎は任せるデース!」

[メイン] ココ : 「大人になってから分かる味というのもあるのさ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ったく…ガキみたいにはしゃいで何言ってんだが…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほら、そろそろじゃないの?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] ココ : 「そうだね。そろそろ──」

[メイン] GM : 車外の景色が徐々に変わっていることに気づいているだろうか?

[メイン] GM : 君たちはすでに温泉街の車道を走行していたようで、都会とは打って変わりレトロな街並みが旅行者たちを歓迎する。まさに浴衣が似合う温泉街だ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「わぁぁぁ~~~~……!」

[メイン] ココ : 「どうだい? いかにも"和"って感じになってきただろう?」

[メイン] 若宮 イヴ : 感嘆の声を漏らし、茶の色が多く塗された、古風な街並みに目を奪われている。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!とーーっても!ワ!です!」

[メイン] 金剛 : 「う~ん…遺伝子に刻まれたワビサビセンスが目を覚ましマース…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「アンタ、遺伝子なんてあったの…」

[メイン] 金剛 : 「あるデース!多分!!」

[メイン] ココ : 「多分……??」

[メイン] 今川雷蝶 : 心底意外そうな声が車内に溢れた

[メイン] 若宮 イヴ : 「さすが金剛さんです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 何を以って流石なのかは置いておいて、イヴは素直に賞賛している様子。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさん!この温泉街では、何があるのでしょうか!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「とっても気になります!温泉まんじゅうでしょうか?それとも、温泉卵?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「温泉ブシドーなんかもあったら、嬉しいですね!」

[メイン] ココ : 「フフ、事前調べによるとちゃんとどちらもある……温泉ブシドー!? それはちょっと、どうかなぁ……」

[メイン] 若宮 イヴ : そんなぁっ!と、ショックを受けた、悲しそうな顔。

[メイン] 今川雷蝶 : 「あるわけないでしょ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「大体何すんのよ…腹でも切るの?」

[メイン] ココ : 運転中だしカーナビのていでいくかな

[メイン] 金剛 : 「温泉まんじゅうの累計ならあるいは…?デース!」

[メイン] ココ : ccb<=90 美食屋でいこう (1D100<=90) > 12 > スペシャル

[メイン] 若宮 イヴ :

[メイン] ココ : !!

[メイン] 金剛 : !!!

[メイン] 今川雷蝶 : !!!

[メイン] GM : ・名物について
この町で美味しいと有名なのは豚肉、蟹、蜂蜜、抹茶だとわかる。

[メイン] ココ : 「ふぅむ……どうやら豚肉、蟹……に蜂蜜抹茶って甘味の類も選り取り見取りだね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「抹茶!あのシブミと、フカミのある……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 目をキラキラ輝かせる。

[メイン] 金剛 : 「私はアイウォント蟹ですネー…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「茶の味がわかるなら……まあ、上等ね」

[メイン] 金剛 : 「苦いの飲めてえらいえらいデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「苦いからって偉い訳じゃねーのよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ!」
嬉しそう。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さんは蟹さんですか!」
両手の指をチョキチョキにする。

[メイン] 金剛 : 「イエース!蟹さん食べたいデース!」
微笑みながら両手をチョキチョキして

[メイン] ココ : 「蟹、良い選択だね。鍋にしてもよし……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いいですね!ジュルリ……私も気になります!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「さっ そろそろ宿取るわよ」

[メイン] ココ : 「っと、この辺りかな……」カーナビがぴぴっと

[メイン] 今川雷蝶 : 「そこから地図を見て予定を立てて……ああ、もう着いたのね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お見事な先明の見です!」

[メイン] GM : そして目的地である「旅館 まねきねこ」に到着するのだった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 午後16時。旅行者たちは無事旅館へ到着した。各々荷物を持ち、旅館の入り口を目指すと。

[メイン] 女将 : 「本日は”旅館 まねきねこ”にようこそお越しくださいました。女将の倉内でございます」

[メイン] 女将 : 旅館の女将が丁寧にお辞儀をしてにこりと微笑んだ。

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、良きにはからってちょうだい」

[メイン] ココ : 「これはご丁寧にどうもありがとう」

[メイン] 金剛 : 「いい部屋を頼むデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はじめまして!フツツカモノではありますが!3日間よろしくお願いします!若宮イヴと申します!」
ぺこり、と少し世間一般的な挨拶とはズレた様で、同じく御辞儀。

[メイン] : 「お荷物お持ちします」と従業員たちが旅行者たちの荷物を運びたそうにしている。

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら、このくらい平気……」

[メイン] ココ : 「おや、結構だよ。この通り鍛えてるからね。雷蝶のもボクが持とうか?」

[メイン] 今川雷蝶 : と告げた所で
確かに荷物は預けた方が良い事を悟る
何故なら、各々部屋に持ち込むにしろどうしても通行の点で邪魔が出てしまう

[メイン] 金剛 : 「親切は受け取るのが礼儀デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なるほど!郷に入っては郷に従え、ということでしょうか!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いえ、それよりも荷物を運んでもらって 麿達は旅行を続けましょ」

[メイン] 金剛 : 「ありがとうデース!ちょっとだけ重いので気を付けて下サーイ!」
以外にシックな、落ち着いた色合いの荷物を一人勝手に委ねる

[メイン] ココ : 「ふうむそれもそうか。オーケー、よろしく頼むよ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「アンタらね…ロビーではしゃぐんじゃないわよ…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「では従業員さん!私のお荷物もよろしくお願いします!」
にこっ!と笑い、感謝を伝えながら、キャリーケースの持ち手を委ねる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!」
拳を掲げ、返事。わかりました!の意 ……であると思う。

[メイン] : 了承するなら「かしこまりました」と言って、丁寧に荷物を運ぶ。

[メイン] 今川雷蝶 : 「おバカ!困らせるんじゃないの!」

[メイン] ココ : 「ふふ、まあ微笑ましくていいじゃないか」

[メイン] 若宮 イヴ : キョロキョロと旅館の中を見渡し、古風な造りをたくさん目に焼き付けるのに夢中な様子。

[メイン] GM : レトロ調でしっかりした作りの旅館だ。
浴衣を着た男女が出入り口から出てくると、女将は「行ってらっしゃいませ」と挨拶を交わす。宿泊客の表情からも満足感が伺える。

[メイン] GM : 長寿とはいえ綺麗な内装で、床や天井、柱の木目からあたたかい印象を受ける。
ロビーを見渡すと宿泊客がソファや土産コーナーなど、各々ゆったり満喫している様子が伺える。

[メイン] 女将 : 「フロントはこちらになります」

[メイン] GM : 女将はフロントでチェックインをするように促している。
荷物は各個人の近くにそっと置いてくる。

[メイン] ココ : 「……良い旅館のようだね? オーラの色が澄んで見える」

[メイン] 金剛 : 「おー…オカルティズムかなんかデース…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!広々としていて、落ち着けます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさん!チェックインしている間、少しだけお土産屋さんに見に行ってもよろしいでしょうか?」

[メイン] ココ : 「フフ……どうかな? 確かに僕は占いもできるけれど……うん、落ち着ける空間だね」

[メイン] 金剛 : 「落ち着ける空間と言うことには同意デース!」

[メイン] ココ : 「いいよ、ゆっくり見ておいで」

[メイン] 若宮 イヴ : 「わ~い!ありがとうございます!」
ぺこ、と行儀よく御辞儀をし、とてとてとお土産コーナーへと向かっていく。

[メイン] 若宮 イヴ : こういうのは、帰りに寄るものなのだが、目についてはやはり気になってしまうのが、人間の性というもの。
こと、イヴに関しては和風な空気をもっと吸いたいため、並んである商品を見ずにはいられなかったというのもある。

[メイン] 今川雷蝶 : 「ふぅ…他のお客さんに迷惑かけんじゃないわよ」

[メイン] : 「4名様でご予約の今川様ですね。本日はまねきねこにお越しいただきありがとうございます。ご著名お願いいたします」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、それじゃサラサラさらりと…」

[メイン] 今川雷蝶 : どうやら雷蝶は処理を済ませた後
ロビーで休憩するつもりらしい

[メイン] : 「はい、ありがとうございます。お部屋の番号は207、208でございます。4名様でお部屋は2部屋ご用意いたしましたので、2人ずつのお部屋になります。ではお部屋の鍵をお渡ししますね」
チェックインを済ませると従業員は部屋の番号を教え、部屋の鍵を渡してくれる。

[メイン] 金剛 : 「むむ…なかなかに達筆デース…」
横から見ていて、小声でつぶやく

[メイン] ココ : 「まるで古い歴史書の一筆のようだね……」

[メイン] 女将 : 「本日のご夕食は午後18時からになります。お時間になりましたら、1階ロビーを通りまして右の食堂へお集まり下さい」

[メイン] 女将 : 「浴衣はお部屋にサイズごと分けてございます。お好きなものをご着用ください」

[メイン] 金剛 : 「なるほどなるほど、遅刻しないように気をつけマース!」

[メイン] ココ : 「……この様子だと一度夕食まで解散かな?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「至れり尽くせり……ん、そうなりそうね」

[メイン] 女将 : 「大浴場は1階のロビーを通りまして左奥にございます。大浴場のお風呂は日替わり担っておりまして、本日のお風呂はローヤル風呂でございます」

[メイン] 今川雷蝶 : 「麿は休憩するわ、車の中でじーっとしてたせいで体凝っちゃって…」

[メイン] 金剛 : 「私はとりあえずイヴを待ってから考えるつもりデース?」

[メイン] 女将 : 「もし普通のお風呂をご希望でしたら最上階にあります、露天風呂の予約ができますがいかがされますか?」

[メイン] 金剛 : 「ンー…折角だしイヴに絶景を見せてあげたいですネー…とりあえず二人分お願いするデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「露天風呂…興味あるわねぇ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…じゃ、麿はその後でいいわ」

[メイン] ココ : 「……ボクも予約しておこう」

[メイン] 女将 : 「はい、では露天風呂の希望時間はありますでしょうか?只今ですと18:00〜22:00の間で予約が可能です」

[メイン] 今川雷蝶 : 「じゃ、金剛→麿→ココの順として…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いつ頃にする?」

[メイン] 金剛 : 「さりげなく最後にされてますよココ」
袖をつんつんして

[メイン] ココ : 「……うっ、まあボクは体質もあるし仕方ないか」

[メイン] 若宮 イヴ : 「露天風呂!」
後ろから、お土産コーナーから帰ってきたイヴの声。

[メイン] 今川雷蝶 : 「そういう事」

[メイン] 金剛 : 「あっ、帰ってきた帰ってきた」

[メイン] ココ : 「おかえりイヴちゃん、楽しめたかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!若宮イヴただいま戻って参りました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「とっても楽しめました!おかげで、お腹もぺこぺこになっちゃいました!」
てへへ、と少し恥ずかしげに、眉をハの字にさせながら。

[メイン] 金剛 : 「それはよかったデース!」

[メイン] ココ : 「フフ、それはよかった。今ちょうど露天風呂の予約中なんだけど……どの時間帯が良いとかあるかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「先陣を担うはモノノフのツトメです!一番を希望しちゃいます!」

[メイン] 金剛 : 「18~22ですけど…18時から食事ですし…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なら予定通りね…」

[メイン] 金剛 : 「20くらいにするネー?」

[メイン] ココ : 「なら有難く殿を務めるとして……そうだね、丁度良いと思うよ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「それが良さそうね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!そうしたいと思います!」
元気よく返事をして、頷く。

[メイン] 金剛 : 「お待たせしたデース!その順で一時間ずつとかで…お願いするネー!」

[メイン] 女将 : 「はいかしこまりました。20時〜22時まで利用可能となります。それではお時間になりましたら最上階にあります露天風呂の2、3番へ、お越しください」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへ!楽しみですね!露天風呂!」
にっこりと屈託のない笑顔で金剛に。

[メイン] 金剛 : 「ンー…屋上からの絶景…今から楽しみネー!」
イヴに向けて微笑み返しながら

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!いっぱいマンキツしたいと思います!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさんも今川さんも、チェックインやってくださりありがとうございました!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「じゃ、よろしく」

[メイン] ココ : 「どういたしまして」

[メイン] 今川雷蝶 : 「後、ココ…こっちのターバン男は毒の出汁が出るから 掃除の時気をつけてね」

[メイン] 今川雷蝶 : 必要事項を伝えるとその場を後にする

[メイン] ココ : 「うぅ……普段は大丈夫だよ……。お酒さえ飲まなければ……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「きっとココさんなら大丈夫です!ブシですから!」

[メイン] 金剛 : 「大和魂があるなら毒なんかに負けないですからネー…」

[メイン] 金剛 : 「きっと被害は出ないデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「さっきからフラグにしかなってねえんだよ!!」

[メイン] ココ : 「……なんなら、試してみるかい雷蝶? "大和魂"を……フフ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほう…?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「麿と飲み比べでもしたいってわけ?」

[メイン] ココ : 「ちょうどお誂え向きに『卓球ルーム』があるじゃないか」

[メイン] ココ : 「今日こそ雌雄を決する……というのは?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!!!」

[メイン] 金剛 : 「!!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「あの、卓球!温泉旅館で、皆さん欠かさずやるという噂の、あの!」

[メイン] 若宮 イヴ : 目をキラキラさせ、ココと今川の両雄を見比べる。

[メイン] ココ : 「お風呂上りを楽しみにしておくよ? フフッ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いいでしょう…挑戦ならいつでも受けて立つわよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「これが……ブシとブシの、ハタシアイなのですね!金剛さん……!」

[メイン] 金剛 : 「ええ。これは…どっちが勝つか見物デース…」

[メイン] 金剛 : 「見逃せないネー!絶対一緒に見るデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!楽しみです!ワクワクします!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そういえば……温泉街に来る途中、浴衣の人をたくさん見ました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私も着てみたいです!浴衣!」

[メイン] 金剛 : 「部屋にいっぱいあるらしいデース!」

[メイン] 金剛 : 「一緒に見に行くネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!是非!」

[メイン] ココ : 「あまりロビーで駄弁っているのも邪魔になるし……ひとまず部屋に行こうか」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そうね、じゃ。麿先に行ってるわよ」

[メイン] 女将 : 「どうぞごゆっくり」
女将に見送られ、君たちはその場をあとにする。

[メイン] 若宮 イヴ : るんるん♪と楽しそうに、鼻歌を唄いながら、エレベーター前へと向かうのだった。

[メイン] 金剛 : デスデースと楽しそうに、年甲斐もなくうきうきしながら共に消えていった

[メイン] ココ : 表情を柔く笑みながら、巨体の青年もまた消えて行った。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 鍵を開けると広がるのは畳の香りだ。
広めの空間にテーブルと座布団椅子。

[メイン] GM : 入って右の襖(ふすま)を開けると、和室から途端に洋室の空間が広がった。
こっちの部屋にはベッドが二つあり、布団以外でも眠れるようだ。

[メイン] GM : 和室の部屋に戻り障子の先を見ると、向かいあわせで小さなソファが二つ、その間にテーブルが一つ置いてある。温泉街を見下ろす風景をバックにゆっくり語らうことができそうだ。
冷蔵庫やポット、テレビ、洗面所、トイレ、フロントへの固定電話、金庫などもある。

[メイン] GM : 和室の棚を開けるとハンガーなど、服を収納できる棚のようだ。さらに浴衣やバスタオルが並べて置いてある。
左から順にS、M、L、LLだとなんとなくわかる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「わぁぁぁ~~~……!見てください金剛さん!」
目を輝かせながら、広がる質素で、和風な造りの部屋にときめく。

[メイン] 若宮 イヴ : 鼻腔を通り抜けるは、畳の香り。
こういったものに触れる機会の少ないイヴにとっては、貴重な体験だった。

[メイン] 金剛 : 「素晴らしい和テイストネー…」
イヴとは違い日本の家屋はよくよく見知っているものの、それでもこれほど優れた者は珍しい

[メイン] 金剛 : 「畳の匂いっていいですよネー…落ち着きマース…」
はしたなくも畳みに寝転ぶ

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!とっても分かります!心が澄んでいくような……そんな気持ちになれます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「あ!それいいですね!では私も!えへへ!」

[メイン] 若宮 イヴ : ごろん、と金剛の横に並ぶように寝転び、畳の感触を楽しむ。

[メイン] 金剛 : 「ふー…長い間車に乗ってたから…半端ない安らぎデース…」

[メイン] 金剛 : 「イヴくらい若いと全然疲れないネー…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「?」
きょとん、とした顔。

[メイン] 若宮 イヴ : 「あはは!面白いことを言いますね金剛さん!」
冗談と受け取ったのか、笑いながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さんと私、そんなに歳離れてないじゃないですか!」
金剛の頬で手を伸ばし、ぷにぷにと触る。

[メイン] 金剛 : 「ん……」
と、少し思案したものの

[メイン] 金剛 : 「確かにそうネー!老け込むにはまだ早すぎるデース!」
イヴの頬を突き返して無邪気に笑う

[メイン] 若宮 イヴ : 「キャ~~~~~!あはははは!」

[メイン] 若宮 イヴ : じゃれ合いながら、楽しそうに笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 車内で長時間ずっと同じ姿勢であったにも関わらず、特に疲れがあるような様子ではなく、むしろ元気が有り余っているようだ。これが、現役の女子高生。

[メイン] 若宮 イヴ : 「フフフ!夜に枕投げも、やりましょうね!」

[メイン] 金剛 : (ふ、二人で枕投げを…!?いやいや、ここで躊躇うのは…心が老いてマース!)

[メイン] 金剛 : 「やるデース!隣の二人が寝れないくらいの勢いでやりますヨー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへ~~!約束ですよ!また楽しみが一つ増えちゃいました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 無邪気な、純粋な笑顔で、ワクワクするイヴだった。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おっと!いけません!目的を忘れてましたね!浴衣です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「浴衣を着て、お外に出て!街をブラブラしましょう!金剛さん!」

[メイン] 金剛 : 「行き当たりばったり旅情…旅の醍醐味ネー!」

[メイン] 金剛 : 「そうと決まればちゃっちゃと着るデース!」
自分に合ったサイズの浴衣を急ぎ取り出して

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!」
わかりました!の意で使っている。

[メイン] 若宮 イヴ : 「わっしょい!」

[メイン] 若宮 イヴ : 浴衣……と思わしき、いや、多分法被だろう。
でも本人は、お洒落な、日本の味に溢れた特別な浴衣だと思い、着ている。

[メイン] 金剛 : 「お、オー…」
はてさて、なんと声を掛けたものか

[メイン] 金剛 : 「とっても似合ってマース!可愛いネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ!嬉しいです!ありがとうございます!」

[メイン] 若宮 イヴ : にっこり!それはそれは嬉しそうな表情で笑う。

[メイン] 金剛 : 「ただ…そのぅ…」

[メイン] 金剛 : 「他のお浴衣とか…入ってなかったデース…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!たくさんありました!ですが、これが可愛いと思ったので!」

[メイン] 若宮 イヴ : ふんすと鼻を鳴らしながら、自信たっぷりに。

[メイン] 金剛 : 「ンー…それはお祭り用なので…郷に入らばメソッド的にはちょっとなんですが…でも、そうネー」

[メイン] 金剛 : 「それが可愛いと思ったのなら、私も法被を着て出るデース?」

[メイン] 金剛 : 「着たいものを着るのが一番デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!是非ともご一緒にしましょう!金剛さん!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お揃いだと、イヴも嬉しいです!」

[メイン] 金剛 : 「わかったネー!一人ならともかく、二人で法被を着てたらそれはそれでそういう集まりに見えるはずデース!!」

[メイン] 金剛 : 半ばやけくそで、浴衣を脱ぎ捨てて法被を着る

[メイン] 金剛 : 丈が…短い!

[メイン] 若宮 イヴ : 「わあっ!」
イヴも目を見開いて、着替え終わった金剛を見る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「とっても、ダイタンフテキ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……これが……これが!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ヤマトナデシコなのですね!」

[メイン] 金剛 : (そ、そうデース…?絶対違うネー…)

[メイン] 金剛 : 「た、確かにその通りデース!」

[メイン] 金剛 : 「最高のヤマトナデシコが!最高のワビサビを見せてあげマース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「キャ~~~~~!楽しみです!!」
黄色い声。キラキラとした、尊敬の眼差しを金剛に向けるのだった。

[メイン] 金剛 : 「Let's Go!ネー!」
イヴの手を引いて部屋を出ようとする

[メイン] 金剛 : 旅の恥は…掻き捨てデース!最高の思い出を作るネー!と決意をしながら

[メイン] 若宮 イヴ : 「いざ参るです!」
手を引かれ、浮かれた気分のまま、金剛の腕に抱き着き、楽しそうに声を弾ませながら外に向かうのだった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 77

[メイン] 若宮 イヴ :  

[メイン] 若宮 イヴ : 外を出て、赤色の木製の端を渡り、年季の入った木の感触を楽しみつつ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「すぅ~~~~……はぁ~~~~!」

[メイン] 若宮 イヴ : 目を閉じ、深く、深呼吸をする。

[メイン] 若宮 イヴ : 「これが……温泉街、なのですね!金剛さん!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ドクトクな香りがして……これも、フゼーがあります!」

[メイン] 金剛 : 「確かに…フゼーですネー…」

[メイン] 金剛 : 「色んな食べ物やお風呂やらなんやらの匂いが混じっていい匂いがして…」

[メイン] 金剛 : 「わくわくと食欲が刺激されマース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅぅ~~~……そうですね……」
きゅるる、とまたお腹の虫が小さく鳴ると、顔を少し赤くする。

[メイン] 若宮 イヴ : 「さっきも、お土産コーナーに並んでいた、たくさんの美味しそうなクッキーを見て、お腹が空いちゃって……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「あと1時間半でお夕飯なのに、イヴはツミビトなのです……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「何か食べてみたいと思ってしまう、イケナイ子です!」

[メイン] 金剛 : 「ふっふっふ…イヴ!」

[メイン] 金剛 : 「旅行に来た以上…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……!」

[メイン] 金剛 : 「お店で美味しいものを食べ歩くのは最早義務デース!」

[メイン] 金剛 : 「私もお腹ペコペコデース!一番美味しいものを探すネー!」
そう言うと、店を物色しながらさらに足を進めようとする

[メイン] 若宮 イヴ : 「!!!!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なるほど……!それが、作法なのですね……!リューギなのですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうであれば……私も、咎める必要も、ありませんね!」
元気に戻り、気合の入った表情になる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私もお供します!」
金剛の横に着いていって、すっかりご機嫌になる。

[メイン] 若宮 イヴ : 橋を曲がったところで、揚げ物の香りが鼻腔に入ってくる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……くんくん!この匂いは……なんでしょうか?」

[メイン] 金剛 : 「美味しそうな…揚げ物の香り…」

[メイン] 金剛 : 「期待大デース!この大物を逃しちゃいけませんヨー!」

[メイン] 金剛 : そう言い匂いの元を辿り行く

[メイン] 若宮 イヴ : 「! 好機、ということですね!いざ!」

[メイン] 若宮 イヴ : しゅたた!と、軽やかなステップで着いていく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「これは……コロッケ屋さん!」

[メイン] 金剛 : 「甘くて美味しいお芋デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお!それにお店もどこか……こう……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「歴史を感じるような……そんな佇まいですね!」

[メイン] 金剛 : 「長いことやっていけてるお店…間違いないネー!」

[メイン] GM : ・昔ながらのコロッケ 
開店から5時間で完売する人気店。10時から5時間はかっておこう。

[メイン] : 「はいらっしゃい何がいい?」

[メイン] GM : 昔ながらのコロッケ(¥150)、コーンコロッケ(¥160)、キャベツメンチカツ(¥180)、ヒレカツ(¥180)、ソース豚カツ(¥200)

[メイン] 若宮 イヴ : 「はじめまして!わあっ!たくさんの種類がありますね!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「店員さん!このお店のオススメはなんでしょうか!」

[メイン] : 「こんにちは」
「そうだね~…やっぱり店名にもなってるコロッケがおすすめだねぇ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なるほど……!古来より伝わりし伝統のコロッケ……!」
神妙な表情で、ごくりと唾を飲み込む。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私はそれにします! 金剛さんはどうしますか?」

[メイン] 金剛 : 「やはり…看板メニューが一番強いデース…」

[メイン] 金剛 : 「そうですネー…コーンコロッケも気になってて…」

[メイン] 金剛 : 「ひ、一口だけ貰ったりは…出来ないデース?交換こネー…?」
おずおずと伺うようにして

[メイン] 若宮 イヴ : 「! いいですね!半分こ!素敵です!」
にっこりと笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私は大賛成です!是非ともそうしましょう!旅は道連れ世は情けです!」

[メイン] 金剛 : 「やったデース!じゃあ、そういうことで普通のとコーン一個ずつお願いするデース!」

[メイン] 金剛 : 「期待で胸が膨らむネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!胸がドキドキ言ってます!」

[メイン] : 「はいよ」
商品を袋に包み手渡してお代をもらう。

[メイン] : 「はいちょうどね」

[メイン] system : [ 金剛 ] Money : 16569 → 16409

[メイン] : 「お嬢ちゃんたち観光客だろ?かわいいからメンチカツ1個おまけね、ありがとう」

[メイン] 金剛 : 「…!ありがとうデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「わっ!?良いんですか!?」

[メイン] : 「いいよいいよ。楽しんでもらえばこっちも嬉しいからねぇ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ありがとうございます!ご厚意、痛み入ります!」
ぺこり!とお辞儀をして感謝を伝えると。

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへ!優しい店主さんですね、金剛さん!」

[メイン] 金剛 : 「とっても胸が温まるネー…」

[メイン] 金剛 : 「折角のご厚意ヨー…一番美味しいあったかい内に食べるデース!」

[メイン] 金剛 : そう言うと、コーンコロッケにまずは一口かじりつく

[メイン] 若宮 イヴ : 「御意です!しっかりとアツアツのまま、いただきます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 同じく、昔ながらのコロッケをひと齧り。

[メイン] 若宮 イヴ : 「あふあふあふっ!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 出来立てコロッケなため、衣も、中のジャガイモも熱を帯びていた。
口を開け、空気を入れながら、熱がるイヴ。

[メイン] 金剛 : 「甘い、コーンがみっちり、衣もさくふわ…」
と至福に至るも

[メイン] 金剛 : 「おっとぉ!?気を付けて食べるネー!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はふはふー!はひぃ~……!ほっへほ、あふいれふ……!!」

[メイン] 若宮 イヴ : ちょっと涙目になりながらも、それでももぐもぐと食べて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ごっくんっ!……はふぅ~~、ごろっとしたジャガイモが中にあって、噛むとほぐれて……大地の味が染み渡るようで、とっても美味しかったです!」

[メイン] 金剛 : 「こっちのもすごいですヨー!本当にコーンがぎっちり詰まってて、食感も味も最高デース!」

[メイン] 金剛 : 「ささ、一口…どうデース?」
コーンコロッケをイヴの方に差し出して

[メイン] 若宮 イヴ : 「わっ!では是非とも!失礼して……いただきます!」

[メイン] 若宮 イヴ : ひと口齧り、もぐもぐと咀嚼すると、顔色が幸せ色に染まっていく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ん~~~~!これまた美味です!ジャガイモのふかふかお布団に、コーンのつぶつぶ感がハーモニーを奏でてます!」

[メイン] 若宮 イヴ : とろけそうなほっぺを支えるように、幸せを噛みしめるようなポーズで、にっこりとご満悦に笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ではでは!金剛さん!こちらの昔ながらの!職人さんの努力の結晶を!是非とも!」

[メイン] 若宮 イヴ : 眉をきりっと上げながら、金剛が食べやすいようにコロッケを差し出す。

[メイン] 金剛 : 「じゃあ…遠慮なくいただくデース!」

[メイン] 金剛 : 差し出されたそれに口を伸ばし、大きく一口明けて噛む

[メイン] 金剛 : 確かにおおきなおおきなジャガイモだ

[メイン] 金剛 : だが、大きなままであるというのにとても柔らかく口の中でとろけるようでいて…

[メイン] 金剛 : 「これは……人間国宝級デース!!!」

[メイン] 金剛 : 「大きいままなのにこんなに柔らかく甘いなんて…信じられないネー…」

[メイン] 金剛 : 「これはもう達人を超えて神業の域デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : こくこくこく!と、賛同するように頷く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうですよね!私もそう思います!」
同じ気持ちを分かち合えていることにも喜びながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「それに、素敵な表現です!国宝!いいですね!」

[メイン] 金剛 : 「この美味しさは、それくらいじゃないと表現できないデース…!」

[メイン] 金剛 : 「さてさて、おまけで頂いたメンチカツも…」

[メイン] 金剛 : 「最初の一口を…どうぞデース!」

[メイン] 金剛 : そう言ってイヴの方へ差し出す

[メイン] 若宮 イヴ : 「わっ!?よろしいんですか!?うぅぅ~!申し訳ないですが、でもいただいちゃいます!」

[メイン] 若宮 イヴ : ぱくっ!と、小さく頬張ると……目がくわっと光る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「こ、これは!肉汁が一気に、お口の中に広がって、す、すごいです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「まるで私の口の中が温泉になっているみたいです!お肉も美味しくて、大満足です!」

[メイン] 金剛 : 表情豊かなイヴの楽し気なコメントをほほえましく眺めつつ

[メイン] 金剛 : 「口の中が温泉みたい…ですかー」

[メイン] 金剛 : 「流石は温泉街の名物と言うだけはありますネー…おしゃれなワビサビ表現デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ、そうでしょうか?照れてしまいます!」
嬉しそうに、小恥ずかしそうに頬を赤らめながらも、笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ではでは、金剛さんも!私だけ楽しんでは、ブシドーの名が廃るというものです!」

[メイン] 金剛 : 「じゃあ私も…遠慮なく!」
これまた勢いよく、熱さを恐れもせずに噛り付いた

[メイン] 金剛 : 肉の味が…濃い!

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおっ!」
その勢いに感服したのか、声を漏らしながらも、金剛の様子に目が離せないまま。

[メイン] 金剛 : 灰汁やらなんやらのような不純さはなく…肉のうまあじだけが濃厚に包まれている…!

[メイン] 金剛 : 「こ、これも…」

[メイン] 金剛 : 「美味しいデース!」

[メイン] 金剛 : 「確かに噛むたびおいしいおいしい肉汁が口の中であふれて…まさに温泉みたいネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふふふっ!そうですよね!わかってくれましたか!」
にっこりと笑いながら、楽しそうに、うんうん!と頷き。

[メイン] 若宮 イヴ : 「やっぱり金剛さんの、全力投球な感想は聞き応えがあります!私も、見習わなくちゃですね!」

[メイン] 金剛 : 「これを温泉と評するのは、センスが尋常のものではないネー…天才デース?」

[メイン] 金剛 : 「ふふふん、私もイヴの感想は好きネー…だから!」

[メイン] 金剛 : 「もっともっと色々一緒に巡るデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅぅ、そんなに褒められちゃいますと、顔が熱くなってしまいます……!」
恥ずかしそうに、顔を手で覆いつつも。

[メイン] 若宮 イヴ : 「! はい!もっとたくさん巡りたいです!」
ぱああ!と顔が明るくなり、にっこり笑顔で、金剛の手を取る。

[メイン] 金剛 : 「おばちゃ~ん!コロッケもコーンコロッケもメンチカツも!」

[メイン] 金剛 : 「本当に美味しかったデース!ありがとうネー!!」
余ったもう片方の手を振り、礼を告げる

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!私からも!とーーっても美味しかったです!ありがとうございました!」

[メイン] 若宮 イヴ : ぺこ!と、再度店員さんに御辞儀をする。

[メイン] : ニコリと笑顔で2人を見送る。

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の手を握りながら、ブランコのように、ゆらゆらと揺らし、街を歩く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「次はどこに行きますか!あそこもいいですし……あのお店も素敵ですし!迷ってしまいます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 忙しなく、この温泉街の光景を目に映しながら顔を動かす。
どこもかしこも、イヴにとっては素敵が詰まっている景色だから。

[メイン] 金剛 : 「そうネー…お腹の容量もあるから…」
ほんの少し、イヴより高い背から街並みを見渡して

[メイン] 金剛 : 「あっ!あそこに、生乳店があるデース!」
揚げ物を食べた後に、ちょうど欲しくなるものを見つけた

[メイン] 金剛 : 「揚げ物の後だと…ちょっと飲みたくないデース?」
イヴの意見を伺う

[メイン] 若宮 イヴ : 「牛乳!」
キラン!と瞳に星が灯される。

[メイン] 若宮 イヴ : 「いいですね!このまったりとした中で飲む牛乳は、きっととっても美味しいです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「それに、金剛さんの言う通り、揚げ物のあとの牛乳は、私も最高だと思ってます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いい案です!イヴは大賛成です!」
ふんす!と鼻を鳴らしながら、元気に応える。

[メイン] 金剛 : 「では…早速行くデース!」

[メイン] 金剛 : 「こっちの牛乳はどんな味がするんでしょうネー?わくわくデスネー!」
イブと繋いだ手を、より大きく揺らしながら生乳店の方へと真っ直ぐ向かう

[メイン] 金剛 : 「さてさて…ここも悪く無さそうな店構えですが…」

[メイン] 金剛 : 「入ってみないと分かりませんネー…行くデース!」
イヴを伴って入店する

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!御意です!」
金剛に合わせるように、イヴもぶんぶん!と元気に腕を動かしながら、返事。

[メイン] 若宮 イヴ : 「どこまでも着いて参ります!」

[メイン] GM : [小さな生乳店]
胸の大きい女性と眼鏡をかけた男性夫妻が経営している。
ミルクを使ったものがいっぱい。おすすめは蜂蜜ヨーグルト。

[メイン] : 大量のミルク瓶を運ぶお姉さんがいる。
「どうもいらっしゃい。ゆっくり見てくださいねー。生乳入荷しましたーよかったらどうぞー」

[メイン] : 奥にも店員らしき男性がお客にレジで会計している。
「いらっしゃいませ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はじめまして!」

[メイン] 金剛 : 「!?」

[メイン] 金剛 : 「は、はじめましてデース!」
元気と愛想の良さは…全てを解決する!

[メイン] 金剛 : 「なんとも美味しそうな牛乳ですネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ですです!いっぱいのミルク瓶です!」

[メイン] GM : ・生乳商品
ミルク瓶(生絞りだけあって美味い!栄養満点)¥120
ミルクコーヒー(ほろ苦くて甘い。ちょうどいい甘さ)¥130
抹茶ミルク(見た目は綺麗な黄緑と白のマーブル瓶。ちょうどいい甘さ)¥130
濃い練乳(どのスイーツにも合う甘さ。チューブタイプでコク深い味)¥300
いちごの練乳がけ(練乳は生乳店の自家製。カップで渡してくれる)¥380
生乳チーズ(持ち歩いて食べれる。濃厚な味わい)¥300
阿仁まるベビーチーズ(ベビーというものの大人も喜ぶ美味しさ。動物の形)¥290
*蜂蜜ヨーグルト(店員おすすめさっぱりした甘さ。朝に食べたいお味)¥400
蜂蜜レモンパイ(添えられた生クリームが自家製。一切れずつ買える)¥390
ミルクパン(外はサックリ、中はまろやかな味わいのパン。牛の形。)¥300
ミルクペースト(お子様に人気のジャム。朝食のパンのお供にどうぞ)¥360
生乳バター(お料理やパンにどうぞ。なかなかのクオリティ)¥500

[メイン] 金剛 : 「色々な商品を取り扱っているみたいですが…見るデース…イヴ」

[メイン] 金剛 : 「蜂蜜ヨーグルトというのがここのおすすめらしいデース!」

[メイン] 金剛 : 「私は聞いたこともないので気になりますネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふむ……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「たしかに、私も飲んだことありません……それに、蜂蜜はこの街の名物らしいですし、とても気になります!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「どんなお味がするのでしょうか!」

[メイン] 金剛 : 「その答えは注文の中にしか、ワクワクの中にしかないデース!」

[メイン] 金剛 : 「私はそれを食べるネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いいですね!では私も同じものを頼みたいです!さっきみたいに、違う商品を買って分け合うのもいいかもですが……ここは、やはり!」

[メイン] 若宮 イヴ : キラン!と、再び目が輝く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「贅沢に!一気に味わうのもまた、乙だと思うのです!」

[メイン] 金剛 : 「うむ、その意気やよし!デース!!」

[メイン] 金剛 : 「蜂蜜ヨーグルト二つお願いするデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「でーす!」

[雑談] system : [ 金剛 ] Money : 16409 → 16009

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の真似をするように、すっかり懐いている。

[メイン] : 「はーい!かしこまりました~」
レジにお代を支払うと、お姉さんが蜂蜜ヨーグルト2つを2人の元へ持ってくる。

[メイン] 金剛 : 「ふんふむ…色合いもなかなかお見事な黄金色デース…」
神妙な表情で

[メイン] 若宮 イヴ : お洒落なことに、そのヨーグルトは牛乳瓶のような容器に入っていた。
白色の上に塗された、どろりとした黄金色の蜂蜜は、綺麗な硝子細工のようだった。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!それに、可愛らしいです!手のひらサイズなのがまた、オクユカシです!」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴもるんるんと、ご機嫌な様子で、目を輝かせながら蜂蜜ヨーグルトを見て楽しんでいる。

[メイン] 金剛 : 「この一種の芸術品にスプーンを突き立てるのも名残惜しいですが…」

[メイン] 金剛 : スプーンを手に持ってはいるものの、もう少しこれを眺めていたいというように逡巡した様子を見せつつ

[メイン] 金剛 : 「けど…こういうのは食べてこそデース!」
そう言うと、スプーンで上辺を一掬いして口の中へ放り込んだ

[メイン] 若宮 イヴ : 「ですね!」
こくりと頷く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「礼儀を以って!食べ物に感謝をし……しっかりと、いただきます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 同じく、スプーンで掬い、黄金と白のコントラストを口へと入れる。

[メイン] 金剛 : 「No…これは…」

[メイン] 金剛 : 牛乳と蜂蜜、食べたことはあるものの金剛にとっては食い合わせたことのない二つ

[メイン] 金剛 : 「味の…複雑さ…!?よくわかんないけど…美味しいデース!」

[メイン] 金剛 : 具体的な表現をすることは出来なかったが、とにかく美味い!
それだけははっきりとわかった

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!とっても、フクザツです!これが、日本の『淡い』という文化なのでしょう!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「蜂蜜の甘さが口の中に広まったかと思えば!ヨーグルトの酸味が和らげて……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「少し酸っぱいかと思ったら、塊になっている蜂蜜がまた舌に絡んで、深い甘みを与えて……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「まるで……夜に浮かぶ、月と雲のように!美しさを奏でてます!」

[メイン] 金剛 : 「!!!」

[メイン] 金剛 : 「なるほど…言い得て妙デース…」

[メイン] 金剛 : 「酸味が効いてるところが相互作用の要なのネー…」

[メイン] 金剛 : 「それを見破るとは、イヴの舌は一級品デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ……!そうでしょうか?」
擽ったように、照れながら小さく笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ですが、フクザツさを見抜いたのは、金剛さんもおんなじです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「さすがです!」
にっこりと笑い、純粋な敬意を向ける。

[メイン] 金剛 : 「むぇっ!?」

[メイン] 金剛 : 「え、えへへ…て、照れるネー…」
直球で屈託のない物言いに、面を食らうも気分はよかった

[メイン] 若宮 イヴ : 「フフフ!」
そんな様子に微笑ましそうにし、自然と、金剛の頭を優しく撫で撫でしていた。

[メイン] 金剛 : 「ひゃあっ!?」

[メイン] 金剛 : 急に頭を撫でられたことで飛び退き

[メイン] 金剛 : 「も、もー!揶揄うのはやめるデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おっと!失礼しました!つい!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「でも、金剛さんの珍しいお顔が見れて、そんな姿もなんだか、ヤマトナデシコ!って、思っちゃいまして!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「可愛かったです!」
にこり!と、臆面も無く、直球に、純粋に思ったことを伝える。

[メイン] 金剛 : 「うぅ…」

[メイン] 金剛 : そう言われてしまうと、イヴの純真さを知っているゆえにそれ以上のことは言えず…

[メイン] 金剛 : 「つ…」

[メイン] 金剛 : 「次のお店に行くデース!」
真っ赤にした顔を伏せたまま、今度は礼も言わずに店から飛び出していった

[メイン] 若宮 イヴ : 「わわわっ!まるでお顔が紅葉みたいになってました!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「待ってください~~~~!」
いそいそと立ち上がり、店員さんに再度、ぺこり!と御辞儀をし、金剛の後を追う。

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 58

[メイン] : 「ありがとうございました~!」
にこやかにお姉さんが手を振って2人を見送る。

[メイン] 金剛 : 顔を真っ赤にしたまま道端は歩けないと、生乳店を出てすぐのところにあった店へと駆けこむ

[メイン] 金剛 : 「うう…大人のお姉さんの尊厳がボロボロデース…」

[メイン] 金剛 : 「…?」

[メイン] 金剛 : 顔を見上げて、入った店内を物色してみれば…

[メイン] 金剛 : 「陶芸の…お店ネー…?」

[メイン] GM : [手作り陶芸品屋]
店の前に白猫のツルツルした置物が置かれている。どうやら見たところ手作りのようだ。

[メイン] : 「いらっしゃいませ」
店主は楕円メガネの人のみのようだ。客の年齢層はバラバラである。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ここにいました! ……おや!」

[メイン] 若宮 イヴ : 後ろからイヴも追いつくと、店内の侘び寂びを体現したような、質素な造りに目を見開く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「フフフ!金剛さん、また素敵なお店を見つけましたね!」

[メイン] 若宮 イヴ : にっこりと笑いながら、金剛の両肩に手を置いて、もみもみと労わりと感謝を示す。

[メイン] 金剛 : 「くうっ…!」

[メイン] 金剛 : 冷静に考えてみよう!

[メイン] 金剛 : ここは…受け入れた方がお姉さんっぽいネー!?

[メイン] 金剛 : 立て直すデース!

[メイン] 金剛 : 「そ、そうでしょうそうでしょう!」

[メイン] 金剛 : 「店を出てすぐ、『あっ!このお店は間違いない…』と直感したデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおっ!」
目を大きくさせ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「さすがは金剛さんです!やっぱり頼りになれます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 心の底から、純粋に尊敬の意を込め、にっこりと笑いながら。

[メイン] 若宮 イヴ : それとこれとは別に、無意識に、金剛の頭を撫でてた。

[メイン] 若宮 イヴ : 「えらいです! ………あっ!」

[メイン] 若宮 イヴ : なでなでしていたのに、イヴも気が付き、いけないことをしてしまったような表情になる。

[メイン] 金剛 : 「……」
様々な年齢層のいる店の、衆目に晒された場で頭を撫でられる

[メイン] 金剛 : とても…恥ずかしい!

[メイン] 金剛 : ただ…悪いことをしたような表情を浮かべるイヴを見ていると、ことさらに拒絶するのも悪いような気がして…

[メイン] 金剛 : 「ま、まあ…?」

[メイン] 金剛 : 「撫でたいのなら、撫でてもいいネー?」
受け入れてみせようと…決めたデース!

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」
キラン!と瞳に星空が浮かぶ。

[メイン] 若宮 イヴ : 撫でても良いという許可を貰えたなら……罪の意識も、全部空っぽになる!

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ!ありがとうございます!」
これも、金剛さんの懐の広さ!ヤマトナデシコ!と心の中で思っているイヴ。
ニコニコ!としながら、触り心地が気に入ったのだろうか、なでなでしている。

[メイン] 金剛 : 「むええっ…お、お気のすむまで…存分に…どうぞデース…!」
イヴが撫でやすいように、腰を屈めて頭を差し出す

[メイン] 若宮 イヴ : 「♪~~~」
鼻唄を唄い、上機嫌に、まるで妹ができたように思っているのか、楽しそうに撫でるイヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「あとで、金剛さんにイヴのこと、お姉ちゃんって呼んでもらいたいかもしれません!」
これまた臆面もなく、直球に思ったことを口にする。

[メイン] 金剛 : 「…!?」
さ、流石に…恥ずかしすぎるデース!

[メイン] 金剛 : ええと…ええと…う…ん…

[メイン] 金剛 : 「後で、ですネー…お、折を見て!」

[メイン] 金剛 : 「いいデース!呼ぶネー!」
そう言うとともに、がばりと頭を上げて

[メイン] 金剛 : 「お、お店であんまりこういうことをしていてもあれだからサー…」

[メイン] 金剛 : 「ワビサビ!見るデース!」
顔を赤くしたまま、イヴからは目を逸らし店内の陶芸品に目をやる

[メイン] 若宮 イヴ : 「フフフ!」
楽しそうに微笑みながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい! ……楽しみにしてますねっ」
金剛の言う通り、大衆の目があるので、これ以上騒ぐのは礼節に反するとイヴも感じ、自重しつつも。

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の耳元に、そっと口を近づけると。

[メイン] 若宮 イヴ : 「あとで、ゆっくり♪」
イヴにとっては、約束ですよ!という意を込め、そう囁いた。
実際には、まるでいたずらっ子のような、小悪魔的仕草になってしまうのだが。

[メイン] GM : ワニのお箸(使うとワニがパクパクしているように見える)¥2700
魚の箸置き(生きのよいかわいいお魚)¥2500
犬の箸置き(ふせをしている犬の箸置き)¥2700
水槽コップ(除くと魚が泳いでるように見える)¥3500
カエルの湯のみ(カエルが飛び跳ねるコマ送り漫画のデザイン)¥2800
紫陽花柄の花瓶(寒色と黄色が美しい花瓶)¥5600
星皿(ほしざらと読む。星空のような柄のお皿)¥5000
月見うさぎの置物(臼の部分に小物を置ける。癒される)¥3500
鯨ランプ(中から明かりを灯すと壁に鯨がうつる幻想的なランプ)¥6000
お馬さん文鎮(紙の上などに乗せる重石。コロッとしててかわいい)¥3600
どんぐり笛(どんぐりの形をした首から下げられる笛。「ラ」しか鳴らない)¥2900

[メイン] GM : また壁に張り紙がある。
「オリジナルのお皿が作れる!紙にイラストを描くだけ、簡単!__1枚 1500円 ※焼きあがるまでに多少の時間がかかります」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おや!」
ころっと切り替えると、目に移った興味深いものに顔が向けられて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さん!見てください!アレ!お土産にできそうで、素敵です!」

[メイン] 若宮 イヴ : くいっくいっ!と、金剛の袖を引っ張りながら、張り紙へ指を差す。

[メイン] 金剛 : 「ん、んん~?」
伏し目のまま、袖を引かれた方にある張り紙へと視線を送る

[メイン] 金剛 : 「オリジナルのお皿。たしかに、楽しそうでいいですネー…」

[メイン] 金剛 : 「ちょっと時間がかかりそうだけど…後で取りに来てもヨシ!」

[メイン] 金剛 : 「一緒にやるデース!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!是非ともご一緒に!」
ニッコリ!と笑い、頷く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「食べ物はすぐに、胃の中に消えてしまいますが、お皿なら、きっと未来永劫!ずっと残り続けます!」

[メイン] 金剛 : 「確かにそうデース!」

[メイン] 金剛 : 「かといって木彫りの熊なんかだと、置き場所に困るけどネー…」

[メイン] 金剛 : 「その点もお皿ならバッチリデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!あればあるほど、便利です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お食事のたびに、この旅行のことも思い出せるので、きっと素敵です!」

[メイン] 金剛 : 「すみませーン!お皿を二枚作りたいデース!」
元気よく、店員と思しき方へと声を掛ける

[メイン] : 「おっと…やりますか?今、工房空いてるからできますよ」

[メイン] : 「1枚作るのに1500円頂くのですがよろしいですか?」

[メイン] 金剛 : 「もちろんデース!是非お願いするネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ネー!」
拳を軽く掲げる。

[メイン] : 「わかりました、それでは工房へどうぞ」

[メイン] GM : 工房には机と椅子が並んでいる。机の上には鉛筆や色鉛筆、着彩用の色ペンなどが置かれている。さらに机をよく見ると子供の落書きがたくさん描かれている。

[メイン] GM : 《目星》を振れますね。

[メイン] 若宮 イヴ : ブシドーで代替します!

[メイン] 金剛 : CCB<=90 目星 90 (1D100<=90) > 80 > 成功

[メイン] 若宮 イヴ : ccb<=95 ブシドー (1D100<=95) > 88 > 成功

[メイン] GM : 「おにくをたべたらへんしんしたよ」という落書き文字を見つける。

[メイン] 若宮 イヴ : 「わっ!お子さんの可愛らしい犬や猫の絵がたくさん描いてあります!」

[メイン] 若宮 イヴ : 微笑ましそうに、座った机の様子を見ながら。

[メイン] 金剛 : 「うん…こういうのも、おかしみがあっていいデース!」
目に入った一文は、妙に気に留まったものの言及するには至らず

[メイン] 若宮 イヴ : 「?」
イヴもまた、不思議な文字を見つけ、きょとんとした顔で、小首を傾げつつも。

[メイン] 若宮 イヴ : 今、この場では特にこれ以上気にすることもなく、なんとなしに見かけた程度の、ぼんやりとした記憶の中に消えていくのだった。

[メイン] 若宮 イヴ : 「では金剛さん!どんな絵を描いてみますか!」
キリッ!と眉を立ち上げ、気合を入れる。

[メイン] 金剛 : 「そうネー…」

[メイン] 金剛 : 少しばかり思案して、アイデアをまとめる

[メイン] 金剛 : 「自分の名前にあやかって…金剛石っぽい、幾何学的な模様でも入れてみるデース!」

[メイン] 金剛 : 「絵があんまりうまくなくてもこれなら見栄えしそうだしサー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお!幾何学模様ですか!素敵ですね!どんなものに仕上がるのか、今から楽しみです!」
ニッコリと純粋な笑顔で笑いながら。

[メイン] : 店主が一つ円の描かれた真っ白な正方形の紙を持ってきて旅行者たちに手渡します。
「この円の中に収まるように、お皿の絵柄をご自由に描いてください。焼くと少し色が濃くなりますので、薄めでも大丈夫です」

[メイン] : 「完成しましたら私にお申し付けください。お店の方におりますので」

[メイン] 金剛 : 「ふんふんふふん…」
鼻歌を歌いながら、紙に線を一本一本引いていく

[メイン] 金剛 : 「ところで…イヴの方はどんなお皿を造るネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「フフフ!よくぞ聞いてくれました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 袖をまくると、筆を手に取る。先っちょは漆で塗られている。

[メイン] 若宮 イヴ : ぺろりと、唇を舐め、眉位置を下げ、集中モードに入る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私は皆さんへの感謝と、そして自分への戒めも込めて!」

[メイン] 若宮 イヴ : 書道家のごとく、皿の上に、達筆な字を書いていく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「完成です!『日々武士』!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「このようなお皿を造りました!」
達成感に満ちた、笑顔で、それでいて得意げな表情。

[メイン] 金剛 : 「お、おお…!」

[メイン] 金剛 : 言葉の意味は分からないけど…

[メイン] 金剛 : 「凄く…胸に沁みるネー…!」

[メイン] 金剛 : 筆遣いの上手さゆえであろうか、目にした瞬間、妙な感動に心を動かされた

[メイン] 金剛 : 意味はわからないけど…まったく…!

[メイン] 金剛 : 「なるほど、今年の…抱負みたいな感じデース?」

[メイン] 金剛 : 「イヴにぴったりだと思うしサー…食事の度に見返すと気合いが入りそうで素敵デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ!」
嬉しそうな笑いを零しながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!これは、私の人生の教訓です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私はブシのように強くないので、だからこそ!今のままじゃダメだと、言い聞かせるように!立派なブシになれるように!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「何より!おサムライさんは、生き様を重んじています!仁があり、礼があり、信があります!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私には無いものを持っている皆さんのことを、心の、腹の奥から尊敬し、尊重できるような、そんな人間になれるようにという、そんな思いを込めて、この四字熟語を書きました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さんが褒めてくださって、私もとっても嬉しいです!」
無邪気に、楽しそうに笑う。

[メイン] 金剛 : 「なるほどネー…」

[メイン] 金剛 : 意味を解説されたことで理解が深まると、どうにも見え方も変わってくる

[メイン] 金剛 : 書の出来一本で見ていた時と比べて、やはり思うことが多い

[メイン] 金剛 : 「うん、『日々武士』ネー、私も覚えておくデース!」

[メイン] 金剛 : 「いい言葉を考えましたネー、イヴ?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへへ!」
照れ臭そうに、耳元を赤くしながらも、それでも称えてくれて嬉しそうに笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「では、金剛さんともこれで……ブシドーフレンドですね!」

[メイン] 金剛 : 「Yes! ブシドーフレンドデース!」
ぐっと拳を突き出す

[メイン] 若宮 イヴ : 「です!!」
すっかり楽しくなり、合わせるように拳を突き出す。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おっと!いけません!金剛さんの作業を邪魔しては、ブシの名が廃ります!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ちなみに……どんな絵になっているのか、少し覗いてもよろしいでしょうか?気になっちゃいます!」

[メイン] 金剛 : 「だいたいこういう感じネー?」

[メイン] 金剛 : そう言って差し出した紙に描かれていたのは、先述した通りの金剛石をモチーフにした幾何学模様

[メイン] 金剛 : 中心部に鎮座した正六角形を中心に、大小さまざまな三角と六角の二種類を用い彩っている

[メイン] 金剛 : 「なんか…金剛石っぽい感じの…焼き物にしたいネー!」

[メイン] 金剛 : 「金剛石だと割れないようにっていう意匠もくみ取れそうだし…」

[メイン] 金剛 : そう言いつつも作業を進め…

[メイン] 金剛 : 「最後には、こう!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 金剛 : 中心の六角の内に、日々武士という文字を書き込む

[メイン] 若宮 イヴ : 「!!!!」
目をさらに見開く。見事な幾何学模様の芸術品に刻まれる、画竜点睛。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さん……!私………」

[メイン] 若宮 イヴ : 「感動しました!!」

[メイン] 金剛 : 「旅の思い出らしさを出すために…朝煮とかなにか入れようとは思ってたけどサー…」

[メイン] 金剛 : 「あんな話を聞かされたら、ネー?」

[メイン] 金剛 : 「イヴの志に感化されちゃったデース!」
少し照れ臭げに後頭部を掻きつつ

[メイン] 若宮 イヴ : 「………………」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴも、思うことがあったのだろうか、眉をきりりと上げると、自分の作品へと目を向ける。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……これが、和の心……共生の美しさなのですね!……やはりまだまだ私は、未熟であることを思い知らされます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さん!見ていてください!」

[メイン] 金剛 : 「!」

[メイン] 若宮 イヴ : そう言うと、再び筆を手に取り、神経を研ぎ澄ます。

[メイン] 若宮 イヴ : 雪白のオーラに身を包ませながら、さらりと、筆をなぞらせ、踊らすように動かす。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……できました!」

[メイン] 若宮 イヴ : そう言って、お皿を手に取り、金剛へと見せる。

[メイン] 若宮 イヴ : そこには、可愛らしい、デフォルメ調の、金剛と自分の似顔絵。

[メイン] 金剛 : 「お、お…」

[メイン] 金剛 : 先ほど自身が行ったことをもう一度反芻する

[メイン] 金剛 : イヴは、この皿を見るたびに今日の旅行のことを思い出すだろう

[メイン] 金剛 : そう思うと、どうにも嬉しくて、面映ゆくて…

[メイン] 金剛 : 「よーしよしよし!」

[メイン] 金剛 : 居てもたってもいられずに、イヴの頭を撫で始めた

[メイン] 金剛 : 「イヴは可愛いネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「わわわっ!」
金剛の行動に吃驚しながらも、拒む様子は一切無く、受け入れて。

[メイン] 若宮 イヴ : 撫でられる手に、心地良さを感じ、すぐにニッコリ!と無邪気な笑顔に変わる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへへっ!ブシドーです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 恥ずかしがる様子もなく、ただ嬉しさを、楽しさを共有し合えることを喜びながら、すりすりと甘える。

[メイン] 金剛 : 「うーりうりうり!」

[メイン] 金剛 : 頭を撫で始めた行為も最初は片手のみであったが、すぐにもう片方の手も自分の絵から離し

[メイン] 金剛 : 「イヴはほんとにいい子ネー!初日だけれど、もう最高の旅行デース!」

[メイン] 金剛 : 先ほど、店内では慎むよう促したことも忘れて撫で続けた

[メイン] 若宮 イヴ : 「照れちゃいますっ!えへへへ……!でも!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「嬉しいです!私も、最高の気持ちです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 髪型が崩れることも厭わず、子犬のようにキャッキャと喜ぶイヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「なので、もっともーっと!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「最高の旅にできるように、しましょうね!」
撫でる金剛の顔を上目で見上げては、にこりと微笑む。

[メイン] 金剛 : 「ええ、もっともーっと最高の旅にするために…」

[メイン] 金剛 : 「まずはこれを提出して、晩御飯に間に合わせなくっちゃデース!」

[メイン] 金剛 : そう言いつつも、手は止めぬまま

[メイン] 若宮 イヴ : 「おっと!そうでしたね!お待ちかねの、旅館でのお料理です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「日本の旅館で出される料理は、彩りに溢れ、日本人の清らかな心が映し出されているような、そんなオクユカシが籠ったものと聞いてます!」

[メイン] 若宮 イヴ : ぎゅっと、軽く抱き着いたまま、元気に立ち上がり。

[メイン] 若宮 イヴ : 顔と顔がすぐそばの位置で、ニコリ!と、無邪気な笑顔を向けると。

[メイン] 若宮 イヴ : 「とても楽しみです!」

[メイン] 若宮 イヴ : フィンランド人の血を半分引く少女の、イントネーションの少し被れた口調の、純粋で、楽しげな、弾んだ声は、この先にまだまだたっぷりとある旅の楽しさを待ちかねる、澄んだものだった。

[雑談] system : [ 金剛 ] Money : 16009 → 14509

[メイン] : 「はい。ではお預かりさせて頂いて、こちらで焼きますので。2時間後にまたご来店ください」
お皿と代金を受けとり、2人を見送った。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 夕食________
18:00から夕食なので食堂に行こう。
食堂はすでに宿泊客たちで賑わっていた。

[メイン] GM : 今晩のバイキングメニューはこちら↓

[主食]
ご飯、わかめご飯、パエリア、フランスパン、醤油ラーメン、たらこスパ

[お惣菜]
お味噌汁、ポトフ、コンソメスープ、野菜サラダ、マカロニサラダ、豚しゃぶサラダ、フライドポテト、シューマイ、餃子、桃まん、ビーフン、エビフライ、白身魚フライ、若鳥唐揚げ、竜田揚げ、焼き鳥、鯖の味噌煮、麻婆豆腐、エビチリ、天ぷら、サザエのバター焼き、マルゲリータピザ、ミニグラタン、ロシアンたこ焼き、ローストビーフ、お刺身、寿司、蟹茶碗蒸し、カレー、ほうれん草の胡麻和え、金平ごぼう、冷や奴、ミニハンバーグ、ミニチーズバーガー、トマトのベーコン巻き

[デザート]
ミニショートケーキ、ミニチョコロール、ミニ抹茶モンブラン、ミニチーズケーキ、ミニマンゴーパフェ、プリン、メロンゼリー、杏仁豆腐、メロン、桃、葡萄、マスカット

[ドリンクサーバー]
ウーロン茶 、白ぶどうジューズ、オレンジジューズ 、アイスティ 、コーラ、グレープソーダ、メロンソーダ、ジンジャーエール、カ○ピス、ホットココア、ホットコーヒー、エスプレッソ、天然水

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさんに今川さん!さっきぶりです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛を手を繋ぎながら、ニッコリと笑う、浴衣?姿のイヴ。

[メイン] ココ : 「やあイヴちゃんに金剛ちゃん、楽しんだかい?」

[メイン] ココ : こちらもゆったりと浴衣姿で。

[メイン] 今川雷蝶 : 「迷惑かけてないでしょうね?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!美味しいコロッケに、蜂蜜ヨーグルトに!陶芸体験もやってきました!楽しかったです!」

[メイン] 今川雷蝶 : こちらも浴衣を着ている
慣れているのか、なんとも堂に入っている

[メイン] 金剛 : 「はい!勿論ですヨー!」
両方の問いに対して肯定を返す

[メイン] 金剛 : 堂々と…法被を着ている!

[メイン] 若宮 イヴ : 「迷惑はかけてませんよ!しっかりと和に浸りました!イヴはちゃんとヤマトナデシコなのです!」

[メイン] 金剛 : 「イヴはちゃんといい子でしたヨー」

[メイン] ココ : 「おぉそれは良かった、二人とも元気だからね。怪我とかしないか心配だったんだけど……はっぴ?」

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の言葉にご機嫌になったのか、えっへん!と嬉しそうに、腰に手を当て、胸を張る。

[メイン] 金剛 : 「Yes!なにか疑問でもあるデース?」
一周回って慣れたため、堂々としている

[メイン] 今川雷蝶 : 「……」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なんでもいいけど、おかしな常識教えるんじゃないわよ?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「?」
きょとん、とした顔。

[メイン] 金剛 : 「もちろんもちろん…そんなことしないからサー!」

[メイン] 金剛 : 「さてさて、バイキングのメニューは…美味しいものから亡くなっていくものネー!」

[メイン] 金剛 : 「早く取りに行くデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!私もお腹ペコペコです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさん!オススメの美食を教えてください!」

[メイン] ココ : 「なら、いいんだけど……。うん、ボクもお腹が減ったよ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そーね、麿の美々しい肉体を維持するには食事は必要よ…行きましょ」

[メイン] ココ : 「まず白米は基本だね。食い合わせの起点ともいえる……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ハクマイ!」
キラン!と、目が輝く。ほかほかの、出来立てご飯は、とっても美味しい!これは社会常識なのである。

[メイン] ココ : 「そして今日は……このあとに備えて肉も食べておきたいな。しょっぱい食い合わせに竜田揚げ、若鳥唐揚げ……」

[メイン] 今川雷蝶 : 栄養バランスこそ意識しているが
大半の物を大盛りにしている

[メイン] 金剛 : 「ふむふむ…色々あるネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お肉!いいですね!スタミナが養えます!これからも旅行を楽しむためには、体力が大事ですからね!」

[メイン] ココ : 「魚介類も欠かせないね。ビタミンや必須ミネラルを含む機能性成分があって……」とくとくと更に盛っていく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおっ!どんどんココさんの盛り付けが見事な色合いになっていきます!」

[メイン] 金剛 : 「これが食通の腕前デース!?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そうね……にしても、品は多いけど量はそこそこかしら…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「? おおっ!」

[メイン] ココ : 「バランスの取れた食事を摂ろうとすると自然と彩は良くなるものなんだよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 今川の盛り付けを見て、さすがのイヴもビックリして、目を丸くしている。

[メイン] 今川雷蝶 : 対する雷蝶の皿は延々と詰まれた物
確かに彩はあるのだが…

[メイン] 若宮 イヴ : 「今川さん、そんなに食べたら……ぶくぶくですよ!」

[メイン] 今川雷蝶 : さながら、まさしく季節を移す山のような有様であった

[メイン] 今川雷蝶 : 「アンタ達とは必要なカロリーも栄養量も違うのよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「大人でありながらも、まだまだ育ち盛り……ということですか!」

[メイン] 金剛 : 「これまた彩り豊かな…」

[メイン] ココ : 「……雅だね。雷蝶らしい」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私は、お米に……名物の豚肉と、蟹の茶碗蒸しさんをいただいちゃいます!」

[メイン] 金剛 : 「地域の名物をしっかり押さえるのは分かってますネー」

[メイン] ココ : 「……金剛ちゃん、そのロシアンたこ焼きというのは……?」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴの盛り付けは、元気に満ち溢れている様子とは裏腹に、意外にも慎ましやかであった。
少量の豚しゃぶサラダに、蟹茶碗蒸し、金平ごぼうに、これまた少量の天ぷら、あとは野菜サラダで盛りつけられている。

[メイン] 金剛 : 「Crazyで面白いみたいですヨー?」

[メイン] 金剛 : 「当たりはちゃんと美味しいらしいデース!」

[メイン] 金剛 : 「三人もどうデース?」

[メイン] ココ : 「……フッ、面白い。ボクも貰うよ」

[メイン] 金剛 : 「後でいっせーのーせ!で食べるネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴが所属するバンド、Pastel*Palettesはバンドユニットでありながら、アイドルユニットの側面も持っていた。
テレビ映えするためにも、彼女達メンバーは食事にもある程度気を遣っている様子だ。
……イヴの場合は、そこらへんを意識しているわけでもなく、ナチュラルでこれなのだが。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお!つまり、たこ焼きでおみくじを引けるということですか!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「楽しそうなものを見つけましたね!金剛さん!」
楽しそうに、ニッコリと笑う。

[メイン] 金剛 : 「Yes!イヴもカモーン…デース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「バランス的には…ん、付き合う余裕があるわね…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…って待ちなさい、ロシアン? なんかすごい不吉な予感がする名前なんだけど…」

[メイン] 金剛 : 「ふふん、雷蝶…ビビってるデース?」

[メイン] ココ : 「2番目の勝負……これでいくかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシは勝負から逃げないと聞きました!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「んなっ!? 麿がビビるわけないでしょう!?この美々しい麿が!!」

[メイン] ココ : 「そう来なくっちゃね。さて、ボクはもう丁度良いから席を取っておくよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふふふ!吉と出るか凶と出るか、運試しです!とても楽しみ!」

[メイン] 金剛 : 「私もぶどうとたらことトマトとマンゴーとぶどうとぶどうで…彩り豊かになったから陥穽デース!行くデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「確認ヨシ…これでいいわね…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「わあ!金剛さんもいっぱいの盛り付けてすごいです!」

[メイン] ココ : 「それは、確かに彩豊かではあるけれど……??」

[メイン] 今川雷蝶 : 「って、ちょ…待ちなさいよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴも野菜色多めの盛り付けのまま、一緒に移動しつつ。

[メイン] 金剛 : 「…?どうしたネー?」

[メイン] ココ : 「いや……人の盛り付けは人それぞれだからね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ぶどうお好きだったんですね!意外なことを知れちゃいました!」
ニッコリ!と、何を疑うわけでもなく、純粋に笑う。

[メイン] 金剛 : 「ぶどうはいいですヨー、緑と紫に出来ますからネー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「アンタ…人にブクブクだの好きに言っておいて…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「まあいいわ…それより、たこ焼きの準備はできてるの?」

[メイン] 金剛 : 「Yes!Yes!Yes!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!」

[メイン] 金剛 : 「開幕に…やっちゃうデース!?」

[メイン] ココ : 「それじゃ、この世の全ての食材に感謝を込めて……いただきます!」

[メイン] 金剛 : 「いただきマース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「感謝を込め!いただきます!」
真似するように、背筋を整え、合掌する。

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、アンタ達が悶絶してる顔を肴に…ってちょ…待ちなさいよ!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いただきまぁす!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 1d9 今日の運勢です! (1D9) > 2

[メイン] 金剛 : 1d9 負けないわよ…! (1D9) > 4

[メイン] 若宮 イヴ : >2激苦(ゴーヤを練りこんだ激にが味)
しくしく……

[メイン] ココ : 1d9 超視力を持つボクの感知に隙が? (1D9) > 2

[メイン] 金剛 : >4美味しい
勝ったわよ…!

[メイン] ココ : >2激苦(ゴーヤを練りこんだ激にが味)
に、にが……

[メイン] 今川雷蝶 : 1d9 (1D9) > 4

[メイン] 今川雷蝶 : 麿も勝ったわ!

[メイン] 若宮 イヴ : パクッ!とたこ焼きを、何の躊躇も無く、ひと齧りでもなく、丸ごと一口食べる。

[メイン] 若宮 イヴ : ニッコリ!と楽しそうな表情に、まるで氷が走ったように、固まる。
目を真ん丸にしながら、背筋を伸ばしたまま。

[メイン] 今川雷蝶 : しばしの躊躇いと共に一気に齧り付き

[メイン] 若宮 イヴ : 「……………んむ………んぐ……… ………んむぅ」

[メイン] ココ : タコ焼きの電磁波を見極め──ひとつを選び、意を決して口へ運ぶ。

[メイン] 今川雷蝶 : 「はっふ…あっづ!? いや…これ…」

[メイン] 若宮 イヴ : もぐもぐ、もぐ……もぐ………もぐ………。
咀嚼のスピードが、明らかに落ちていく。

[メイン] 今川雷蝶 : 「美味しいじゃない!」

[メイン] 若宮 イヴ : じんわりと涙目になっていく。

[メイン] 金剛 : 「乙女は度胸ネー!」
躊躇せず、一番手前にあったものを取る

[メイン] ココ : 「ん? 普通に美味っ、ごっふぉお!?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「って、イヴ! アンタハズレ引いたの!?」

[メイン] 金剛 : ひょいと口に放り込んだそれを二、三と咀嚼して

[メイン] 若宮 イヴ : 「苦いです~~………!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほら、布巾あげるから吐きなさい それと水!」

[メイン] 若宮 イヴ : びえ~ん、と涙目のまま、悲しそうな、そして苦さに渋そうな表情。

[メイン] 金剛 : 「うーん…美味しいたこ焼きネー…」
と悶絶する二人を眺めつつ味わう

[メイン] 若宮 イヴ : 「んむぅ…… ……んーん!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「!」

[メイン] ココ : 「ご、ゴーヤが全体に……職業柄食べ、食べられはするけど……」

[メイン] 若宮 イヴ : 今川の提言に、首を横に振るう。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……イヴは、食材に感謝しました!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「しっかりと……食べます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 涙目のまま。

[メイン] ココ : 「……!」

[メイン] 金剛 : 「…偉いデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「麿の慈悲を断るとは…いい度胸ね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そのままがんばんなさい」

[メイン] 若宮 イヴ : 咀嚼を続ける。渋み、苦みが口の中を支配していき、さらに涙がぽろぽろ出てくる。

[メイン] 若宮 イヴ : これも、ブシの鍛錬……!

[メイン] ココ : 「……ボクの故郷には食儀という思想があってね。全ての食材に感謝をするんだ、文字通りね」

[メイン] 金剛 : 「へー…?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ふうん…」

[メイン] ココ : 「食材が、自然が血肉になり、自分の身体を構成する。……その全てに感謝をする。……イヴちゃんはそれを体現しているんだよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「…………!」

[メイン] 若宮 イヴ : ココから語られる言葉に、イヴは日本の和、仁を感じ取り、心が熱くなり、感動した。

[メイン] 若宮 イヴ : そして、こくりと、深く頷き。

[メイン] 若宮 イヴ : ごっくん!と、飲み込む。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……しっかりとたこ焼きさんは、イヴの血となり、肉となりました、余さず!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほっほっほ! よくやったわねぇ!」

[メイン] 金剛 : 「よく食べたデース!感動したネー!」

[メイン] ココ : 「……素晴らしい。言葉でこそすれ、実際は誰にでも至れる道じゃないんだ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ……」
賞賛に、小恥ずかしそうに顔を少し赤くしながらも、嬉しそうに笑う。

[メイン] ココ : 「良い美食屋になれるよ、イヴちゃん」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……!!!」
ぱああ!と顔が明るくなり、ニッコリ!と無邪気な、純真な笑顔が漏れる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……はい!イヴも、今後も……この一つひとつに宿されている、八百万の神様達に、ちゃんと感謝をすることを、忘れないようにします!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「それが……ブシドーなんですね!」

[メイン] 金剛 : 「Oh…私もまた、新たな真理に辿り着いたネー…」

[メイン] 金剛 : 「これが…ブシドー!」

[メイン] 金剛 : 「そういうことが言いたかったんですね…ココ?」

[メイン] ココ : 「ふふ……どうだろうね?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「(武士道とはまあ関係ないけれど…)」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そーゆー事にしといてあげるわ」

[メイン] 若宮 イヴ : すっかり満足気!

[メイン] 若宮 イヴ : 「ではでは!まだ残ってる食材にもちゃんと感謝をして!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お食事を楽しみます!」

[メイン] ココ : 「そうだね。折角のお料理をいただこう!」

[メイン] 金剛 : 「パクパクデース!モグモグデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : はーい!と、元気な返事の後、豚しゃぶサラダへと、箸を伸ばす。

[メイン] 今川雷蝶 : 「…ところで、ロシアンたこ焼き(9個セット)がまだ5個残ってる事になるんだけど」

[メイン] ココ : 丁寧にバランスよく食事を進めているが、よく見るとその量は常人の量ではない。

[メイン] 若宮 イヴ : 名物の豚肉をレタスで挟み、口へと運ぶ。
しゃっきりとした感触と、豚肉の柔らかな肉厚との協奏曲がまた、イヴを福音へと導く。

[メイン] 金剛 : 「……OK、OK大丈夫デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : んんん~~~~~!♪と、幸せな表情で、とろけそうなほっぺを支えるように、お肉と野菜を楽しむ。
さっきまでの悲痛な、苦みに悶えていた彼女の悲しい姿はない。

[メイン] 金剛 : 「私が責任を…取るデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「…………ハッ!」
今川の言葉に、確かに!となるも。

[メイン] ココ : 「……これ激苦2個入ってたよね? 説明には1個なんだけど……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!? こ、金剛さん!?」

[メイン] ココ : 「む、無理はしないで……! ボクならこういうの慣れてるし……!」

[メイン] 金剛 : 「持ってきたのは私ですからネー…先ほどの二人の話に感動もしたしサー…」

[メイン] 金剛 : 「負けないデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…金剛、麿はアンタと美味いたこ焼きを食った仲」

[メイン] 今川雷蝶 : 「助太刀するわ」

[メイン] 金剛 : 「…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 金剛 : 「恩に着るデース!雷蝶!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……これが、金剛さんと、今川さんの……『義』!……なのですね……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 感服した表情で、恐れ多いような表情で、二人を見やって、固唾を飲み込む。

[メイン] 金剛 : 3d9 持ってきた責任で三つ行くぞ、来るデース! (3D9) > 6[2,1,3] > 6

[メイン] ココ : 「ボクは二人の中に『勇』を見た……!」

[メイン] 今川雷蝶 : 3d2 残り行くわよ!! (3D2) > 5[1,2,2] > 5

[メイン] 今川雷蝶 : 間違えた🌈

[メイン] 金剛 : 🌈

[メイン] 若宮 イヴ : 🌈

[メイン] ココ : 🌈

[メイン] 今川雷蝶 : 2d9 コッチよ!! (2D9) > 6[1,5] > 6

[メイン] 金剛 : 「美味しい!美味しい!感謝デース!」
と二つは食べたものの…

[メイン] 今川雷蝶 : 「ブッ────!?」

[メイン] 金剛 : 「う…ぐっ…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ごはぁぁぁぁぁッ!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 二人の異変に、おろおろと狼狽える。

[メイン] ココ : 「無理しないで……み、水を!」

[メイン] 金剛 : 「苦ァ~~~い!!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「あ、あわわわっ!?だ、だだ、大丈夫ですか!?」

[メイン] 今川雷蝶 : 口の中に酸味が広がる
そう、まさしく酸の如く口内へと
痛烈な何かが暴れ狂う

[メイン] 金剛 : 「た、助かるデース…」
と、水を飲むも

[メイン] 今川雷蝶 : 「イ、イヴが完食して…麿が負ける訳が…ぬごァァァァァ!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「………!!」

[メイン] 金剛 : 「あ、あ、おわァアアア~~~!!!」
苦み成分が水に溶け込み、口中がにがにがになる

[メイン] 今川雷蝶 : 「な、なんじゃ…こりゃ…」

[メイン] 今川雷蝶 : なんとか飲み下すも
ほぼ白目をむいている有様であった

[メイン] 若宮 イヴ : 「!?!? あ、あわわわ、金剛さんに今川さん~~~……!?」

[メイン] 金剛 : 「た、食べ物で遊ぶのはよくな……や…感謝…感謝デース…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「メ、メディーーーック!です!!」

[メイン] ココ : 「咽て気道に入るのが一番危ない。一旦落ち着いて、落ち着いて……」

[メイン] 若宮 イヴ : ドリンクサーバーから、カル〇スを二杯持ってくる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「こ、これを……!お二人とも、よく頑張りました!とても……偉大な雄姿でした!」

[メイン] 若宮 イヴ : 健闘を称えるように、乳製品の飲み物を置く。

[メイン] 金剛 : 「すーっ…ふーっ…」
ココの助言に従い、努めて落ち着き落ち着き…

[メイン] 金剛 : 無理だ!

[メイン] 金剛 : 「ありがたいデース!」
カル〇スを一気に飲み干す

[メイン] 若宮 イヴ : 舌への強烈なインパクトは、こういった乳製品によってある程度緩和させることができる。
それをイヴは、自分の体験で知っていたのだろう。

[メイン] 今川雷蝶 : 「ごくっ…んごっく…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……えへへ、でも金剛さん、これで」

[メイン] 今川雷蝶 : 「た、助かったわ…いやマジで」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私と金剛さんは、苦いを分かち合った、にがともですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : ニコッ!と、少し悪戯っぽく、舌を出し、片目を閉じながら、小さく笑う。

[メイン] 金剛 : 「い、イエ゛ース…にが゛とも…ネ゛ー…」

[メイン] 若宮 イヴ : よしよし~……と、まるで姉のように、金剛の頭を撫でる。

[メイン] ココ : 「一応ボクも激苦食べたんだけどな~?」(小声)

[メイン] 今川雷蝶 : 「撫でてほしいそうよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「! わかりました!」
手を挙げる。

[メイン] ココ : 「いや、そういうわけじゃなくて……!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「では金剛さん!一緒にわしゃわしゃしに行きましょう!」

[メイン] 若宮 イヴ : 楽しそうに、特に邪念があるわけでもなく、ただ察しが悪く。

[メイン] 金剛 : 「OK゛…」
のそりと起き上がり、ココの方へ歩み寄る

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほっほっほ!」

[メイン] ココ : 「……うぅ」
観念したように頭を低く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへ!にがともの和です!よしよし!」

[メイン] 若宮 イヴ : にっこりと笑いながら、ココを弟に見立てながら、優しく撫でる。

[メイン] 金剛 : 「二人とも…頑張った!感動したデース!」
大きく両手を振りかぶると

[メイン] 金剛 : ココの頭を撫でまわし始めた

[メイン] ココ : 困ったような表情から、やがてほころんで笑みを零す。

[メイン] ココ : 「……ありがとね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「フフフ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「これぞ!『粋』というものですね!」

[メイン] 金剛 : 「そうデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そーいう事にしときましょ おっほっほっほっほ」

[メイン] ココ : 体質ゆえ、自分に触れようとする者は少ない。
それでも、彼女等は屈託のない笑顔を向けてくれた。

[メイン] ココ : 「……おっと、お料理が冷めちゃう前に頂こう!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうでしたね!ちゃんとあつあつな内に食べなくちゃ、失礼です!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そーね、露天風呂の予約もあるし…しっかり食べるわよぉ!!」

[メイン] 金剛 : 「うめ…うめ…デース!」

[メイン] GM : こうして楽しい食事の時間が過ぎていった。

[メイン] GM : 食堂から出て自室に戻る際に、ロビーのフロント付近で従業員と女将たちが不穏な空気をかもし出している。

[メイン] 女将 : 「205号室の古虎(ことら)さんの旦那さん、まだ旅館に帰ってきてないそうなんです」

[メイン] : 「昨日は顔を見たんだけどねえ」

[メイン] : 「どっかでしこたま呑んで寝込んでるんじゃないですかー?」

[メイン] 女将 : 「こらこら!失礼なこと言っちゃいけませんよ!」

[メイン] GM :  

[メイン] 若宮 イヴ :  

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふむ」
珍しく意味深な、神妙な表情を浮かべるイヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 腕を組みながら、唸り、眉を顰めている。

[メイン] 若宮 イヴ : 「なんだか良くないことを聞きました!行方不明でしょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : エレベーターを待つ間、三人へと顔を向ける。

[メイン] 今川雷蝶 : 「まあ…どうなのかしらねぇ?」

[メイン] ココ : 「……こちらにも聞こえていたよ。思い過ごし、であればいいのだけど不穏な空気だったね」

[メイン] 金剛 : 「こんなほのぼのエリアで不穏な事件なんて…怖いネー」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうですね……私も、勘違いであってほしいですが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「本当のことなら、とても悲しいです……」
しょんぼりとした顔になる。

[メイン] 金剛 : 「……気になるなら、ちょっと首を突っ込んでみるデース?」

[メイン] 金剛 : 「お風呂で安らげないと楽しみが80%減るネー…」

[メイン] ココ : 「そうだね、どうせならボクも100%のリラックスをしたい」

[メイン] 若宮 イヴ : 「! 金剛さん!」
目を見開いて、ぱああ!と期待に満ちた顔。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさんも!」
うんうん!と、イヴも全力で賛同するように頷く。

[メイン] 今川雷蝶 : 「ったく…仕方ないわね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「今川さんも!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへっ!にがともフレンドの輪!ですね!」

[メイン] 金剛 : 「Yes!」

[メイン] ココ : 「フフ、そうだね?」

[メイン] 金剛 : 「それで…うーん、旅館の人に聞くのもありだけどサー…奥さんはいるみたいだし、205号室にすぐ行くデース?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおっ!なんて名案なのでしょう!金剛さんは実は、探偵さんだったのですか?」

[メイン] 金剛 : 「旅館の人にあんまり聞くと…不審がられるような気がするネー」

[メイン] 今川雷蝶 : 「まずは関係者に当たるべき…かしらねぇ」

[メイン] 金剛 : 「えへへ、それほどでもないデース!」

[メイン] ココ : 「お酒でふらふらと酔い潰れてしまうような人柄の方なのか……そこからだね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そんな微笑ましいオチなら、私も安心できます!」

[メイン] 若宮 イヴ : ニッコリ!と純真に笑いながら、するとエレベーターがやってくる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「このあったかで、ぽかぽかな街に、悲しいことは似合いません!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いざ!出陣です!」

[メイン] ココ : 「ああ、食後の運動と勤しもうか……!」

[メイン] 金剛 : 「抜錨デース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「露天風呂の予約までには終わらせるわよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : そして!私達は気合を十分に、205号室前にやって来ました!

[メイン] 若宮 イヴ : ちょっぴり緊張しますが、一度決めたことは曲げないのがブシというものです!

[メイン] 若宮 イヴ : 205号室にセットされているインターホンを指で押す。

[メイン] ココ : ……少女二人はともかく大男二人は威圧感あるかな?とやや後ろに控えておく。

[メイン] GM : インターホンを押してしばらくすると、女性の声で返事が聞こえる。

[メイン] : 「…どちら様でしょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はじめまして!若宮イヴと申します!このまねきねこ旅館へお泊りに来た、しがない観光客です!」

[メイン] 若宮 イヴ : カメラは内臓されていないのだが、お構いなしに、ぺこり!とお辞儀をする。

[メイン] : 「…はぁ。それで若宮さん?はどういったご用で?」
インターホン越しに聞こえる女性の声は若干あなたを怪しんでいるように聞こえる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!実は……先程、小耳に挟んだのですが……旦那さんが、どうやら今も帰ってきていないとのことで……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「他人事とは言え、このまま放っておくのも、なんだかもやもやしてしまうのです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なので!旦那さんの捜索に、私達もご協力させていただければと思い!こちらに参りました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……ご迷惑でなければですが、いかがでしょうか?」

[メイン] : 「…まったく、騒ぎにしないでって話したのに…ここの従業員の教育はどうなってるのかしら…」
そうブツブツと文句のような独り言が聞こえたあと

[メイン] : 「…旦那のことを心配してくれるのはありがたいのですが、私たちと知り合いでもない若宮さんに迷惑をかけるのも申し訳ありませんし…それにあなたも旅行でここを訪れているのでしょう?」

[メイン] : 「それに、警察に連絡を入れているので、そのうちひょこっと帰ってくると思っているので大丈夫ですよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅぅ、そうですか……」
悲しそうな表情になり。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……分かりました、夜分に失礼しました!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ですが……奥さん!これだけは、私から言わせてください!」

[メイン] : 「…はい」

[メイン] 若宮 イヴ : 「袖振り合うも他生の縁!です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「こうして、偶然出会いのキッカケが生まれたのも、何かの宿命か、運命だと私は、思っているんです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「本当に、何かお困りなことがありましたら、すぐに私達に助けを求めてください!」

[メイン] 若宮 イヴ : ニコッ!と笑い、袖をまくる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「猫さんの手は、多い方が嬉しいとも言いますから!」

[メイン] : 「…ありがとうございます、お優しいんですね。まったく…あの人はこんな方にまで迷惑をかけて…」

[メイン] : 「帰ってきたらすぐに報告に行きますね…何号室にお泊まりなのでしょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!ありがとうございます!」
ニコッ!と純真な笑顔で微笑み。

[メイン] 若宮 イヴ : 「207号室と208号室で泊まってます!」

[メイン] : 「…207号室と208号室ですね。ありがとうございます」

[メイン] 若宮 イヴ : 「こちらこそ、お時間いただきありがとうございました!」
ぺこりっ、と御辞儀をする。カメラ内臓のされていないインターホンへ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「お互いに、楽しい旅行になれたら良いですね!」

[メイン] : 「いえいえ、そちらもご旅行楽しんでくださいね」
最初はあなたを訝しんでいた女性の声が、いつの間にかそんなトーンではなくなっていた。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!」
イヴも、緊張した面持ちから一変し、明るい表情へと変わり、205号室前から去る。

[メイン] 若宮 イヴ : そして、3人のもとへと戻り。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……?……ハッ!そ、そうでした!何か情報……」

[メイン] ココ : 「どうだった?」

[メイン] 若宮 イヴ : 奥さんと心を少しでも通わせることができたのが嬉しくて、るんるんだったのだが、本題を思い出し、ハッとする。

[メイン] 若宮 イヴ : 「う、うぅぅ……それは……ごめんなさい!……何も、分かりませんでした……」

[メイン] 若宮 イヴ : しょんぼりと、申し訳無さそうな顔で俯く。

[メイン] 今川雷蝶 : 「仕方ないわよ」

[メイン] ココ : 「そうだね。仮にボクが行こうと情報を得るのは難しかっただろう」

[メイン] 金剛 : 「信頼を得たのは流石デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「皆さん……!」
うるうると、瞳が潤む。3人のあったかな言葉に感激している。

[メイン] ココ : 「うん、ひとえにイヴちゃんの持ち前の明るさのお陰かな」

[メイン] ココ : 「しかし、この街で夜にふらっと……ね」

[メイン] 金剛 : 「温泉街で…夜にふらっと…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「あうぅ……えへへへ……」
嬉しさと、恥ずかしさで顔がちょっぴり赤くなり、しおらしくなる。

[メイン] 今川雷蝶 : 「なーんか、変な文脈感じるアレよねぇ?」

[メイン] ココ : 「……夕方にこいしちゃんと人形劇を見に行っていたんだよ。その話が──動物による街のお話だったんだけど」

[メイン] 金剛 : 「ふんふむ?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「動物ですか?」

[メイン] ココ : 「その顛末は、規則を破り油揚げを口にした狐は人間となり美男に化す……というものだった」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ふうん……“美男”ねぇ」

[メイン] 金剛 : 「ほほー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおっ!まるでニンジャみたいです!」
立てた人差し指の上に、人差し指を乗せた、忍びのポーズ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……ふむ!金剛さん、なんだかその話、聞き覚えがあるような……?そんな気が、しませんか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「どこかで、見たことがあるような……?」

[メイン] 若宮 イヴ : 小首を傾げ、ん~~?と、顎に指を乗せ、唸る。

[メイン] 金剛 : 「陶芸屋の落書きに…たしかそんなのがありましたネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」
キラン!と、エメラルド色の瞳に星々が浮かぶ。

[メイン] ココ : 「どうも思い過ごしなら良いんだけどね? この街は実際動物がとても多いからさ、ただの与太と断ずるのも惜しい気がしてね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「たしかに……!イニシエより、ニッポンの人は妖怪と一緒に暮らしてきたと聞いたことがあります!」
これに関しては、サブカル知識である。アニメか何かで見聞きしたものを、鵜呑みしている。

[メイン] 若宮 イヴ : 「そういうことがあっても、おかしくないかもしれません!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「陶芸品屋さんでも、金剛さんの言うように、不思議な落書きがありました!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…まあ、嘘ともなんとも言わないけど肝心の誰々さんがどこに行ったかは考えないとね」

[メイン] ココ : 「はは、あの時壇上に呼ばれたこいしちゃんも、自分の事を妖怪だなんて言ってたなぁ」

[メイン] 金剛 : 「ああ、そうそう。確か…お肉を食べたら変身した…?」

[メイン] 金剛 : 「とかでしたネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうです!そう書いてありました!」
こくこくと頷く。

[メイン] 金剛 : 「油揚げとお肉という違いはあれど…ちょっと気にかかるデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!ちょっと明日は、その辺りを調査してみたいです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なんだかイヴはワクワクしてきました!まるで探偵小説です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「湯けむりと言えば、怪奇事件だとも、聞いたことがあります!」

[メイン] ココ : 「こういう伝承は細部は異なって伝わる場合が多いからね。……歴史を知る機会にもなるし、旅行としても丁度良いかもね?」

[メイン] 金剛 : 「うーん…この偏った日本知識…」

[メイン] 金剛 : 「けど、面白いから大丈夫ネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!」
拳を掲げ、元気な笑顔を見せる。
特に意味のない掛け声。気合を入れている以上の意味は、無い。

[メイン] 若宮 イヴ : かくして一同は、胡乱な気配漂う事件に首を突っ込むことにしたのだった。

[メイン] 若宮 イヴ : 本格的に動くのは、明日!
それまでに、各自英気を養うことにするのだった……。

[メイン] 若宮 イヴ :  

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さん!露天風呂に行きましょう!」

[メイン] 若宮 イヴ : ぐいぐい!と袖を引っ張る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「大和魂をチャージしましょう!」

[メイン] 金剛 : 「Yes!」

[メイン] 金剛 : 袖を引っ張っていた手を握り、自分の手と繋ぎなおして

[メイン] 金剛 : 「明日の頑張りの為に…今日は思いっきり英気を養うネー!」

[メイン] 金剛 : イヴの手を引き、露天風呂へ向かって歩みだす

[メイン] 金剛 : 「オンとオフの切り替えが一番大事って、なんかえらいひとも言ってたデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!金剛さんが言うのですから、間違いないです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 手をぎゅっと、指を絡めるように握って、ニッコリと純真な笑顔で進む。

[メイン] 金剛 : 「わっくわっく」

[メイン] 若宮 イヴ : 「それにしても、金剛さん!私、一つ疑問なのですが……」

[メイン] 金剛 : 「ンー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「普通のお風呂と、温泉の違いって、なんでしょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 小首を傾げる。まだ日本に馴染み切っていない彼女にとっては、その差は特に分かっていなかった。

[メイン] 若宮 イヴ : 何故なら、あったかいお湯と、あったかいお湯なのだから。

[メイン] 金剛 : 「ンー…確かネー…」

[メイン] 金剛 : 「お風呂だと、おおむね普通のお水とかでショー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!そうですね!」

[メイン] 金剛 : 「しかもガスであっためたりしてると思うんだけどサー」

[メイン] 金剛 : 「温泉だと…大体地熱で最初っからあったかくてネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「チネツ……!ふんふん!」
興味深そうに、鼻を鳴らしながら、何度も頷く。

[メイン] 金剛 : 「しかも自然から湧いたやつだから…お肌にいい感じの成分とかいっぱい入ってるデース!」

[メイン] 金剛 : 身振り手振りは要領を得なかったが、言いたいことはなんとかわかってもらいたい…!そう金剛は思った

[メイン] 金剛 : 「つまり…」

[メイン] 金剛 : 「超ゴージャスなお風呂が温泉デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお~~~~っ!!」
目をキラキラさせる。

[メイン] 若宮 イヴ : 体を使った説明に、感覚的に、すごいんだ!ということが伝わり、イヴは感銘を受けたのだった。

[メイン] 若宮 イヴ : 自然と、ぱちぱちぱち!と拍手もしていた。

[メイン] 若宮 イヴ : 「とても分かりやすい説明でした!ありがとうございます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「つまり温泉に入れば、私も、金剛さんも!お肌つるつるの、温泉卵になれるんですね!」

[メイン] 金剛 : 「ふふん、その通りデース!」

[メイン] 金剛 : 「いやー楽しみですネー…もっと綺麗になっちゃいますヨー?私たちサー!」

[メイン] GM : [露天風呂]
普通の源泉風呂に入りたい人向け。露天風呂が楽しめる。
室内温泉の方にシャワーが備え付けられている。露天風呂のお湯は天然温泉だ。
入りたい場合はフロントの人に事前に言っておこう。

[メイン] GM : 入ると脱衣所がある。5人くらいで満員になる広さだ。
いざお風呂へ。まず室内風呂になっており、小さめの温泉とシャワー、桶、椅子、シャンプーリンスボディソープなどが備え付けられている。
さらに奥に外へ出られるすりガラス扉があり、開けると露天風呂になっている。
赤い紅葉が湯船に浮いていて美しい。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお!見てください金剛さん!良いシャンプーが用意されてます!流石ですね!」

[メイン] 金剛 : 「ンー…こういうところに拘るお宿は間違いがないデース!」

[メイン] 金剛 : 「いいセレクトをしましたネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!予約してくれたココさんには感謝です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 既に脱衣を終え、ぴたぴたと、湯舟へと向かうと、浮かぶ紅葉を手に取る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「こういうのも、素敵です……フゼーですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : 味わうように、柔らかく微笑みながら、もう一度赤色の紅葉を湯舟へと浮かべる。

[メイン] 金剛 : 「おー…ワビサビ…というより、モミジはハデハデの華美デース?」

[メイン] 金剛 : 少し遅れて脱衣を終えた金剛も、後から湯舟へとやってくる

[メイン] 金剛 : 「まあ、綺麗ならそれでフゼーデース!グレイトネー!」

[メイン] 金剛 : 「ふー…あっちあっちのお風呂ですネー…」
そおっと足をお湯に入れながら

[メイン] 金剛 : 「けど、それがいい!そう思いませんかイヴ?」

[メイン] 金剛 : 肩まで一気に浸かり、深い息を吐き

[メイン] 若宮 イヴ : 「本当です!アツアツです!これが、チネツによるものなんですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : 真似するように、足先からそーっと、湯舟へと入れると、徐々に脚、腰、肩へと漬かされていく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はああぁ~~………すごいです……体の中まで、ぽかぽかに温めてくれているような……そんな気がします~……」

[メイン] 若宮 イヴ : 気持ちよさに、表情が蕩け、ふにゃふにゃになる。
テレビ番組の真似っこで、頭の上にタオルを置くと、金剛の肩に

[メイン] 若宮 イヴ : こてん、と頭を乗せ、リラックス体勢へと入る。

[メイン] 金剛 : 「おおっと、イヴったらサー…」

[メイン] 金剛 : それを受け、体勢を安定させるようイヴの頭に手を添えて

[メイン] 金剛 : 「甘えん坊さんネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……えへへへ」

[メイン] 若宮 イヴ : ふにゃりとした笑顔を向けて、とろけような声で、笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴは、アイドルで、ブシで、常にガシンショータン、をモットーにしてますが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「こんなに気持ちいいと……私も、おまんじゅうみたいになっちゃうんです~……」

[メイン] 若宮 イヴ : その通り甘えん坊のように、すりすりと、頬で擦りながら。

[メイン] 金剛 : うりうりと濡れて艶の増した髪を撫で、少し考える

[メイン] 金剛 : 「確かにネー…あったかいお風呂に入って、フーって息を吐くと…」

[メイン] 金剛 : 「色んな気力が抜けちゃいますよネー…」

[メイン] 金剛 : イヴに体重をかけるのも悪いと思い、浴槽に背中を預け脱力する

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい~……!体の中にあった瘴気が、夜空に消えてなくなっていくような、そんな気がします~……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「もうこのまま……ここに住んじゃいたいくらいです~……」

[メイン] 若宮 イヴ : 髪を撫でられ、微睡み、目を細めリラックスする。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……それに、温泉も気持ちいいですが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「こうして、金剛さんとくっついてると、何故だかイヴは……いっぱい、安心するのです……」

[メイン] 金剛 : 「ふーん?なるほどなるほど…」

[メイン] 金剛 : 「やっぱりイヴはサー…」
髪を撫でていた手を止め

[メイン] 金剛 : 「甘えん坊さんネー?」
頭をぽんぽんと軽く叩く。さながら、幼子をあやすように

[メイン] 若宮 イヴ : 「そーです!なので、いっぱい甘やかしてください~!」

[メイン] 若宮 イヴ : 普段も隠し事をしないような、明るく、フルオープンな性格のイヴだが、この瞬間だけは、あまり見たことのないような顔を見せている。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……ん~~……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お昼は、金剛さんのこと、妹みたいで可愛いって、思ってましたが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「この場だと、お姉ちゃんみたいで、安心できて……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……フクザツです!……まるで、蜂蜜ヨーグルトです~!」

[メイン] 金剛 : 「ふふ、蜂蜜ヨーグルトとは面白いことを言いますネー…」

[メイン] 金剛 : 「相互作用で、二人ともたのしーくやれる…ってことデース?」

[メイン] 金剛 : 「ああ、日本語だと馬が合う…とも言うネー」
一度手を止め、少し逡巡して…

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうです!お馬さんです!ヒヒ~ン!」

[メイン] 若宮 イヴ : 子どもっぽく、無邪気に笑いながら。

[メイン] 金剛 : 「うんうん…馬が合うネー…正直言うとサー」

[メイン] 金剛 : 「照れたりもしたけど、あの時も今もネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「? はい!」
きょとんとした顔を向け、こくこくと、静かに頷く。

[メイン] 若宮 イヴ : その度に、白銀の髪先から、湯が滴る。

[メイン] 金剛 : 「私もイヴといると楽しいし、なにより安心出来て…その」
なんと言い表していいものか、自分の感情を上手く表現出来ずに口籠る

[メイン] 金剛 : 「えー…そう!もっと一緒に居たいと思うデース!」

[メイン] 金剛 : 「いつも一緒にいてくれてありがとうネー?こんな時でも無いと…改まって言えないからサー…?」

[メイン] 金剛 : 顔をそむける必要は、無かった。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……………………」

[メイン] 若宮 イヴ : 大浴場、宿泊客に解放されたこの露天風呂は、誰でも入ることができるのだが……。

[メイン] 若宮 イヴ : 今、この時、この瞬間には、金剛とイヴ、二人しかいなかった。

[メイン] 若宮 イヴ : 音も無く、壮大な景色が眼前に広がる中、紅葉が、湯に浮かび、漂う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……金剛さん」

[メイン] 若宮 イヴ : その表情は、溌剌な、子どもっぽいものではなかった。
きっと、湯のせいだ。色っぽく、艶っぽい顔を、金剛へと向ける。

[メイン] 若宮 イヴ : 地熱により、頬もどこか紅潮した顔で、目を細め、柔らかく微笑み。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……私からも、言わせてください」

[メイン] 若宮 イヴ : 静かな、ゆったりとした声で。
湯の下で、金剛の手を探し、握り、指を絡めながら。

[メイン] 金剛 : 「は、はい…」
いつもの溌溂とした返答をする余裕はなかったが、それでも自分を求めるその手に応えて

[メイン] 若宮 イヴ : 「私も……とっても、楽しいです。幸せです。ずーっと……この時間が、続いてほしいって、願ってしまうくらいに……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いつも、感謝を口にしている私ですが………それでも、やっぱりまだまだ、足りません」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴのエメラルドの瞳に、金剛の姿が、まるで鏡の様に映る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「いつも一緒にいてくれて、ありがとうございます」

[メイン] 若宮 イヴ : イヴは、優しく、柔らかく、頬を緩め、小首を傾けるのだった。

[メイン] 金剛 : 「え、えへへ…お互いに改まって感謝するなんて、なんだか照れ臭くなってきちゃいますね」

[メイン] 金剛 : 繋いだ手をにぎにぎと、力を入れたり抜いたり

[メイン] 金剛 : 相手の手がそこにあることを確かめるように

[メイン] 金剛 : 「じゃあ…改めて、これからもずーっと一緒ですヨー?」

[メイン] 金剛 : 言わなければという思いが溢れ、つい口から零れ落ちる言葉だった。

[メイン] 金剛 : けれども一文字一文字を口に出すたびに気恥ずかしくなり…最後には消えいらんばかりの小さな声になっていた

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の言葉に、そして……表情に、喜びを感じるイヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 愛おしさを感じるのは………。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……きっと……温泉の魔法なのでしょうか」

[メイン] 若宮 イヴ : 指の隙間を埋め尽くすように、そっと握り締める。離さないように。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私も、恥ずかしいです。でも………大胆になってみても、いいって……思ってしまうんです」

[メイン] 若宮 イヴ : 「裸の付き合いって、不思議ですね」
にこりと、微笑みながら。

[メイン] 若宮 イヴ : ゆっくりと、目を開いて、金剛を見つめながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「末永く、よろしくお願いしますね、金剛さん」
確かめるように、胸の奥に刻むように、約束するように……そう言葉にするのだった。

[メイン] 金剛 : 「ふ、不束者ですが…」

[メイン] 金剛 : 握りしめられた手を、そのまま引き寄せる

[メイン] 金剛 : さらに近くなり、睫毛と睫毛が触れんばかりの距離にまで縮め…

[メイン] 金剛 : 今にも卒倒しそうなほどに顔は熱く、頭に血が昇っているのを感じるほどではあったが…

[メイン] 金剛 : それでも!

[メイン] 金剛 : 「こちらこそよろしく…お願いするデース!」

[メイン] 金剛 : この言葉だけは目を逸らさずにはっきりと言い切った

[メイン] 若宮 イヴ : こつりと……額と、額が重なり合う。

[メイン] 若宮 イヴ : すぐ顔と顔の近くで、イヴは、擽ったそうに、それでいて、嬉しそうに……微笑む。

[メイン] 若宮 イヴ : 「………♪」
交わし合った言葉は、蕩けさせるには十分過ぎるほどのものだった。
満たされ、昂り。こうして……見つめ合うだけで、幸せを確かめ合う域になる。

[メイン] 若宮 イヴ : じっと、見つめたまま。言葉を、口にすることもなく。
野暮も入れず……ただ、静かに、地熱の温もりと、人肌の熱と、悠久な時を、噛みしめる。

[メイン] 金剛 : 静かに沸き立つものは外的なものばかりにはあらず…

[メイン] 金剛 : 沸き立つ心には幾つもの感情が去来していた。
静かに熱を高めていく歓喜、感慨と言うのがふさわしい感情

[メイン] 金剛 : それらによって身体の、頭の中の…何より心の中が熱され

[メイン] 金剛 : ただ自然に。イヴと溶け合うように同じ時の流れを感じていた

[メイン] 若宮 イヴ : 人は、分かち合うことはできない、なんて、どこかで書いてある。
本でも、インターネットでも、偉い人の言伝でも、よく聞く。

[メイン] 若宮 イヴ : 確かに……どんなことを経験し、どんな思いでそこに立ち、生きているのか、深い、真の意味での理解は、きっと難しいかもしれない。

[メイン] 若宮 イヴ : それでも………それでも。

[メイン] 若宮 イヴ : この胸の鼓動を、共にしているのなら。

[メイン] 若宮 イヴ : 幸せを、噛みしめ合えていると、思えるのなら。

[メイン] 若宮 イヴ : それで、充足に至る。

[メイン] 若宮 イヴ : 湯けむりの中にあるような意識で、瞼をゆっくりと動かし、瞬きし、見つめ合うこの時が、愛おしく思えるのなら。そして、貴女も思ってくれているのなら。

[メイン] 若宮 イヴ : 潤えるから。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ゆっくりお湯に浸かり、今日の疲れを癒やした君たちは、明日はどの様にして過ごそうかと思いをはせながら眠ることだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 2日目。

[メイン] GM : 白いカーテンを通して差し込む光が部屋を明るく照らす。おはよう朝だ。
朝食は7:00〜9:00までだということを忘れないでほしい。起きたら食堂へ行こう。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おはようございます皆さん!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら、おはよう」

[メイン] 若宮 イヴ : つやつやな肌と、すっかり満タンになった体力で、元気なご挨拶。

[メイン] ココ : 「うっ、まだ頭が……お、おはよう……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おや!?ココさん、もしかして……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「枕が合いませんでしたか……!?」

[メイン] ココ : 「旅行先の枕は大丈夫なタイプなんだけど……いてて、昨日はしゃぎすぎたかなぁ……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお!今川さんと枕投げ大会でもしたのでしょうか?楽しそうです!」

[メイン] 金剛 : 「クールに振る舞っておいて、思いっきり満喫してますネー?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「卓球ではしゃぎ倒したのよ…結果…」

[メイン] 金剛 : 「まあまあまあ…!二人とも思いっきり楽しんでるみたいでなによりデース!」

[メイン] 金剛 : 「じゃあ、エネルギー補給のためにも…ごはんの時間ネー?」

[メイン] ココ : くいっと水を飲んで。
「ふーっ、大丈夫、大丈夫だよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!朝ご飯を食べてスタートダッシュを決めましょう!」

[メイン] ココ : 「そうだね。今日の活力をきちんと得よう」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ま、その通りで一日の美しさの糧だもの」

[メイン] 若宮 イヴ : ブシドー!という掛け声と共に、金剛と腕を組み、るんるんと食堂へと進んでいく。

[メイン] 金剛 : ブシドー!と相槌を打ちながら共に食堂へ

[メイン] ココ : 「……なんだか更に増して仲良くなってるね?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ずっとこんなもんだったでしょ」

[メイン] GM : 朝食________
食堂は旅行客が40人くらいすでにいてワイワイ賑わっているだろう。

[メイン] GM : 今朝のバイキングメニューはこちら↓

[主食]
ご飯、クロワッサン、エッグベネディクト、米粉パン、サンドウィッチ、きのこクリームスパ、コーンフレーク

[お惣菜]
お味噌汁、コーンポタージュ、オニオンスープ、シーザーサラダ、ポテトサラダ、アスパラドレッシング和え、野菜炒め、きゅうりのぬか漬け、柚子豚しゃぶ、シュリンプ、ソーセージ、チキンナゲット、お稲荷さん、卵焼き、スクランブルエッグ、オムレツ、ビーフン、エビフライ、唐揚げ、焼きサンマ、焼き鮭、ししゃも揚げ、鮎の塩焼き、焼きベーコン、ミニ海老グラタン、チヂミ、お刺身、カリフォルニアロール、アメリカンドッグ、カレー、味海苔

[デザート]
ワッフル、ドーナツ、ヨーグルト、フルーツポンチ、ゼリー、焼きプリン、柿、オレンジ、いちご

[ドリンクサーバー]
ウーロン茶 、白ぶどうジュース、オレンジジュース 、アイスティ 、コーラ、グレープソーダ、メロンソーダ、ジンジャーエール、カ○ピス、ホットココア、ホットコーヒー、エスプレッソ、天然水

[メイン] GM : 食べたら夕飯の18:00まで自由時間だ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「わあ!皆さん見てください!朝ご飯も豪勢です!どれを食べるか迷ってしまいます!」

[メイン] ココ : 「……素晴らしいラインナップだね」

[メイン] 若宮 イヴ : 主食は、昨晩と同様、白米を迷わず選んだ。
外国人らしく、パンを選ぶ、といったことは無い。迷いが無かった。

[メイン] 今川雷蝶 : 「お稲荷さん? わざわざそんな名前でおいてるのね…ここ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!どのお惣菜にするか迷います! ……おや?」

[メイン] 若宮 イヴ : 今川の言葉に反応し、同じく稲荷を見やって。

[メイン] ココ : 「そういえばこれも"油揚げ"……といえるか」

[メイン] 若宮 イヴ : 「確かに! ……それに……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「昨日のココさんのお話を聞いてから、油揚げを無性に食べたかったので、今日はツイてます!」

[メイン] 若宮 イヴ : にっこり!と純真に、嬉しそうに笑い、お稲荷さんを一つ取り、皿に乗せる。

[メイン] 金剛 : 「ラッキーでしたネー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「かもね…」

[メイン] 若宮 イヴ : その他、アスパラドレッシング和えに、名産の柚子豚しゃぶ。
さらに、渋いチョイスにも、鮎の塩焼きに、お刺身、デザートに柿も取ると、満足気な表情を浮かべる。

[メイン] ココ : 嗜好を変えてきのこクリームスパを、次にカリフォルニアロールに柚子豚しゃぶ、デザートは柿ヨーグルト、飲み物にはオレンジジュース……。

[メイン] 金剛 : サクサクのクロワッサンを食べながらエビフライと野菜炒めを軽くつまみ…食後はオレンジとなんかのゼリー!そして飲み物は字が掠れてたけど多分エスプレッソデース!

[メイン] 若宮 イヴ : そして席へと戻る前に……ぴこん!と、電球が頭の上に浮かぶ。

[メイン] ココ : まだ脳があまり上手く起きていなかったのか、なんだかとても柑橘系な絵面となってしまった。

[メイン] 若宮 イヴ : すると、豚しゃぶを、昨晩よりも多めに取っていく。

[メイン] 金剛 : ゴキゲンなイングリッシュブレックファーストデース!

[メイン] 若宮 イヴ : 「これで万全です!」
うんうん!と、頷く。

[メイン] 今川雷蝶 : 「…何? フルーツを盛りたくなる流行り病でもあるワケ?」

[メイン] 今川雷蝶 : 真剣な表情で再び山盛りにして
席についた

[メイン] 若宮 イヴ : 「わあ!本当です!フレッシュな朝ご飯ですね!お二人とも!」

[メイン] ココ : 「何度か正気に戻るタイミングはあった気がするんだけど……気が付いたらこうだった」

[メイン] 金剛 : 「これも旅の思い出…デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なるほど……!本能が選んだのでしょうか!」

[メイン] ココ : 「魂の決めた朝食……なのかもしれないね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほっほっほ、ま 自由に食べれば良いわ」

[メイン] 若宮 イヴ : その言葉に、キラキラ!と目が輝く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!お食事は、自由なのが一番です!楽しんでこそですから!」

[メイン] ココ : なんて、その実は二日酔いが抜けていないだけなのだが……。

[メイン] 若宮 イヴ : そうして、席について……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「では皆さん!ご一緒に!」
手をぱちんと、合わせて。

[メイン] ココ : 手を合わせる。

[メイン] 金剛 : 手を合わせた

[メイン] 若宮 イヴ : 「全ての食材に、感謝を!いただきます!」

[メイン] 若宮 イヴ : はきはきと溌剌に、元気よく!

[メイン] ココ : 「全ての食材に感謝を込めて……いただきます!」

[メイン] 金剛 : 「全ての食材に感謝して…いただきマース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いただきます…と」

[メイン] GM : そうして君たちは朝食を食べながら、今日は何をしようか、どこに向かおうかと考えるのだった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 28

[メイン] GM : s1d8 (1D8) > 3

[メイン] GM : s1d4 (1D4) > 2

[メイン] GM : この阿煮町は野生生物が多いことでも有名だ。
君たち旅行者の中にもそれを知ってるものがいるだろう。

[メイン] 野良うさぎ : …で、今まさに野良うさぎが他の旅行客から食べ物を奪い去るシーンを目撃する。

[メイン] 若宮 イヴ : 「! 可愛らしい兎さんです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 目を真ん丸にし、去っていく兎の背を見やる。

[メイン] 金剛 : 「シーフ・ラビットネー…」

[メイン] ココ : 「……食べ物取ってってたね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お腹ぺこぺこだったのでしょうか? ……ふーむ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 訝しげな表情を浮かべ、腕を組み、顎を触る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「でも、街中で野良兎さんですか……」

[メイン] 今川雷蝶 : 「うさぎが…人間の食べ物を摂ることなんてあるのねぇ…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なんだか、不思議ですね?」

[メイン] ココ : 「阿煮町は野生生物がとても多いとは聞いたけど、こういうのは初めて見たね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「………??? でも、兎さんは……暮らすなら、こういう場所じゃなく、もっと野原とかの方が適してますよね?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なんだか……奇妙なのです!」

[メイン] ココ : 「そうだね。犬や猫ならともかく、野良兎というのは確かに奇妙だ」

[メイン] 金剛 : 「それに人間のものをわざわざなんて…随分肝が据わってるデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい! なので……なんだか、動物に謎が、ありますね!」
眉を顰めながら、むむむ!と。

[メイン] ココ : 「動物には食べてはいけない人間のものがあるから本来は気を付けなければならないんだけど……」

[メイン] ココ : 「火のない所に煙は立たぬ、とも言うしね。もしかしたら大不思議があるかもしれない」

[メイン] 金剛 : 「ふーむ、旦那さんだけでなく動物についても並行して、ですネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!謎は残さず平らげるのが名探偵です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お残しは、お天道様が見てますから!ダメです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 腕でバッテンのマークを作る。

[メイン] 今川雷蝶 : 「元気ねぇ本当…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なので……まずは!動物さんの謎を確かめるために、イヴは!」

[メイン] 金剛 : 「!」

[メイン] 若宮 イヴ : びしっと手を挙げ、きちっと眉に力を込める。

[メイン] ココ : 「!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「猿湯に向かうのを希望します!」

[メイン] 金剛 : 「猿湯…たしかに、絶対動物がいるデース!」

[メイン] ココ : 「名前からしてお猿さんが居そうだね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「猿湯…あの、わざわざ猿と一緒に風呂に入るっていうあの…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!温泉に入ってぬくぬくしてるお猿さんを見て癒されることもできそうなので、一石二鳥です!」

[メイン] 金剛 : 「お猿さんに癒されるかはともかく…温泉+謎解きで一石二鳥は間違いないデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!」
ニッコリ!と純真に笑い、いつもの掛け声と共に、拳を掲げる。

[メイン] ココ : 「もしかしたら三鳥かもしれないとなると行くしかないよ!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…わけのわからない文化だわ」

[メイン] 今川雷蝶 : 呆気に取られそう呟きながら
猿湯へ向かう三人について行く雷蝶……唖然とした顔は道中の半ばを締めたという

[メイン] GM : [猿湯]
野生のニホンザルと一緒に温泉に入ることが出来る。

[メイン] GM : ・受付
左右に男湯と女湯ののれん、真ん中に受付がある。猿の置物や飾りがいっぱいある。
頭に猿の絵柄のタオルを巻いたおじちゃんが受付をしている。

[メイン] : 「いらっしゃい。大人何人だい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「こんにちは!はじめまして!」
屈託の無い笑顔でご挨拶。

[メイン] ココ : 「大人──ええと?」女子二人を振り返り。

[メイン] : 「はい、こんにちは」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私の見た目は子どもですが……中身は、ブシです!」

[メイン] 若宮 イヴ : ※子どもです。

[メイン] 金剛 : 「私は大人デース!」

[メイン] 金剛 : 「というより…多分中学生とか高校生が実質的な区切りになってるのでは…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] ココ : 「!!」

[メイン] 金剛 : 「まあ、どちらにせよ私は大人料金ですネー」

[メイン] 今川雷蝶 : 「見ればわかるでしょうけど大人よね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシとして数えてください!」
本人は、大人としてカウントされたがっているようだ。

[メイン] : 「ひーふーみー…4人ねー、一人800円だから合計3200円ねー」

[メイン] system : [ 金剛 ] Money : 14509 → 13709

[メイン] 金剛 : 「うーん、リーズナブル…」

[メイン] 金剛 : 「高い納得感をもって支払わせてもらうネー」

[メイン] ココ : 「物珍しさに対して案外安いものだね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ですね!観光地なのに、お手頃価格で、イヴもビックリです!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「(むしろ猿と入浴する為に800円払う事になったのが麿は驚きよ)」

[メイン] : 「はいちょうどねー。これ入場者特典、まあもらってってよ。中入ったら本物のお猿さんいるからねー仲良くね。お肉はあげちゃダメだかんねー」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] : 「足湯もあるからねー。是非入っていってねー」
入場料を払ったら簡単にお風呂の説明をして、入場者プレゼントのニホンザルタオルをくれる。

[メイン] 若宮 イヴ : ありがとうございます!と、猿の描かれたタオルを受け取り、嬉しそうに表情を綻ばせつつも。

[メイン] 若宮 イヴ : 暖簾の奥に入る前に、ココの裾をくいくい!と引く。

[メイン] ココ : 「……ん?」
タオルを受け取ったところで裾をひっぱられ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさん!これを……!」
声を潜ませ、そっと隠しながら……朝食バイキングの豚しゃぶの入ったタッパーを手渡す。

[メイン] ココ : 「……これって、豚肉……? 今、どうして……?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふふん!こんなこともあろうかと、バイキングの時にニンジャしたのです!」

[メイン] 若宮 イヴ : どやぁっ!と誇らしげな、得意げな表情を浮かべ、胸を張る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「備えあれば患いなし、とも言います!」

[メイン] ココ : 「はは、用意周到だね……」複雑そうな顔をして。

[メイン] ココ : 「ということは、あれかい? 例の伝承の……を試そうと?」

[メイン] 若宮 イヴ : こくり!と元気に頷き、期待の眼差しを向ける。

[メイン] ココ : (これでヒットしなかったらただのノンマナー観光客になっちゃうんだけど……)

[メイン] ココ : と思案するも、イヴの期待の眼差しが眩く逸らせない。

[メイン] ココ : 「……うっ、わかったよ。ちょっと、ちょっとだけだからね?」

[メイン] ココ : そっとタッパーを身に忍ばせる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ご健勝をお祈り申し上げます!」

[メイン] 若宮 イヴ : ニコっ!と純真な、屈託の無い笑顔を向けると、とてとて!と金剛の方へと走り、腕を取ると、女湯の暖簾の向こうへと向かうのだった。

[メイン] 金剛 : (頑張ってくだサーイ…)

[メイン] 金剛 : そう言いたげな目をココに向けつつ、イヴと共にそっと去っていった…

[メイン] ココ : 少し苦々しい表情を返して見送る。

[メイン] 今川雷蝶 : 「猿と…風呂…複雑だわ」

[メイン] ココ : 「まーまーそう言わずに。入ってみたら案外楽しいかもしれないよ?」

[メイン] ココ : 「ふぅ……押し付けられた分も仕事しなくっちゃなぁ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「仕方ないわね…とりあえず、入ってみましょう」

[メイン] ココ : 「そうだね。まずはそれからだ」

[メイン] GM : ・ニホンザルの露天風呂
のれんをくぐるとすだれを敷いたような空間が広がる。脱衣所だ。
子供から大人、おじいちゃんまで幅広い年齢層がいる。
お風呂は脱衣所の先のスリガラス扉の向こうにあるらしい。そこから湯気を立たせる人たちが出てくるのが見える。
また、反対の扉の上には「足湯」と書かれており浴衣を着た人たちが入っていく。

[メイン] 今川雷蝶 : 「結構広いわね」

[メイン] ココ : 「そうだね、人も多いし……足湯もあるのか」

[メイン] ココ : 生憎、今は浴衣の装いゆえ全身タイツと違って脱ぎ着が楽だ。
するすると肌をさらしていき。

[メイン] 今川雷蝶 : そして、雷蝶も綺麗に浴衣を折りたたむと…

[メイン] 今川雷蝶 : 「行くわよ…猿…!!」

[メイン] ココ : 「って、そんな凄んだら猿が逃げちゃうよ!?」

[メイン] ココ : 手にタッパーを見えぬように努めて猿の湯へ足を運ぶ。

[メイン] GM : 露天風呂場へ行くと、露天風呂と足湯スペースの2つに分かれているらしい。
露天風呂は、大きな石を輪っかに並べたような中に源泉がはられている露天風呂。

[メイン] ニホンザル : 噂通りニホンザルたちが頭に小さな豆絞り手ぬぐいを乗せて湯船に浸かっている。

[メイン] ココ : 「おぉ……まさか本当に居るとは。こういう都会の光景と思うと本当に珍しいね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…思ったよりおとなしそうね」

[メイン] ココ : 「それじゃ、まずは湯の前に──」

[メイン] ココ : プラスチック椅子をひとつ持って、シャワー台の前に置き。

[メイン] 今川雷蝶 : 「…まあ、大事よね」

[メイン] 今川雷蝶 : 桶を一つ取り
シャワーの前に立つ

[メイン] ココ : さあっと、頭から浴びて筋肉質な身体を熱めの水が滴っていく。

[メイン] ココ : シャンプーを手にひとすくいし、髪へと泡立てて。

[メイン] ココ : (……そういえば、お土産コーナーにシャンプーやボディソープあったな。キッス用に買っておくのもいいか……)

[メイン] ココ : 短い髪をごしごしと太い指で洗い立てていき。

[メイン] 今川雷蝶 : 真っ赤な髪を伝う様に透明の雫が鍛えられた肉体を伝う その厳な印象とは反対に
髪を洗う手は異様に丁寧な物だった

[メイン] ココ : そうして一通り髪を洗い終えると、シャワーに当て泡ごと洗い流していく。

[メイン] ココ : 「ふーっ……」
髪をかきあげ、水滴が散る。

[メイン] ココ : その身体もまた、幾つかの古傷を撫でながら擦っていき……。

[メイン] 今川雷蝶 : 滴る水を払い
木桶を抱えて振りへと向き直る

[メイン] 今川雷蝶 : 「…さて、あの猿達…どうする?」

[メイン] ココ : 「……頼まれちゃったからね。やるしかないよねぇ」

[メイン] ココ : シャワーで汚れと泡を落としながら、置かれたタッパーを。

[メイン] ココ : そうして洗い終えて。
つま先で少し温度を確かめて、そのまま湯に入る。

[メイン] ココ : 猿を暫く観察する。

[メイン] ココ : 「……手ぬぐいも使えるだなんて、随分と賢い猿だね」

[メイン] ニホンザル : 猿はゆっくりと入浴している。

[メイン] 今川雷蝶 : 「!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「この街の動物たち…なんだか妙に賢いわね…」

[メイン] ココ : 「……彼等が本当に人なのかどうか──ボクも好奇心がないといえば嘘になる」

[メイン] ココ : 豚肉の入ったタッパーを開けていき。

[メイン] ココ : 「食うかい?」
その一切れを、近くの猿へ差し出してみる。

[メイン] ニホンザル : ココの差し出した豚肉に鼻を近づけてヒクヒクとさせたあと、ぷいっとそっぽを向いてまたリラックスした表情で湯を満喫している。

[メイン] ココ : 「……うっ、もしかしてボク嫌われてる……? やっぱり毒人間だから……」

[メイン] ココ : 一切れをタッパーにそっとしまって。

[メイン] ココ : 「雷蝶……君がやってみたらどうだい?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「わっかんないわねぇ…なんなのかしら…?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「!?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なんでよ…!?もう試したからいいじゃない…!」

[メイン] ココ : 「君が真に美しいのなら……動物にも通じる筈……っ!」

[メイン] ココ : 「その美しさが! そして猿は豚肉を食べるんだ! 君の手によって!!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「むぐぐ…!!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「上等じゃない…!!」

[メイン] 今川雷蝶 : タッパーを引ったくると一枚取り出し…

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほ、ほーら…美々しい麿が…手掴みで私てるんだから…食べ…」

[メイン] ニホンザル : 「ウ、ウキ…!?」
自分より何倍も大きな雷蝶に肉を差し出されてビビりながら硬直している。

[メイン] ココ : 「いける、いけるぞ……!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「……」

[メイン] 今川雷蝶 : 緊張やらストレスやらで雷蝶の顔面が
さながら阿修羅像の如く彫りを増した

[メイン] 今川雷蝶 : 「さあ…食べるか…もういっそ、ヒントでもなんでもいいわ…!!」

[メイン] ニホンザル : 「ウ、ウキ~~~!?!?」
同じく緊張やらストレスで、この男に逆らえばヤバいと本能が感じたのか

[メイン] ニホンザル : パクリ。と口に肉をくわえる。

[メイン] 今川雷蝶 : 「食べた!?」

[メイン] ココ : 「おぉ……!」

[メイン] GM : schoice 本物の猿 変化 (choice 本物の猿 変化) > 変化

[メイン] GM : すると…

[メイン] GM : ぼふん!と音を立てて、目の前にいたニホンザルが人間の姿に変わる。

[メイン] 今川雷蝶 : 「────」

[メイン] GM : SANc(1/1d6)

[メイン] ココ : 「えっ──」

[メイン] ココ : 1d100<=45 SANc (1D100<=45) > 87 > 失敗

[メイン] ココ : 1d6 (1D6) > 2

[メイン] system : [ ココ ] SAN : 45 → 43

[メイン] 今川雷蝶 : ccb<={SAN}

[メイン] 今川雷蝶 : 🌈

[メイン] ココ : 🌈

[メイン] 金剛 : 🌈

[メイン] 今川雷蝶 : ccb<={SAN} 

[メイン] 若宮 イヴ : ん~~!?

[メイン] ココ : ccb<=43 (1D100<=43) > 48 > 失敗

[メイン] 金剛 : 立ち絵とコマが別?

[メイン] ココ : ボクはできるな

[メイン] 若宮 イヴ :

[メイン] 今川雷蝶 : …あ

[メイン] 若宮 イヴ : それです~~~~~!!

[メイン] ココ : あー確かに差分芸の弊害だね…

[メイン] 今川雷蝶  : ccb<=70 (1D100<=70) > 40 > 成功

[メイン] 今川雷蝶  : そうだったわ🌈

[メイン] 金剛 : 🌈

[メイン] ココ : 🌈

[メイン] 若宮 イヴ : 🌈

[メイン] system : [ 今川雷蝶  ] SAN : 70 → 69

[メイン] ココ : その……人間になった方は……?

[メイン] : ニホンザルから人の姿に戻ったが、モクモクと肉を咀嚼したあと、またもやぷいっとそっぽを向いて湯を満喫するように目を細めている。

[メイン] 今川雷蝶 : 「いや、いやいやいや!!」

[メイン] ココ : 「そ、そんなことある??」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ちょ、ちょっとアンタ!? アンタなんで猿になってたのよ!?」

[メイン] ココ : 「……人になっても、これ見るに猿……?」

[メイン] : 「ウ、ウキキ!?」
雷蝶の怒号に驚き、猿のようにぴょこんと湯の中から跳び上がる。

[メイン] ココ : 「わっ飛び跳ねた」

[メイン] 今川雷蝶 : 「どういう事よこれ…!?」

[メイン] ココ : 「ぼ、ボクにも分からないけど……」

[メイン] ココ : 「そういえば、番頭さんに『お肉はあげるな』って言われたけど……普通あげないよね? お肉なんて」

[メイン] ココ : 「こんな酔狂な事をする人なんて少ない筈だ。現にあの猿は肉を食べ慣れてないようだった」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…そうね、少なくとも湯の中には持ち込まない」

[メイン] ココ : 「……この猿湯は、まさか……猿に肉を食べさせると人になると知っている……?」

[メイン] ココ : 温かい湯に浸かりながらも、ぞっとする寒気が奔る。

[メイン] 今川雷蝶 : 「……確かにそうね」

[メイン] 今川雷蝶 : 生肉などに限るなら痛みを心配した可能性はあるが……

[メイン] ココ : 「……ひとまず上がろうか。向こうに手土産はできた」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そうねぇ…解決策がギリギリで見えたけど…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「寿命が縮んだ気がするわ」

[メイン] ココ : 「ボクもビックリしすぎて毒出るところだった……」

[メイン] ココ : ざばぁっと湯からあがり、踵を返して脱衣所へ歩み。

[メイン] 若宮 イヴ : 「朝風呂も悪くないものですね!とっても気持ちよかったです~!」
受付前。金剛と腕を組み、そしてどこかお肌がピチピチになっているイヴ。

[メイン] 今川雷蝶 : 「そっちは楽しそうで良かったわね…ホント」

[メイン] 金剛 : 「朝風呂をすると…一日健やかな気分になれるデース!」
ぴちぴちになってたらいいなぁと思っている金剛

[メイン] 若宮 イヴ : 「おや!お二人もおかえりなさいませ! ……いかがでしたか?」

[メイン] ココ : 「随分と楽しんだようだね……。うん、収穫はあったよ」
豚肉がひときれ少ないタッパーをこっそり渡し。

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」
目を見開き、真剣な表情に、タッパーを受け取りながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「収穫があった、と言いますと……!?」
冷や汗を浮かばせ、固唾を飲み込む。

[メイン] ココ : 「……ここじゃマズいかもしれない。誰かに聞かれる恐れがある」

[メイン] 金剛 : 「なにか不思議なエニシングが!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「は、はい!」
こくりと頷きながら、そそくさと足早に、ココのあとを着いていく。

[メイン] ココ : そうして猿湯を出て、人気の少ない場所にて……。

[メイン] ココ : 「結論から言おう。猿に豚肉を食べさせたら……それは人の姿になった」

[メイン] 金剛 : 「お、え、ええ…?」

[メイン] 金剛 : 「そんな話はしてましたが…俄かには信じられませんネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「なんとっ!?」
口元で手を広げる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「本当です!まるでおとぎ話のようです……イヴは、夢でも見ている最中なのでしょうか?」

[メイン] ココ : 「……これは夢なのか現実なのか……分からないけれど、変わった事は確かだ」

[メイン] ココ : 「ただ、人の姿になった、というだけで振る舞いは猿そのものだった。……これが何を意味しているのかもまだ分からないけれど」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そして、何を聞いてもダメだった…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「多分だけどコレ…道筋とかがあるタイプの事件じゃなさそうね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅ~ん……なんだか、気味が悪いです……背筋に氷を滑らしたようです……」
青ざめ、ぶるぶると腕を抱え、縮こまる。

[メイン] ココ : 「……"こういう世界"、で説明するつもりかい? まいったな……まだ昨日の酒が抜けてない中見た白昼夢なのか……」

[メイン] 金剛 : 「いやいやそれで済ませるのは、という気持ちもありつつ…」

[メイン] 金剛 : 「身の安全を考えるのなら、それで済ませて見なかったことにしてしまうのもサー…」

[メイン] 金剛 : 「賢いかもネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「むぅ……」

[メイン] 若宮 イヴ : 複雑そうに、眉を顰め、迷いを見せる。
ココに、今川が嘘を吐くような人間ではないことは、イヴは当然知っている。

[メイン] 若宮 イヴ : だからこそ、自分の知らない、超常現象が目の前にあるという、不安定な揺らぎが……今のこの、穏やかな『日常』を、壊しかねない、と……。

[メイン] 若宮 イヴ : イヴの中の、言語にできない直感が、警鐘を鳴らしていた。

[メイン] 若宮 イヴ : だから、金剛の言うように、見なかったことにしておくのが……身の安全、もとい、周りにいる人達の安全にも、繋がるのだと、腑に落ちずとも、理解はしつつ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「………でも、イヴは奥さんと約束しました」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お互いに、良い旅行にしましょうって!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「だから……せめてイヴは、旦那さんを見つけてあげたいです!」

[メイン] ココ : 「……うん、藪蛇をつつかないというのも生きる上で大切な選択肢だ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「それに、麿達は旅行に来たんだもの 余計な物と遊ぶ気はないわ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「では……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「踏み込み過ぎず、でも探し人は探しつつ……ギリギリのところで頑張る!ということで……よろしいでしょうか!」

[メイン] ココ : 「……うん、そうだね。ボク達はただ善良な旅行者だ。それに賛成するよ」

[メイン] 金剛 : 「そうですね、そこまでなら私たちでもきっとどうにか出来る。そう信じるデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!!」
ぱああ!と顔を明るくさせ、ニッコリ!と純真で無垢な笑顔になる。

[メイン] ココ : 口では言えど、やや心ここにあらずなようで。
けれども悟られぬよう、笑みを返した。

[メイン] 金剛 : 「さてさてそれじゃあ、新事実も発覚しましたが…」

[メイン] 金剛 : 「うーーん?」

[メイン] 金剛 : 「旦那さんがどこに、というのは結局分からないからサー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい……」
その通りであり、しょんぼりと悲しげな表情。

[メイン] 金剛 : 「やっぱり観光を続けながら、怪しいところを虱潰しするしかないネー?」

[メイン] ココ : 「ボクも昨日旅館内を回ってみたけどそれらしき人は見当たらなかったね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「やっぱり動物さんになって、街をぶらぶらしているのでしょうかね……」

[メイン] 今川雷蝶 : 「かもね…となるとどうするか…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「では、お次はどこへ行きますか?」
三人へと顔を向け、小首を傾げる。

[メイン] ココ : 「調査も観光もする時間はまだある、とはいえ……ふーむ」

[メイン] ココ : 「……件の人形劇場の最後は狐が人間になる、というものだった。ともなれば……藁をも掴む思いだが」

[メイン] ココ : 「『甘味処きつね』はどうだろう」

[メイン] 若宮 イヴ : 「甘味処!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴは賛成です! ……頭がグルグルになってしまったので……なので!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「糖分補給もしたいです!」
手を挙げながら。

[メイン] 今川雷蝶 : 「そうね、麿も疲れたわ…」

[メイン] ココ : 「ボクも少し……脳を休めよう」

[メイン] 金剛 : 「甘いのいっぱい欲しいデース…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「では……いざ!出陣です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 私達は、手掛かりを少しでも得るために、そして……甘いものを摂取するために!きつねさんのところに向かうのでした!

[メイン] 若宮 イヴ : 兵站は大事だと、偉いおサムライさんも言ってました!

[メイン] GM : [甘味処きつね]
わたあめのようなかき氷で有名な甘味処。

[メイン] GM : ・メニュー
団子セット(みたらし、こし餡、きな粉の串団子。飲み物抹茶付き)¥400
ゆき羊羹(白青黄のグラデーションが美しい。白い粒が雪のよう。抹茶付き)¥460
どら焼き(餡、抹茶ミルク、紫芋から選べる。抹茶付き)¥460
あんみつ(特性蜜と抹茶味の寒天が美味い。抹茶付き)¥470
おしるこ(定番の温かいおしるこ。抹茶付き)¥400
みかん抹茶ぱふぇ(バニラアイスと抹茶とみかんのパフェ。中くらいサイズ)¥560
ミルクいちごぱふぇ(チョコアイスとミルクソースといちごのパフェ。中くらい)¥560
抹茶雪のかき氷(綿飴かき氷。氷は抹茶を凍らしたもの。ミルクソースが美味い)¥500

お抹茶¥200
抹茶ミルク¥220
麦茶¥150
ブレンドコーヒー¥170
りんごジュース¥130

[メイン] 若宮 イヴ : 「わぁぁ~~~~!」
パステルカラーのエメラルド色の瞳をキラキラに輝かせながら、メニューに並ぶ写真を見て、感嘆の声を漏らす。

[メイン] 若宮 イヴ : 「どれも美味しそうで、迷ってしまいます!」
当初の目的が一時的にすっぽ抜けてしまったのか、ウキウキな表情で、あれやこれやと見比べていた。

[メイン] ココ : 「フフ、やっぱり甘いものは好きかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!」
ニッコリ!と純真無垢な笑顔で頷き。

[メイン] 若宮 イヴ : 「女の子は、甘いお菓子で出来ているって、私のお友達が言ってました!」

[メイン] ココ : 「ボクもこれだけあると迷ってしまうな……ん、みかん抹茶パフェ? あまり聞かないメニューだ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「だから、甘い物を食べなくちゃいけないんです!」

[メイン] 金剛 : (それはメイビー糖尿…)
そう思ったものの、流石に口には出さない

[メイン] 若宮 イヴ : 「みかんと抹茶ですか?ふむ……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 興味深そうに、そして真剣な表情で眉をきりりとおったてて、メニューと睨めっこ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私も、どんな味のハーモニーが生み出されるのか、分かりません!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「麿はどら焼きを…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「みかんの味も、抹茶の味も分かりますが……この二つが同盟を組んだら、どうなってしまうのでしょうか!」

[メイン] ココ : 「……みかん抹茶ぱふぇを頂こう。なんだか柑橘類ばかり食べているきがするけれど」

[メイン] ココ : 「フフ、それは……食べた者にしかわからない」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 金剛 : 「ンー…私は王道のお団子ですかネー」

[メイン] 若宮 イヴ : 「では私も同じもの……を…… ……!! いえっ!!」

[メイン] 若宮 イヴ : キラン!と瞳に星々が浮かぶと、気合の入った表情になる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「抹茶を凍らせて……シャーベット状にして……そこへ、ミルクソースを……!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 想像し、ふぁあぁぁ~~~~……と、蕩けそうな表情を浮かべるイヴ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……決めました!私はこの、抹茶雪のかき氷にします!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「凍った抹茶の、お手並み拝見です!」

[メイン] ココ : 「さて、運ばれてきたが……」

[メイン] 金剛 : 「お手並み拝見ですネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いざ!尋常に!」

[メイン] 金剛 : 「一番槍!行くデース!」
と言うや否や、団子をちまちまちまちま食べ始めた

[メイン] ココ : 透明感あるグラスに盛り付けられたのは、
白を基調にしながら抹茶と柑橘によるコントラスト。

[メイン] 今川雷蝶 : 雷蝶の元へ運ばれたのは
抹茶の緑が生えるしっかりと焼かれたどら焼き一つ…

[メイン] ココ : 「実食、といこうか。いただきます」

[メイン] 今川雷蝶 : 中身は餡ということなし…

[メイン] 若宮 イヴ : 気分はまるで、かき氷と決闘をする剣豪。
秋は冬前の寒さを人肌へ送る季節。
こうした、かき氷を食べる機会も、この1年では最後になるかもしれない。

[メイン] 若宮 イヴ : であるからこそ、このひと時を無駄にしないように、丁寧に、大切に!

[メイン] 若宮 イヴ : おサムライは、銀の匙を手に取る。その様はまるで、抜刀。

[メイン] 若宮 イヴ : 「感謝を!いただきます!」

[メイン] ココ : バニラと抹茶の境目をすくい、橙の果実を贅沢に口へ運んでいく。

[メイン] 若宮 イヴ : スプーンが緑の山へと、何の抵抗も無く沈んでいく。

[メイン] 若宮 イヴ : 重みも無く、乳白色のソースを乗せた抹茶のシャーベットを掬い上げる。
口へゆっくりと運ぶ中、独特な、抹茶の風味が香り、気分が落ち着く。

[メイン] ココ : まず感じたのは純粋で濃厚なバニラの甘み、次いで抹茶に上品な苦味が加わり……それを酸味が彩度高く弾けていく。

[メイン] 若宮 イヴ : 口に入れると、氷が舌の熱に溶かされる。ちべたい感触が、むしろ心地良さを醸し出し、イヴを楽しくさせる。

[メイン] 若宮 イヴ : そしてすぐに、抹茶の風味が口内に広がっていき……コクのある渋みに、イヴは都の街の情景が浮かぶ。

[メイン] 今川雷蝶 : 抹茶の風味で舌にほんの少し苦さを与え一拍

[メイン] 今川雷蝶 : そしてどら焼きを口に運ぶ

[メイン] 若宮 イヴ : やがて、ミルクの甘い味が追いつき、渋みを癒すように、脳へ幸せを運ぶ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「んんん~~~~~!!とても美味なのです!!」

[メイン] 今川雷蝶 : 独特の柔らかい皮の匂いが甘い餡を求めさせる…それらをまとめて飲み下すまで
幸せが訪れてくる

[メイン] 今川雷蝶 : 「うんうん、結構なお手前ね」

[メイン] ココ : 喉を通す際もまた、濃いミルクの後味が面影として残っていく。

[メイン] ココ : 「素晴らしい。計算され尽くしている……」

[メイン] 若宮 イヴ : 幸せそうに目を細め、とろけそうなほっぺを抑えながら、にっこり笑う。

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 37

[メイン] GM : s1d8 (1D8) > 6

[メイン] GM : s1d4 (1D4) > 1

[メイン] GM : この阿煮町は野生生物が多いことでも有名だ。
君たち旅行者の中にもそれを知ってるものがいるだろう。

[メイン] 野良ハムスター : 君たちが甘味屋で甘味を堪能していると、店の中を動き回る小さな姿がある…ネズミだろうか?
いや、それはネズミであってネズミではないハムスターだった。

[メイン] 野良ハムスター : 何を思ったのかハムスターは君たちにすり寄ってくるだろう。

[メイン] 今川雷蝶 : 「…あら、ハムスター」

[メイン] 今川雷蝶 : 明らかに野良ではない
というかコレが野良であったならなんらかの問題がある案件だろう

[メイン] 若宮 イヴ : 「………ちゅーちゅー」

[メイン] ココ : 「……どこかから脱走したのかな?」

[メイン] 若宮 イヴ : 話しかけてみる、ハムスター語で。
これがハムスター語なのかは、不明だが……。

[メイン] 金剛 : 「可愛いから大丈夫デース…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「もしかしたら……旦那さんかもしれないでちゅー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ならまあ…試してみる?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「食べ物をあげて人間になればよし…と」

[メイン] ココ : 「試すのはタダ……タダでもないけど、うん、良いと思うよ」

[メイン] 金剛 : 「豚しゃぶ食べれるですかネー、ハムスターさんはサー」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅーん……?どう……でしょう……?」

[メイン] ココ : 「……流石に、ボクもわからないな……?」

[メイン] 金剛 : 「女は度胸!」

[メイン] 金剛 : 「なんでも食べさせてみるものデース!」

[メイン] 金剛 : 「豚しゃぶは…どっちが持ってるデース?」

[メイン] ココ : 「ボクはタッパーを返したから……イヴちゃん?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!こちらに!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…じゃ、ちょっと千切って食べやすいようにしたげなさい」

[メイン] 若宮 イヴ : 豚しゃぶの入っているタッパーを置く。

[メイン] 金剛 : 「乙女ポイント高いですネー…?」
妙に感心した様子で

[メイン] 若宮 イヴ : 「御意です!」
言われた通り、ハムスターが食べやすいサイズに千切ると……口へと、運んでみる。

[メイン] ココ : 「さて、食べてくれるかな……?」

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛に褒められ、くすぐったそうに、えへへっ!と笑う。

[メイン] 野良ハムスター : 口元に近づけられた肉片をくんくんと嗅いだあと、カリッと噛みついて

[メイン] GM : schoice 本物 変化 (choice 本物 変化) > 本物

[メイン] GM : すると…

[メイン] 野良ハムスター : カチカチと歯ぎしりのような声を上げて肉を吐き出す。

[メイン] 野良ハムスター : 不満だったのか、そのままぴゅーっと店の外へと走り去っていった。

[メイン] 今川雷蝶 : 「……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!? あ、あわわわっ!不味かったのでしょうか……!?」
おろおろと、ハムスターの様子を心配そうに。

[メイン] ココ : 「うぅん食べてくれなかったね……」

[メイン] 金剛 : 「悲しみに包まれるネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい……ハムスターさんに可哀想なことをしてしまいました……イヴ、反省です……」
しょんぼりと、悲しそうな顔で、反省して項垂れる。

[メイン] 金剛 : 「まあ、大丈夫ですよ。すぐ吐き出したからサー…ちょっと経ったらけろっと忘れてるデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「まあ、アイツは野良で生き延びる強靱なハムスターだからセーフよ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ひまわりの種でも買ってやりなさい」

[メイン] ココ : 「ハムスターなんて自分で埋めた種忘れちゃうぐらいだからね、大丈夫さ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅ……はい……あとでまた見かけたら、おいしいひまわりの種をあげたいと思います!」

[メイン] 金剛 : 「じゃあ…まだ見ぬ動物と名所を求めて!」

[メイン] 金剛 : 「私たちの旅を続けるデース!」

[メイン] 金剛 : 「次にどこへいくかは…歩きながらでもいいネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい……!ここで挫けてはいけませんよね!」

[メイン] ココ : 「うん、ボク達の観光はまだ始まったばかりだ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「何よその打ち切り七周目みたいなノリ」

[メイン] 若宮 イヴ :  

[メイン] 若宮 イヴ : こうして、私達は甘いものを食べて、元気いっぱいになりました!

[メイン] 若宮 イヴ : 硫黄さんの香りがするお外に出て……。

[メイン] 若宮 イヴ : イヴは、ふと考えました。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……ふむ!」
訝しそうに、神妙な表情で、眉へきりりと、力を込め、腕を組む。

[メイン] 金剛 : 「おや…?なにか閃いたことでもあるデース?」

[メイン] ココ : 「何か思い当たった事でもあるのかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!天啓が降ってきました!」

[メイン] 若宮 イヴ : こくりと頷くと、これまた神妙そうな表情で。

[メイン] 若宮 イヴ : 「昨日……女将さんとお客さんのお話で、旦那さん……古虎さんは」

[メイン] 若宮 イヴ : 「どこかでしこたま飲んで、寝てるかもしれない!……と」

[メイン] 若宮 イヴ : 「もしかしたら、もしかすると、本当にそうかもしれないかも!と、イヴは思いました!」

[メイン] ココ : 「うん、それを聞いてボクも旅館内のそういう箇所は探したんだが見つからなかった……と、なると後は」

[メイン] 今川雷蝶 : 「奥さんにそう思われてるなんて情けない話ねぇ…」

[メイン] 金剛 : 「なんだかちょーっとばかりこの町らしくない名前の…ありますよネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 阿煮町のパンフレットにあるマップを広げる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!ここですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : 自信満々に、びしっと、マップにある、唯一の酒屋を指す。

[メイン] ココ : 「『酒屋ヴィーノ』……確かに、この街からは浮いているね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「統一感ないわねぇ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私も、一目見たときは、コスモを感じました!」

[メイン] 金剛 : 「ここはブシドーではなくコスモなんですネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 美しい日本文化に満ち溢れている街を楽しむ中、見つけたイタリアンなお店に、イヴは一度、宇宙猫のような顔で固まってしまっていたのだ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!コスモです!頭が一瞬どっか飛んでいました!」

[メイン] ココ : 「フフ、確かにお酒の酩酊、浮遊感はひとつの宇宙……そういった味わいを得る事もできるかもね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 金剛 : 「!!」

[メイン] ココ : 「大人になったら存分に味わうといいさ……"コスモ"を、ね」

[メイン] 若宮 イヴ : きららん、とエメラルド色の瞳に星々が浮かぶ。
お酒の魔性……イヴは、悪い子にちょっぴりになってしまう。
気にならないと言えば、嘘になってしまう……お酒の味、気になる!

[メイン] ココ : 「と、いうのはさておき。向かうとするかい? 今は飲めないとしても、気にはなるだろう?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…言っとくけど、酒を一滴でも舐めたらぶっ飛ばすわよ 教育的に」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!ブシは挑戦の日々なのです!」
ニッコリ!と純真な笑みを向けながら、頷いて。

[メイン] ココ : 「……まあ、ボクも今はちょっと、お酒は懲りてるからさ……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「?」
きょとん、とした顔でココを見て、小首を傾げる。

[メイン] 金剛 : 「けど、お酒は見てるだけでも楽しいですからネー…」

[メイン] ココ : やや苦々しい笑みで返して。

[メイン] 金剛 : 「瓶の意匠も凝ってるしサー…なので、見るだけでも行ってみましょうデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「オクユカシです……何か、琵琶湖よりも深い事情を感じますね……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!イヴもいざ!参ります!」
金剛の手をさらっと、自然に握って。

[メイン] 今川雷蝶 : 「はぁ……ったくお子様ってのは何処でも個々でも元気なもんだから…」

[メイン] 今川雷蝶 : 溜め息を吐きながらそれについていく

[メイン] 金剛 : 「Let's Go! 遅れたら置いてくデース!」
そのままイヴの手を引き、駆けていく

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!」
ニッコリ!と楽しそうな、無邪気な笑顔で、一緒の歩幅で駆け出す。

[メイン] GM : [酒屋ヴィーノ]
和風な街の中にひとつオシャレなイタリア酒屋。お酒を飲むことも買うことも出来る。おすすめは地元とイタリア産の葡萄を使ったワイン。

[メイン] : 「いらっしゃいまっせ」
独特な口調のマスターがグラスを磨いている。

[メイン] : 「チャオ。ラッシャイー」
従業員と思われる髭を生やした2人の外国人が出迎える。

[メイン] GM : 店内は落ち着いたライトアップで静かにジャズが流れている。

[メイン] : 「カウンター?テーブル?」
と赤の蝶ネクタイをした髭の片方が話しかける。

[メイン] 若宮 イヴ : 「  」
奥ゆかしい、古風な温泉街の光景から、一気に異国へ訪れたようで、宇宙猫になっている。
目を真ん丸にしたまま、口も半開きで、静止している。

[メイン] 金剛 : 「Oh…」
酒瓶とおじさんが居並ぶ光景を予想していたので面を食らい…頼りになる二人へ視線を送る

[メイン] 金剛 : (ど、どうするデース?)

[メイン] 今川雷蝶 : 「派手すぎでしょ」

[メイン] ココ : 「確かに……和、ではないね……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「………カイコクセンゲン……!」

[メイン] ココ : 「そもそもイタリアン? 中華? アメリカン? てんでバラバラじゃないか……!!」

[メイン] ココ : 「……しかし、折角来たのだから──そうだね、あいつらにはこっちの土産の方がいいか」
ボトルを見繕おうと棚をみていき。

[メイン] 金剛 : 「Oh…わりとみんなフリーダムデース…!」

[メイン] 金剛 : 「こ、ここは…店の人の話を聞いた方が良さそうデース…?」

[メイン] ココ : 「マスター、お勧めはあるかい?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…ていうかメニュー何処かしら?」

[メイン] ココ : 「良ければ一口飲んでから選びたい所だけど……今日はちょっとね」

[メイン] : 「メニューこちらにあるからネ」
と緑の蝶ネクタイをした髭の片方が言う。

[メイン] GM : ・アルコール
赤ワイン(渋みと酸味のあるテイスト)3 ¥580
白ワイン(甘くまろやかなテイスト)3 ¥560
エルフラミンゴ(甘い香りとミルクの口当たり)1 ¥470
ブルーラグーン(酸味が効いて爽やか)1 ¥490
エンジェルキッス(カカオと生クリームの甘さ)1 ¥500
キウイマティーニ(ジンとキウイの酸味と甘み)1 ¥500
ジンデイジー(レモンとシロップの酸味と甘み)1 ¥490
ミッドナイトサン(ほのかに甘酸っぱい)1 ¥490
フロンティア(フルーティでジューシー)1 ¥480
バナナバード(生クリームとバナナの甘み)1 ¥490
キスール(フルーティな白ワインカクテル)1 ¥530
セックスオンザビーチ(ピーチのフルーティカクテル)2 ¥500
ハイランドクーラー(ジンジャーエールテイスト)2 ¥490
カルーアミルク(牛乳の甘めなカクテル)1 ¥500
アイオープナー(アプリコットやヘーゼルナッツを原料としたカクテル)2 ¥530
ブランデーサワー(さっぱりとした爽快感)2 ¥470
モスコミュール(ライムとジンジャーエール)1 ¥490
アンバサダー(ジューシーでまろやかなオレンジテイスト)1 ¥480
ウイスキーマック(しっかりしたウイスキーに甘さが)2 ¥500
キール(ワインベースな大人の味)2 ¥500
ビジュー(チェリートッピング。宝石の異名を持つ)2 ¥500
カンパリオレンジ(オレンジの甘いカクテル)1 ¥470
アプリコットクーラー(レモンと杏が爽快)1 ¥470
ウィドウズキス(ビターな大人の味わい)2 ¥510
ウォッカアップルジュース(ウォッカの甘いジュース割り)1 ¥480
ジントニック(ライムのすっきりした爽快感)2 ¥480
ピンクジン(ジュースのようだが度数の強いカクテル)3 ¥490
キールロワイヤル(カシスとシャンパンのカクテル)2 ¥540
ブルドッグ(グレープフルーツとウォッカのカクテル)1 ¥470
カフェドパリ(生クリームと卵白が入った辛口)2 ¥500
パパゲーナ(濃厚チョコレートカクテル)2 ¥500

・おつまみ
レンコンの磯辺揚げ(衣の海苔の風味が美味い)
じゃが明太チーズ(茹で芋にとろけるチーズ)
アスパラパイ(アスパラとパイ生地のうまさ)
なめろう(マグロのたたきに似たあれ)
照り焼きチキン(一口サイズの照り焼きチキン)
軟骨揚げ(こりこり美味しい)
手羽先(甘辛タレが美味い)
クラッカーサンド(モッツアレラトマトなどをクラッカーで挟んだ)
ナスの味噌炒め(茄子味噌って美味しい)
ピーマンの肉詰め(よく見るあれです)
アボカドチーズ(そのままの意味)
蟹の足盛り合わせ(そのままの意味)
枝豆(塩が美味い)
イカの刺身(わさび塩+レモンが美味い)
油揚げのかりんとう(油揚げをカリカリにして砂糖をかけた)
マカダミアナッツ(美味しい)
バナナシナモン揚げ(揚げバナナ+シナモン)
焦がしチョコマシュマロ(焦げ溶けてて美味い)

[メイン] : 「ふぅむ…おすすめですか」

[メイン] : 「実はわたくっし、人間観察が趣味でございましって。なんとなくその人に見合ったカクテルを作るのが得意なのでございーまっす。よろしければお作りしましょうか」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イタリアン……レッド……グリーン………」
頭の中で、1-1のBGMが流れ始める。

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「(人間観察…もしかしたら…)」

[メイン] 金剛 : (なんとなく怖いネー…)

[メイン] ココ : 「……折角だし、ノンアルコールで4人分……雷蝶はどうする? アルコールにするかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴ達に見合ったカクテル……自己を見つめ直す、機会……!」

[メイン] 金剛 : 「折角だし…そうですネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!気になります!」
びしっと、手を掲げる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「日々精進、日々武士!傍目から、今の自分がどう見えているのか……それを知るのは、大事です!」
異国の風の中でも、ブシドーを見つけ、宇宙猫からすっかり戻った様子。

[メイン] 今川雷蝶 : 「麿もノンアルでいいわよ 一人だけ酔っても仕方ないし」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴもお酒は我慢します!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブラザーな店員さん!カクテルではなく、ノンアルコールで、見合ったものを作れますでしょうか!」

[メイン] : 「スィ。マスター、カクテルをノンアルコールで4人分ね」

[メイン] : 「了解いたしましった」
「マリオ、お客様におしぼりを」

[メイン] : 「あ、スクーザ、ルイージ。おしぼり取ってくれ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「まりお、るいーじ」

[メイン] : 「スィ。ディンミマーリオ」
「どうぞープレーゴ」
と言ってたおしぼりを4個渡し、テーブルにおしぼりが置かれる。

[メイン] 若宮 イヴ : 頭の中で、スターを取った時のBGMが掛かっている。

[メイン] 今川雷蝶 : 「…そういえば、こいしにあげたソフトがそんな名前だったわね」

[メイン] ココ : 「……どこかの配管工みたいだね」

[メイン] 金剛 : 「マンマミーアデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「です!」

[メイン] 金剛 : 「わっくわっく…こういうのって待つときが一番楽しいですよネー!」
と言いつつおしぼりで手を拭う

[メイン] 若宮 イヴ : 「! はい!わかります!何が来るのか、胸がドキドキする瞬間です!」
ニッコリと笑い、頷きながら、イヴもおしぼりを使って手を拭く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さんは、やっぱり黄色いカクテルでしょうかね?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「みんなを明るく、元気にさせてくれるカラーです!イヴも、金剛さんの向日葵のような笑顔に、いつも助けられてます!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「アンタ、そんな口説き文句何処で覚えてきたのよ…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「?」
きょとん、とした顔で、小首を傾げる。よく分かっていなさそうな顔。

[メイン] 金剛 : 「えっ、えへへ…っ…そうですかネー…?」
照れつつも嬉しそうに

[メイン] ココ : 「天然でやっているとしたら少し末恐ろしいね……」

[メイン] 金剛 : 「で、でもでもそう言ってもらえると…とても嬉しいデース!」

[メイン] 金剛 : 「私は天然だって信じてるネー!だって天然じゃなかったら、私が完全に手玉に取られてることになるデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…麿としてはチョロい金剛が手玉に取られて方が安心よ」

[メイン] 若宮 イヴ : よく分かっていなさそうだが、金剛の微笑ましい様子に、くすりと笑い、また自然と手が伸び、なでなでしている。

[メイン] 今川雷蝶 : 「そういう言葉は控えないといつかブッ刺されるわよ…ほんと…」

[メイン] 金剛 : 「や、やめるデース!人前デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!♪」

[メイン] ココ : 「怖いね……天然たらし……」

[メイン] : しばらくして、カクテルを2つずつトレンチに乗せた髭の店員たちが、君たちそれぞれの前にことりとカクテル置いていく。

[メイン] : 「どうぞープレーゴ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] : まずは金剛の方を見て、マスターが口を開く
「茶色の髪のお客さんにはブランデーサワーでっす。「甘美な思い出」という意味がありまっす」

[メイン] 金剛 : 「Wow!なんだか素敵な意味合いですネー…!」
恭しく受け取り、グラスをじっと見つめる

[メイン] : 次にココの方に視線を移して
「お客さんにはウォッカアップルジュースでっす。「強さと優しさ」という意味がありまっす」

[メイン] ココ : 「ありがとう。……『強さと優しさ』、か……フフ、勿体ない言葉だね」

[メイン] : 次にイヴの方に視線を移して
「可愛らしいお客さんにはジントニックでっす。「強い意志」という意味がありまっす」

[メイン] 若宮 イヴ : 「わぁあ~~~!透き通ったサワーに、ライムが添えられて……なんだか、シャキっとしてます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「『強い意志』……ふふふ!ブシドーそのものです!」
ニッコリと、満足そうな笑顔で、澄んだ色を目に焼き付け、瞳の奥の星々を輝かせている。

[メイン] : 最後に雷蝶に視線を移して
「赤毛のお客様には…パパゲーナ。これはもうそのままでっす「優雅」お客さんそのものでっす」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほう…麿に相応しい物かもね」

[メイン] : 「マスターかっこつけだからそのまんまだけど、見た目がそれっぽいだけでノンアルコールだから安心してイイヨー」
髭の店員がにこやかにそう付け足して

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!私、感激いたしました!お二人共ありがとうございます!!」

[メイン] ココ : 「ありがとう、では有難く味合わせてもらうよ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「注文通り…よろしくてよ」

[メイン] 金剛 : 「は~気遣いの行き届いてますネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 食材に感謝を!と、可愛らしい声で手を合わせながら、からん、と氷の音を立て、グラスを持ち上げる。

[メイン] ココ : しっとりとジャズが流れる中、グラスをくゆらせ氷が鳴り。
「そうだね。この食材にも、そしてこのカクテルとの出会いにも感謝して──」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ごく……ごく…… んん~~!すごいです!さっぱりした味わいの中に、渋みもあって……それを甘く包むような、ライムの風味がマッチしていて……素敵です!」

[メイン] 今川雷蝶 : 別段アルコールは含まれていないので
こくり、と飲み干した

[メイン] 若宮 イヴ : まるで大人へと一歩近づけたような気分で、ご満悦気味な様子。
背伸びしたがりな、このお年頃には、店内の雰囲気もあり、気分に酔っていた。

[メイン] 今川雷蝶 : 「なるほど……コレに優雅…とつけた意味…少し考えたくなってくるわね」

[メイン] 金剛 : 「ンー…喉があったまる感じはないけれど、やっぱりお昼はこういう味がいいネー!」
それでもブランデーらしい味わいが再現されていることに感心しつつ

[メイン] ココ : 白濁とした橙色をライトに煌めかせながら、くいっと飲み。

[雑談] system : [ 金剛 ] Money : 13709 → 13239

[メイン] ココ : 「……うん、ジュースと名付いてるだけあって飲みやすい甘さだ。これは確かに『優しさ』……」

[メイン] ココ : 「その中で主張する爽やかな辛さ、これが『強さ』……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふふふ!これが、私……これが、私達なんですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : からん、とまた軽やかな氷の音を立て、まだ残るカクテルを見つめる。

[メイン] 金剛 : 「なるほどネー…他人の見立てでカクテルを作ってもらったのは初めてだったけどサー…」

[メイン] 金剛 : 「趣深くていいものデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!フゼーがあります!」
ニッコリと満面に笑う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「和風、とは違いますが……こういう、予期せぬ出会いもまた、旅なのでしょうね!」

[メイン] ココ : 「一期一会……これもまた、粋だね」

[メイン] 金剛 : 「一期一会…いい言葉デース…!」

[メイン] 金剛 : 「これきりと思うと、飲み切るのがちょっと惜しくなるくらいですよネー?」
7割ほどを飲んだグラスを名残惜し気に見つめつつ

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、案外良い店じゃない」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!私もそう思います!イチゴイチエ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……あっ、そういえば、店員さん!」

[メイン] : 「スィ。なんでしょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「私達……動物さんを探していまして!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「この辺りで、そうですねー……ごろんって寝ている動物さん、見かけませんでしたか?」

[メイン] : 「フンム…このタウンにはアニマルがモルトいっぱいいますからネー」
「…マリオは知らない?」

[メイン] : 「そうねー…ミーにも心当たりは…あっ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] ココ : 「!!」

[メイン] 金剛 : 「!!!」

[メイン] : 「そいえばマスターが、昨日不思議なことがあったって話してましたー」

[メイン] 若宮 イヴ : 「? 不思議なこと……ですか?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ふむ…?」

[メイン] ココ : 「……聞かせてもらえるかい?」

[メイン] : 「イエス!お客さんがひとりでお店にいて、ミーたちは買い出しに行っていたのですよ」

[メイン] 金剛 : 「ンー…自由ですネー」

[メイン] 若宮 イヴ : ふんふん!と頷きながら聞いている。

[メイン] : 「それでマスターがお客さんの相手をしていたのですが…」

[メイン] : 「おすすめのカクテルを作っていたら、いつの間にかそのお客さんの姿がなくなっていて、マスターが不思議に思ってカウンターから出てくると、一匹の猫が店から駆け足で出て行ったそうです」

[メイン] 若宮 イヴ : 「猫ちゃん……」

[メイン] 金剛 : 「これは…!」

[メイン] ココ : 「……ビンゴ、かな?」

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛と顔を合わせると、きりっと眉を立ち上げ、強く頷く。

[メイン] 今川雷蝶 : 「そう、猫が…」

[メイン] : 「イエス!フォックスにつままれたならぬ、キャットにつままれたって話してましたよ!HAHAHAー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ほっほっほ 傷が残らないだけ良かったわね」

[メイン] 金剛 : 「HAHAHA!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お話いただきありがとうございました!」
ぺこっ!と御辞儀。

[メイン] ココ : 「ハハハ……うん、有意義な時間だったよ」

[メイン] 金剛 : 「さて…新たな情報も得られたことだしサー」

[メイン] : 「プレーゴ」
髭の店員たちがにこやかに笑顔でそう言って

[メイン] ココ : 「そうだマスター、最後にボク達のカクテルをボトルで包んでもらえるかい?」

[メイン] 金剛 : 「!!!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!!!!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら…」

[メイン] ココ : 「いつかボク達全員が大人になった時に……またこうして乾杯しよう」

[メイン] 金剛 : 「こ、ココ…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「素敵です!」
目をキラキラと輝かせる。

[メイン] 金剛 : 「気の利いたことを考える男ですネー!貴方は誇りデース!!」
背中をぺちぺちと叩きながら

[メイン] 今川雷蝶 : 「あらあら…ぶきっちょが嘘みたいに気取るじゃない…?」

[メイン] ココ : 「五感と記憶は密接なんだよ。音楽、味覚もまた……この日の思い出を、"コスモ"をまた感じられるようにね?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、とってもいい考えよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「! コスモ!」

[メイン] 金剛 : 「コスモを…燃やすデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!思い出はいつでも、キラキラしてます!そんな空を、いつまでも見られるように……望遠鏡を、いつでも覗き込めるように!」

[メイン] : 「了解いたしましった。少々お待ちを」
そう言うと、手早くボトルを紙でくるくると巻き始める。

[メイン] : 「スィ。どうぞ!」
髭の店員2人が君たち4人それぞれに紙に包まれたボトルを渡していく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「キョーエツシゴクです!ありがとうございます!」
ニッコリと満面の笑顔で受け取る。

[メイン] 金剛 : 「ンー…今から待ち遠しいですネー」

[メイン] ココ : 「ありがとう。イヴちゃんが成人するとなると、2年後か。待ち遠しいね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!その時にはイヴも、立派なおサムライになっています!」
ふんすと鼻を鳴らし、自信たっぷりに胸を張る。

[メイン] 金剛 : 「イヴの成人記念も兼ねて盛大にやるデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「それまでに、精々大人らしくなっておく事ね」

[メイン] 金剛 : 「さてさて、あまりお店に長居してもご迷惑だからサー…」

[メイン] 金剛 : 「猫ちゃん探しに!そろそろ行くデース!」

[メイン] ココ : 「そうだね。ここらでお暇しようか」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!名探偵のお仕事は、まだ始まったばかりです!」

[メイン] : 「グラツィエ!チャオ~!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ごきげんよう! キャラかどっちかは知らないけど、日本語上手だったわよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「かたじけありませんでした!またお会いしましょう!」

[メイン] ココ : 「さて、猫探しかぁ……。うーん」

[メイン] 金剛 : 「勢いよく酒屋さんを出てみたところで、ネー?」

[メイン] 金剛 : 「猫が集まってそうな場所…?デース…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「猫さんは気分屋さんです!色んなところにいるものですから、弱りました……」

[メイン] 若宮 イヴ : 小難しそうに、悩ましそうな表情で腕を組む。

[メイン] ココ : 「……難しいよね? 中々、ちらほらなら街内にもいるけれど、集まる場となると……」

[メイン] 金剛 : 「ぬぅ…ち、地図を見るデース!」
と言って、三人の方へ向けて地図を広げる

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] ココ : 「!!」

[メイン] 金剛 : 「えー…と?なんだかんだ自然があったほうが動物は安らぐと思うしサー…公園とかどうデース?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「さすが金剛さんです!目の付け所が良いと、イヴは思いました!」

[メイン] ココ : 「……公園か、確かに。外れの方で完全に意識外だった」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なるほど…アンタいい所気付くじゃない…!」

[メイン] 金剛 : 「えへへ、そう言われるとむず痒いデース…!」

[メイン] 金剛 : 「では!公園へ向けて…」

[メイン] 金剛 : 「抜錨デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「抜猫です!」

[メイン] ココ : 「ば、抜錨だー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いや、船じゃねえんだけど!?」

[メイン] GM : [公園]
一面に緑の芝生が広がる公園。
親子連れがかけっこで遊んだり、ボール遊びをしている。
フリスビーを投げるのにはもってこいだ。
よく見ると、ちらほら野良動物たちがいるようだ。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおっ!広々としてます!それに……まるで、自然と人の共生です!」

[メイン] 若宮 イヴ : 見れば犬が、猫が、鳥が……さらに、兎が、狐が、狸が、ハムスガーがいる。

[メイン] ココ : 「……街内と比べて、更に増して多いね? 自然そのものだ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!異様と言われれば異様ですが、それでも……心温かる光景とも、イヴは感じます!」

[メイン] 金剛 : 「ここまで緑豊かな光景は初めてみたネー」

[メイン] ココ : 「ここまで動物が多いとなると、期待できそうだ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……も、もちろんっ!動物になってしまった人間さんがいるなら、イヴは元通りになった方がいいとも、思ってますよっ!」
訂正するように、そしてあまり他には聞こえないようなトーンで、告げる。

[メイン] 金剛 : 「もう…わざわざ言わなくたってイヴの気持ちはちゃんとわかってるデース!」

[メイン] 金剛 : 「そんなに気にしなくていいデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ、以心伝心です!ブシドー!」
ニッコリと、満足気に解れる。

[メイン] ココ : 「うん、イヴちゃんが優しい子なのは知ってるからね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「まあ、動物ライフエンジョイしてる方は放っておいてもいいけど 戻りたい奴の方が大半でしょうしね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「さっさと見つけて旅行に戻るわよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへ!はい!」

[メイン] GM : 《聞き耳》どうぞ!

[メイン] ココ : ccb<=90 超視覚 (1D100<=90) > 31 > 成功

[メイン] 金剛 : よくやった!

[メイン] 若宮 イヴ : ccb<=95 ブシドー! (1D100<=95) > 36 > 成功

[メイン] GM : 「たろう〜!とってこ〜〜い!!」
と言う声が聞こえる。どうやら飼い主がたろうという名前の犬とフリスビーで遊んでいるようだ。

[メイン] ココ : 「……微笑ましい風景だね?」

[メイン] 金剛 : 「そうですネー…?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なんか、元人間かもって思うだけで違和感生えてくるわね…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅぅ、そう言われると、複雑な心境です……!」

[メイン] ココ : 「人間が四つん這いで……ってあまり想像したくないけど実感がちょっと籠もるのがヤだなぁ……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」
ぴこん!と、電球が頭の上に浮かぶ。

[メイン] ココ : 「……待てよ? という事は今ここで古虎さんの名を呼べば……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!イヴもそう思いました!もしかしたら……あのワンちゃんのように、反応してくれるかもしれません!」

[メイン] 金剛 : 「なるほどネー…!二人ともよく思いついたデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「名前は…確か…」

[メイン] 若宮 イヴ : えへへっ!と、金剛にはにかみながら、すぅ~~と、息を吸うと。

[メイン] 若宮 イヴ : 「古虎さん~~~~~~~!」
アイドルらしく、張った声で、公園に響かせるように叫ぶ。

[メイン] GM : イヴがそう叫ぶと…

[メイン] 野良猫 : 公園内にいる動物たちのほとんどは無反応だが、一匹の野良猫がピクリと反応したように見えた。

[メイン] 今川雷蝶 : 「あの猫…ちょっと動いたわね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!ひょっとすると……ひょっとするかもしれません!」

[メイン] 金剛 : 「やってみる価値は…あるデース!」

[メイン] ココ : 「うん、あの子だね」持ち前の視力でじっと。

[メイン] 若宮 イヴ : 野良猫の方へと、ゆっくりと……怯えさせないように近づいていき。

[メイン] 若宮 イヴ : なるべく姿勢は、上から見下ろす形ではなく、できる限り低く。

[メイン] 若宮 イヴ : 目と目は合わせず、顔全体を見るようにして、ニッコリと、柔らかく微笑むと。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おいで~!怖くないですよ~!」

[メイン] 若宮 イヴ : 手をちろちろと動かし、呼びこむ。
この場で、人間の姿にさせては、他の人達を驚かせてしまうかもしれない!と、イヴは少し慎重になっていた。

[メイン] 野良猫 : 「ぬ、ぬああ」
一方野良猫は調子が悪そうに起き上がり、じーっとイヴの方を睨んでいる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ほ~ら!ご飯の時間ですよ~!起きましょうね~!」

[メイン] 若宮 イヴ : 優しく声を掛けてあげながら、ゆっくりと手を差し出し、攻撃を加えない意志を見せながら、衝撃を与えないように抱き抱える。

[メイン] 野良猫 : 見た目通り調子が良くなさそうで、警戒しつつも暴れることなく抱きかかえあげられる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「よ~しよし~、良い子ですね~」
優しい口調で、背中を撫でてあげながら、3人のもとへと戻る。

[メイン] ココ : 「流石、上手くいったようだね?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!ちょっぴりおへそを曲げてますが、捕獲成功です!」
ニッコリと笑う。

[メイン] 金剛 : 「ンー…お見事!ブシドーですネー!」

[メイン] ココ : 「しかし、試す……にしてもここじゃ人が多いね? 万が一戻ってしまったらコトだ」やや声量を落として。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!みんなをビックリさせてしまっては、ブシドーに反します!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「一度……旅館に戻ろうかと思います!」

[メイン] ココ : 「確かに、あそこなら浴衣もあるし……お土産も一旦置いておきたかったしね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ま、それしかないわよね 見苦しいし」

[メイン] 金剛 : 「確かにそれが無難ですかネー」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!いち早く奥さんに、無事を知らせないといけません!」

[メイン] 若宮 イヴ : こうして私達は、駆け足で!旅館まねきねこへと、戻りました!
なーごなーご鳴く古虎さんの、不服そうな声には、ちょっぴり申し訳なさもありましたが……もう少しの辛抱です!

[メイン] ココ : 「それじゃ猫ちゃんはこっちで……雷蝶、お願いできるかい?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!」
猫を今川さんに渡そうとする。

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「……」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「いや、なんで麿なのよ!?」

[メイン] ココ : 「ほら、ボクは見ての通り動物に嫌われがちだろ?
結局猿も上手くいったのは雷蝶だったし……」

[メイン] ココ : 「浴衣、サイズ色々あったからよろしく頼むよ。あと……イヴちゃん、タッパーもいいかな?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ご随意です!」
豚しゃぶの入ったタッパーも取り出し、手渡そうとする。

[メイン] 若宮 イヴ : 「今川さん!受け取ってください!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「これは……今川さんにしか、できないことです!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「んぐっ…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ああ、もう仕方ないわね…!やっておくわよ…!!」

[メイン] 金剛 : 「応援してるデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ブシドー!ありがとうございます!頼りになります!」
ニッコリ!と、無邪気な、純真無垢な笑顔で感謝を伝える。

[メイン] ココ : 「ありがとう雷蝶。……少しボクは席を外すよ、気になってる事があってね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「?」
ココの方を見て、小首を傾げる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「気になること……ですか?」

[メイン] ココ : 「ただの杞憂かもしれない。……何か収穫があったら改めて教えるよ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なんでもいいけど、早めに戻って来なさいよ…!色々ややこしいんだから…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「むぅ~……わかりました」

[メイン] 若宮 イヴ : 「よく分かりませんが……気を付けてくださいね!」

[メイン] ココ : 「うん、じゃあまた」
手を振って、その場を後に。

[メイン] 金剛 : 「この町はやばいですからネー…ご武運を!デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 手を振りながら、健闘を祈るように、ココの背を見送り……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……では、金剛さん!私達も……私達の出来ることを、果たしましょう!」

[メイン] 若宮 イヴ : 気合を入れるように、眉に力を込め、金剛の手を握る。クセで。

[メイン] 金剛 : その手をしかと握り返し

[メイン] 金剛 : 「Yes!」

[メイン] 金剛 : 「私たちもあの二人に負けないよう、頑張るデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!ケンコンイッテキです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「抜錨……ですね!」

[メイン] 金剛 : 「そう!抜錨デース!」

[メイン] 金剛 : 握った手を引き、目的の場所へと向かう

[メイン] 若宮 イヴ : そして……二人は、205号室の前。
緊張感を漂わせつつ、インターホンへと指を置き、鳴らす。

[メイン] : 「…はい。どちら様でしょうか?」
昨日と同じく少しの沈黙のあと、女性が応答する。
少し声が弱々しく聞こえるかもしれない。

[メイン] 若宮 イヴ : 「若宮イヴですっ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 聞こえた声からは、不安の色を感じ取り、心が締め付けられるような気持ちになる。
そして、早く……一刻でも早く、安心させてあげたい!と思うイヴ。焦りが見え始める。

[メイン] 金剛 : 「それとイヴの友達の…金剛デース!」
焦りが伺えるその声を聞いて、安心させるように手を握りなおす

[メイン] : 「…ああ。昨日の…もう1人の方ははじめましてですね」
「それで、何かご用でしょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「旦那さんが見つかりましたよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 明るい声で、吉報を知らせるように、にこり!と、全力の笑顔で微笑んで。

[メイン] 金剛 : 「そうデース!街中探し回ってきたネー!」

[メイン] : 「…えっ!?それは本当ですか!?」
声と一緒にガタンと大きな音がして、すぐに205号室の扉が開かれる。

[メイン] 若宮 イヴ : びくんっ!と、つい吃驚してしまいつつも、奥さんと目が合うと、笑みを作って。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!今、208号室で預かっています!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「公園の方で、ぐったりとしていましたので……すぐにお部屋に運んで、休ませてます!」

[メイン] 金剛 : 「ちょ~っとばかり疲れていらっしゃるので…優しくしてあげてほしいネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : もちろん……これは、嘘であり、イヴ自身、嘘を吐くのはそれほど得意ではない。

[メイン] 若宮 イヴ : 表情がぎこちなく、目線も泳ぐ。
しかし、そこまで嘘は言っていないはず……と、そう自分に言い聞かせ、毅然とした態度でい続けている。

[メイン] 若宮 イヴ : 真実を伝えた方が、奥さんと旦那さんの諍いも軽量で済むかもしれない、とはイヴは思ったが……。
なんとなく……これは、知らせてはいけないと、本能的に思い、隠すことにしたのだった。

[メイン] : 「…公園でって、あの人は…」
「…いえ、そうではありませんね。まずはありがとうございます。あの人を見つけてもらえて」
イヴの表情の変化には気付くことなく、素直に感謝の言葉を述べる。

[メイン] : 「…昨日私の方からお断りしたのに…観光どころではなかったのではありませんか?」
「ご友人のあなたにも申しわけありません」
それぞれに陳謝するように頭を下げて

[メイン] 若宮 イヴ : 「いえいえ!むしろ、困っている方を放ったまま観光する方が、私にとっては気持ちが悪いです!」

[メイン] 金剛 : 「いえいえいえ!私はイヴに付き合っただけなので、全然気にしなくて大丈夫デース!」
申し訳なさげな夫人の為、あえて滑稽なくらい大仰に手ぶりをして言う

[メイン] 若宮 イヴ : 「なので、無事にお二人が再会できそうで、心からホッとしています!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ!そうです!気にしなくていいのです!」
金剛の手をぎゅっと握り、笑い掛けながら。

[メイン] 金剛 : 「ネー!」
笑い返しながら、楽しげな表情をあえて浮かべる

[メイン] : 「…本当にありがとうございます。そう言ってもらえると、私も楽になれますね」

[メイン] : 「…それで、あの人は208号室で休んでいるのですよね?無事かどうかこの目で確認したいのですが…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!是非是非!ご案内します!こちらへどうぞ!」

[メイン] 金剛 : 「行くデース!」

[メイン] : 「…ありがとうございます」
着の身着のままで、イヴたちについていく。

[メイン] 若宮 イヴ : そして208号室へ辿り着き。

[メイン] 若宮 イヴ : 「今川さん~?入っても大丈夫でしょうか!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ああ、アンタ達ね やっと戻ったの…」

[メイン] 金剛 : 「Yes!古虎さんの様子はどうデース?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「入って確かめなさい」

[メイン] 若宮 イヴ : 「御意です!失礼します!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「奥さん!こちらです!」
安心させるように、ウインクしながら、扉を開けて、先を譲る。

[メイン] : 頷き、失礼しますと述べたあと、室内に駆け込み…

[メイン] : 「…あ、あなた…!」

[メイン] : 「どこに行っていたのよ!?本当に心配したんだから…!」

[メイン] : うめき声を上げて寝込んでいる男性に覆い被さるように抱きついて、恨み言を漏らしながらも

[メイン] : 「良かった。本当に良かった…!」
眠り続けてはいるが、男性の無事な姿を見て安堵していた。

[メイン] 若宮 イヴ : 二人の再会に、心から喜ばしさを感じ、微笑みながら、涙腺が潤みそうになる。

[メイン] 若宮 イヴ : 胸に手を当て、二人の時間をそっとしてあげるように、見守る。

[メイン] 今川雷蝶 : ふう、と一息付くと扇子を広げる

[メイン] 金剛 : (これにて一件落着と言うことに…したいですネー…)

[メイン] ココ : そうして少しして、皆の元へ帰り。

[メイン] ココ : 「や、どうだった……って、上手くいったようだね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい」
慈しみに満ちた笑顔と、優しい声で、ゆっくりと頷く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……おや?後ろにいらっしゃるのは……」

[メイン] ココ : 「うん、古虎さんが見つかったって女将さんに連絡しに行っていたんだよ」

[メイン] 金剛 : 「なるほどそれで、女将さんも来たですネー?」

[メイン] 女将 : 「あら?みなさんお揃いで…こんにちは」

[メイン] 金剛 : 「こんにちはデース!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら、ごきげんよう」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!こんにちは!」
ニッコリ!と屈託の無い笑顔で。

[メイン] ココ : 「うん、改めてこんにちは」

[メイン] 女将 : ぺこりとそれぞれに軽く会釈したあと、布団に横になっている男性と、それにすがりついている女性を見て

[メイン] 女将 : 「…本当だ、古虎さんの旦那さん見つかったんですね。私どもとしてもとても嬉しいです」

[メイン] 女将 : 「…でも古虎さんの旦那さんの顔色は良くなさそうですね。救急車を手配しましょうか?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「………」
しばらく、考え込み……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……いえ!少し酔いつぶれちゃっていただけですから、大丈夫です!」

[メイン] 若宮 イヴ : ニコリ!と、女将に微笑む。

[メイン] 若宮 イヴ : 病院へ送った方が、きっと良いかもしれないが……イヴは、思う。

[メイン] 若宮 イヴ : 「少し安静にしたら、すぐに元気になると思います!」

[メイン] 若宮 イヴ : 二人にとっての旅行は、素敵なものであってほしいから。

[メイン] 女将 : 「むぅ…。しかしここは今川様たちのお部屋ですし、このままでは私どもとしても…」

[メイン] 若宮 イヴ : 最後の最後まで、楽しいものであってほしく、満喫をしてほしいから、という思いがあった。

[メイン] 若宮 イヴ : 「では、移動しましょうか?旦那さんもぐったりしていますし、どこか……気持ちを落ち着かせることができる場所があれば……」

[メイン] ココ : 一度、猫となりまた人となる……その憔悴は想像できるものではないが。
今はただ、人のままで、一時の白昼夢とした方が良いのだろう。

[メイン] ココ : 「……5階にちょうどテラピールームやマッサージ室があるね」

[メイン] ココ : 「あそこのマッサージは良かったよ……身心ともに安らぐ……」

[メイン] 金剛 : 「ほう…!私も折角だしやってみたいですネー…!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「疲れてるしねぇ…麿もいいと思うわ」

[メイン] 金剛 : 「みんなで行くデース!旦那さんは私たちで運ぶからサー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おお!いいですね!私も体験してみたいですし、旦那さんも、お外で寝込んで体が石のようにカチンコチンになっているかもですし、良いかもしれません!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「どうですか?奥さんも」
軽く屈み、奥さんへにこりと、柔らかく微笑む。

[メイン] : 「…私は、この人が戻ってきただけでもう十分ですから」

[メイン] 金剛 : 「そんなこと言わずにサー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そうですよ!ご一緒に!」
腕を軽く引きながら、誘うように。

[メイン] 金剛 : 「折角の旅行!これで十分じゃなくて、もっともっとってしないと損デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の言葉に賛同するように、こくこく!と頷く。

[メイン] 若宮 イヴ : 「言ったじゃないですか」

[メイン] 若宮 イヴ : 「お互いに、楽しい旅行にしましょうって」
にこりと、微笑んだ。

[メイン] : 「…!それは…そうですね」

[メイン] : 「せっかくこの人が戻ってきたのに、私がこうやって暗い顔をしていたら、この人の目覚めも悪いですよね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!飛びっきりの笑顔で、お出迎えしてあげてください!」

[メイン] : 頷いて、ゆっくりと立ち上がる。

[メイン] ココ : 「……夫婦水入らずの中、押しかけてしまってすみませんね」

[メイン] : 「いえ…こうやって見つけてもらえなければ、水入らずにもなりませんでしたし」

[メイン] 女将 : 「…いくらご厚意でも、お客様に運ばせるのは私どもとしても申しわけありません。スタッフに運ばせますので少々お待ちを!」
そう言うと女将は部屋から出て、扉の近くてスタッフに連絡を取り始める。

[メイン] 女将 : 「…すぐにスタッフが参ります。5階のテラピールーム、マッサージルーム共に連絡を入れておいたので、ご自由にご利用してください」

[メイン] 若宮 イヴ : 「御手配いただきありがとうございます!キョーエツシゴクです!」

[メイン] 金剛 : 「ありがたいお気遣いデース!」

[メイン] ココ : 「色々と無理をさせてすまないね。ありがとう、女将さん」

[メイン] 女将 : 「いえ、これが私のお仕事なので、では失礼させてもらいます」

[メイン] 女将 : 古虎さんが見つかったことの報告や、警察への連絡のためにロビーへと戻っていった。

[メイン] 今川雷蝶 : 「流石はプロね」

[メイン] 若宮 イヴ : 女将さんを見送った後、スッキリ晴れやかな表情となり。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい! それに……これで、一件落着!ですね!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、やっと旅行を再開できるわ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 全員に、純真無垢な、真っ直ぐな笑顔を向ける。

[メイン] ココ : 「うん、そうだね。これで旅行をまた楽しめる」

[メイン] 金剛 : 「うれしいことこの上ないデース!」

[メイン] ココ : 合わせて笑むが、やや視線は細まっていて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……?」
きょとんとして、また首を傾げる。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさん?どうしましたか~?5階!行きますよ!」

[メイン] ココ : 「……ああごめん、今行くよ」

[メイン] ココ :  

[メイン] ココ : 13時のマッサージを終え、現在時刻は14時。

[メイン] ココ : 「ふぅ……やっぱり生き返るようだね。あのマッサージは……」

[メイン] 今川雷蝶 : 「上出来上出来…麿の美々しさに磨きがかかったわ!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…で、こっからどうするのよ」

[メイン] ココ : 「ふふ、いつにも増して"ビューティ"かもね、ボクも……フフ」

[メイン] ココ : 「……なら、そんな美容にも良い生乳には興味ないかい?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら…」

[メイン] ココ : 「……なんていうのは、正直のところ口実なんだ。ボクが女子二人と離れて君にだけを連れ出したのは」

[メイン] ココ : 「妙な話を聞いた」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…言ってみなさいな」

[メイン] ココ : 「ボクが女将さんと話していたのは古虎さんの発見報告……それだけではない」

[メイン] ココ : 「この街の歴史、それを少し聞いていたんだよ」

[メイン] ココ : 「君も目の前で見ただろう? 猿が人に変じ、そして猫もまた人に変じる……」

[メイン] ココ : 「……やはり、おかしいとは思わないかい? 目を逸らすにしてはあまりに過ぎた光景だ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「……でしょうね」

[メイン] 今川雷蝶 : 「古虎…とかいったかしら、アレ 相当疲弊してたわよ」

[メイン] ココ : 「……やはりか。人が動物になる……その精神的疲労は計り知れないだろう」

[メイン] ココ : 「……この街でどのような理が働き、そのような事が行われているかは分からないが」

[メイン] ココ : 「それを戻す『動物に肉を食べさせてはいけない』という掟の源……」

[メイン] ココ : 「その一つが恐らく、生乳店にある」

[メイン] ココ : 「……まぁ、外れていたなら、その時はただの旅行者に戻るだけさ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…なら、行きましょう」

[メイン] 今川雷蝶 : 「迷惑の根源がなければよし、ただおかしな街とするとして…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「あったなら…もし、あるのなら…」

[メイン] ココ : 「その時は、その時だね」

[メイン] ココ : やや鋭い目つきで、旅館から生乳屋への道を歩んで行く。

[メイン] 今川雷蝶 : 張り詰めていた
かと思えば緩急を持っていた

[メイン] 今川雷蝶 : それは決意の証であった
元凶であるとすれば潰す 明確なる殺意

[メイン] 今川雷蝶 : 猫に無慈悲に変貌した醜い男などどうでもいい
その男が戻り泣いた女の涙も理由には足らない

[メイン] 今川雷蝶 : ただ、一つ

[メイン] 今川雷蝶 : 「旅行の“邪魔”をされた…それが事実なら、タダじゃおかないわよ…」

[メイン] 今川雷蝶 : そして、己もココに続いて
同じ道を辿って行った

[メイン] ココ : そうして──生乳店を臨み、意を決して入っていく。

[メイン] 今川雷蝶 : 「さ、てと……早速話を付けんの?」

[メイン] GM : [小さな生乳店]
胸の大きい女性と眼鏡をかけた男性夫妻が経営している。
ミルクを使ったものがいっぱい。おすすめは蜂蜜ヨーグルト。

[メイン] ココ : 「そうだな……話によればあの夫婦が怪しいんだけど……」

[メイン] ココ : 「待っていても仕方ないか」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ま、そういう事よね」

[メイン] ココ : 「やぁすみません、ボク達は観光客なんだけど知り合いにここをお勧めされちゃって……」

[メイン] ココ : と夫婦に話し掛けていく。

[メイン] : 大量のミルク瓶を運ぶお姉さんがいる。
「どうもいらっしゃい。ゆっくり見てくださいねー。あら?そうなんですか?嬉しいですねー!」

[メイン] : 奥にも店員らしき男性がお客にレジで会計している。
「いらっしゃいませ」

[メイン] ココ : 「この街は自然豊かで素晴らしいね。このお店の生乳もまた……とても良いものだとか。老舗なんですか?」

[メイン] : 「ええ。そうですね。老舗ってほどでもないのですが、私たちはこの町生まれで、ずっと生乳業をやっています」

[メイン] : ねー!と亭主の方にお姉さんがウインクして、それに亭主もこくりと静かに頷く。

[メイン] 今川雷蝶 : 「あらあら…ちょうど、土産にヨーグルトをいただいてねぇ…食べ比べるのも良いかしら」

[メイン] : 「はい。うちのおすすめの蜂蜜ヨーグルトはさっぱりした甘さで絶品ですよ!是非是非ー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「それは良かった…」

[メイン] ココ : 「……やっぱり、この街のものはとても美味しいんだね? 動物がよく人のものを取っていってしまう程だし……」

[メイン] ココ : 「この前ボク達も豚肉を食べていたら猿に食べられちゃってね、あの時は驚いたよ」

[メイン] : 「んふふっ!この町は『動物と身近に触れ合える町』ですからねー!…ちょっと自由すぎるところもありますけどもっ!」
「…ととっ、それは災難でしたね!?お怪我とかはなされませんでした?」

[メイン] ココ : 「いやぁ見ての通りボク達は頑丈だからね、怪我はしなかったけど……ビックリはしたかな」

[メイン] ココ : 「なんたって、目の前で『猿が人になった』んだから、ねぇ?」

[メイン] 今川雷蝶 : 「全くアレには驚かされたわぁ…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「場所は…何処だったかしら…?」

[メイン] ココ : 「猿湯だったね。……それにしても妙だよね? 『肉を食べさせるな』ってルールが態々あるなんてさ」

[メイン] ココ : 「ボク達は"不注意"で食べられてしまったわけだけど……わざわざそんな事をする人はそういない」

[メイン] ココ : 「一体、なんのためにこのルールはあるんだろう?」

[メイン] : 「にゃーん」

[メイン] : 生乳店に猫の家族が来る。

[メイン] : 「まあ、いらっしゃい子猫ちゃん」
猫たちにお皿に入れたミルクを飲ませてあげるお姉さん。

[メイン] : 子猫にミルクを飲ませながら、独り言のようにつぶやく。
「この子達生乳店のミルクが大好きみたいなんです〜」

[メイン] : 「お客さんは、野生動物たちにお肉をあげちゃダメなこと知ってますか〜?」

[メイン] : 「いつからか決まったオキテなんですよ。あげてしまうと、動物たちはお肉の美味しさを知って、共食いしちゃうかもしれませんから。誰が考えたのか分かりませんが、ぜーったいにお肉はあげちゃダメですよ〜」

[メイン] 今川雷蝶 : 「……驚かないのね、人になったって話してんのに」

[メイン] : 雷蝶の言葉に対して反応を示すことなく、子猫にミルクを与えている。

[メイン] ココ : ふうぅっと長く息を吐いて。

[メイン] ココ : 「……降参だ。ボク達はただの旅行者にすぎない」

[メイン] ココ : 「……そう、あの日はただ二日酔いが冷めず二人で白昼夢を見ていた──」

[メイン] ココ : 「ただ、それだけのことだったんだ」

[メイン] ココ : 「ボクも蜂蜜ヨーグルトを頂けるかい? お土産にしよう」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そーね、なんかもう どうでも良くなったわ」

[メイン] : 「ありがとうございまーす!」
すくりと立ち上がり、ニコニコと笑顔で商品を持ってくる。

[メイン] : 「1つ400円になります」
レジの男性店員もニコリと笑顔でそう告げる。

[メイン] ココ : 「あっちの二人はもう味わってるだろうから……あいつら用にしとくか。3つ、いや4つ頂こう」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そーね」

[メイン] : 「はーい!ありがとうございまーす!」
代金を受けとり、商品を入れた袋をココに手渡す。

[メイン] ココ : 確かに受け取り。

[メイン] ココ : 「……ふう、用事が終わってしまった。後はどうしようかなぁ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「神様にでも厄祓い祈って帰りましょ」

[メイン] ココ : 「そうだね。もっとも……」

[メイン] ココ : 「この街の神様に祈るのは、やめた方がよさそうだ」

[メイン] 今川雷蝶 : 「…ええ、全く縁起が悪いったらないわ」

[メイン] GM :  

[メイン] GM : この町の秘密を知って少し思うところがある旅行者もいるだろうが、自分は所詮は旅行者であり、家に帰るまでが旅行だ。
美味しいご飯を食べて、温泉に入って、ゆっくり眠って不穏なことは忘れよう。
そう、これはみんなで来た楽しい旅行なのだから。

[メイン] GM : そして時は過ぎ20時頃、食事を終えた君たちは各々が自由に過ごしている。

[メイン] 今川雷蝶 : そんな中でかねてより予定通りの
一足早い帰りの時がやってきた

[メイン] 今川雷蝶 : 荷物を畳み
己が利用したホテルの備品を速やか整えると、荷物を受け取り…

[メイン] 今川雷蝶 : 「さて、これで準備は終わり 帰ることはまあ先に伝えてたし…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「帰りますか──」

[メイン] ココ : すると、丁度ロビーへココが降りてきて。

[メイン] 今川雷蝶 : 「…あら?」

[メイン] ココ : 「……おや、今帰りかい?」

[メイン] ココ : なんて、偶然を装っているが208号室から彼の荷物が、そして諸々が綺麗に整えられていたのを見て既に知っていた。

[メイン] ココ : 「見送るよ。水臭いだろ?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「その通りです!」
ぴょこんと、白銀の少女も、金剛と手を繋ぎながらやって来る。

[メイン] 今川雷蝶 : 「キザな事言うわねぇアンタ……ま、演出に気を使うのは良い事よ」

[メイン] 金剛 : 「旅の終わりは寂しさが残るくらいがいいって意見もあるけどサー…最後はワイワイしたいデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!私も、華やかな!秋の紅葉のように、真っ赤な笑顔がいいです!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ふっ…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そうね、せっかくの旅行の終わりですもの 美しく飾るのが筋…かしらね」

[メイン] ココ : 「そういうこと。最後まで美しく……だろ?」

[メイン] 金剛 : 「ビューティフルにデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「モノノアハレです!ブシドー!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ええ、予定の時間まで後少しあるし…」

[メイン] 今川雷蝶 : 「ちょっと話していこうかしらね、良かった事も…やな事も含めて」

[メイン] 若宮 イヴ : 「酸いも甘いも嚙み分ける、ですね!」
ニッコリ!と純真無垢な笑顔で笑い。

[メイン] 今川雷蝶 : 「そんな所よ、日本語上手くなったわねアンタ…」

[メイン] ココ : 「振り返れば確かに色々あったねぇ……驚く事も多かったけど、楽しい事の方が上回った」

[メイン] 金剛 : 「ええ!振り返ればみんな…概ね…きっと…!いい思い出デース!」

[メイン] 金剛 : 「ご夫婦の嬉しそうな顔も見れたしネー!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい! ……動物さんパニックには、イヴもビックリで、今もなんだったのだろうって、思いますが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「きっと、お婆さんになった頃には、花のような思い出に返り咲くことでしょう!」

[メイン] ココ : 「それじゃあ、せめて楽しかった今をここに切り取っておくかい?」
懐よりインスタントカメラを取り出し。

[メイン] ココ : 「……準備はしてたんだけど、中々使う機会なかったんだよね……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「! わあ!素敵です!是非是非!撮りましょう撮りましょう!」

[メイン] 若宮 イヴ : そして、さらにぴこん!と、頭の上に電球が浮かぶと……。

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら、そんないい物あるならもっと早く出しなさいよ」

[メイン] 金剛 : 「用意のいい男ですネー…流石デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : とてとてとて!と走り去って行き、しばらくすると。
女将に、先程の夫婦を引っ張ってやって来る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「せっかくですし!華やかに、賑やかに!撮りましょう!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「あら、いいじゃない…」

[メイン] ココ : 「そうだね。華やかで、賑やかで……」

[メイン] 金剛 : 「美々しく…ってやつネー?」
揶揄うように

[メイン] 今川雷蝶 : 「そういう事!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「なら、アンタ達!さっさと並ぶのよ!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「御意です!いざ!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「麿の見送りなのだから、己の一生から絞り出す覚悟で笑いなさい!」

[メイン] 若宮 イヴ : キャ~~~!と、燥ぎながらカメラに収まる位置に集まる。

[メイン] ココ : 「フッ……言われなくとも!」

[メイン] 金剛 : 「負けないデース!」

[メイン] ココ : 「あ、このカメラお願いできますか? ええ、はい……ありがとうございます!」

[メイン] ココ : そう言って長身ゆえ、後ろに位置取りかがんで画角に収まろうとする。

[メイン] 今川雷蝶 : そして当然同じ大男の雷蝶といえば
椅子へと腰掛けて画角を合わせ…

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛に抱き着き、カメラに向かってウインクと、元気なピース!

[メイン] 今川雷蝶 : 「では、最後に…」

[メイン] 金剛 : 私真ん中!イヴと真ん中のほう欲しいデース!
一緒にピース!

[メイン] 若宮 イヴ : もちろんです!

[メイン] ココ : 周りに合わせて、少し不慣れながらもピースして。

[メイン] 今川雷蝶 : 扇子を開き 大きく仰いで…

[メイン] 今川雷蝶 : 「はい、チーズ」

[メイン] 今川雷蝶 : そう告げて 終わりの合図とした

[メイン] ココ : 撮ってくれた旅行客の方からカメラを受け取り……。

[メイン] ココ : 「皆どんな顔で写っているかまた楽しみだね?」

[メイン] 金剛 : 「帰ってからのお楽しみ…デース?」

[メイン] 若宮 イヴ : ありがとうございました!と、旅行客へ、ぺこりと御辞儀して。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!また楽しみが一つ、増えてしまいました!」

[メイン] 今川雷蝶 : 「そういう事…んじゃ」

[メイン] 今川雷蝶 : 椅子から立ち上がる
荷物を掴んで 今度こそ

[メイン] 今川雷蝶 : 「またね、帰るまでが旅行ってのを忘れない様に」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……はい!お気をつけて」
しんみりとした面持ちで、そして、笑顔で。

[メイン] ココ : 「うん、風邪ひかないように。またね!」

[メイン] 金剛 : 「お元気で…デース!」

[メイン] ココ : その美しさを体現したような後ろ姿を見送り。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……金剛さん!」
手をぎゅっと握ると、笑顔を向けて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「私達も、もう一つの『思い出』を……取りに行きましょう!」

[メイン] 金剛 : 「そうですネー!」

[メイン] 金剛 : 手を握り返し

[メイン] 金剛 : 「善は急げ、とも言いますし…行くデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!いざ出陣です!」
ニッコリ笑顔で、もう片方の腕を掲げながら。

[メイン] ココ : 「とほほ……ニガニガ同盟ぼっちになっちゃったなぁ……」

[メイン] ココ : 「いってらっしゃい。外は暗いから気を付けてね」

[メイン] 金剛 : 「なあに!寂しい思いはさせないよう、すぐ戻るデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「です! 転ばないように、気を付けたいと思います!」

[メイン] 金剛 : 「その間に一人を存分に満喫しておくといいネー!」

[メイン] ココ : 「フフ、そうさせてもらうよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ココさんも、色々とありがとうございました!」

[メイン] 若宮 イヴ : ぺこり!と、深々お辞儀をする。

[メイン] ココ : 「おっと、まだ別れは先だろう? ……けどそうだね、こちらこそありがとう」

[メイン] 金剛 : 「そうですネー…!なら私も改めてありがとう…デース!」

[メイン] ココ : 「旅行に来る前より二人のオーラが良い色に見えるよ。良い経験をしたんだね」

[メイン] 金剛 : 「ふふ、確かにそうかもしれませんネー?」
と、イヴに視線を向けて

[メイン] 若宮 イヴ : 「……えへへへっ」
擽ったそうに、小っちゃく微笑む。ほんのりと、頬を赤くさせながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 向けられた視線に対し、イヴもまたエメラルドの瞳を向けながら、こくりと、頷く。

[メイン] 金剛 : 「じゃあ…夜が完全に更ける前に…行ってくるデース!」

[メイン] 金剛 : ココに手を振りながら、イヴの手を引く

[メイン] ココ : 「良い『思い出』になる確率……97%!」

[メイン] ココ : 手を振り返し、それを見送る。

[メイン] 若宮 イヴ : ココに、ニコッ!と笑顔で返しながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 引かれた手を握り締め、固く。
昨日とは違い、振り回すことなく、固めたまま、旅館の外へと歩いていくのだった。

[メイン] ココ : そのまま眩く夜闇に消えていく二人を、ボクは心配しない。

[メイン] ココ : 「ボクの占いはよく当たるんだ」

[メイン] 若宮 イヴ :  

[メイン] 若宮 イヴ : 旅館を出て、温泉街へと続く路を、歩く。

[メイン] 若宮 イヴ : これでもう、何回目だろうか?すっかりと、もう見える景色は、目に、体に馴染む。

[メイン] 若宮 イヴ : そんな、この懐かしさを思わせてくれるような、古き良き街とも、今日で最後……。

[メイン] 若宮 イヴ : そう思うと、少し寂しいような、そんな気持ちになって……。

[メイン] 若宮 イヴ : 冬を迎える途中の、秋の夜は、ちょっぴり肌寒くて。

[メイン] 若宮 イヴ : 貴女の手から伝わる熱を、頼りに。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……金剛さん、星空、綺麗ですね」

[メイン] 若宮 イヴ : 昨日は、夜の温泉街を散策していなかったからこそ……今知ることができた、初めて見ることのできた、ロマンチックなプラネタリウム。

[メイン] 金剛 : 「本当に綺麗ですネー…」

[メイン] 金剛 : ここの空気が綺麗なためだろうか?
金剛の人生でもあまり見ないほどに、その日の星々は煌めいて見えた

[メイン] 金剛 : 「温泉町でぶらぶら楽しんだり、ちょっとした事件を解決したりして…」

[メイン] 金剛 : 「夜は一緒に作った記念品を取りに行く…」

[メイン] 金剛 : 「うーん…もう既に、最高の旅行デース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい」

[メイン] 若宮 イヴ : その返事は、しおらしいものであった。息を吐くような、湿度の籠った声。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……私も、この旅行に来て良かったって……心から思えます」

[メイン] 若宮 イヴ : 「山地にある、街灯の少ない街から見える夜空は、星がいつもより多く見えるって、聞いたことがありましたが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「本当だったのですね……」

[メイン] 若宮 イヴ : どこまでも広がる星雲を、目に焼き付けるように、仰ぐように見上げる。

[メイン] 金剛 : 「私の方も、こーんなに綺麗な夜空を見るのは初めてデース!」

[メイン] 金剛 : けれど、本当に世界が煌めいて見えるのはそれだけが原因だろうか?

[メイン] 金剛 : 「ふっふっふ…でもですネー…!」

[メイン] 金剛 : 私は…そうは思わないデース!

[メイン] 金剛 : 「夜空がこんなに綺麗に見えるのは…イヴと一緒に見る景色だからデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「…………///」
月光が照らす、イヴの雪白のような肌に、朱が混じる。
耳元が赤くなり、金剛の言葉を皮切りに、俯く。

[メイン] 若宮 イヴ : 言葉に詰まり、感極まり、感激し、恍惚の中にあるような……艶めいた、雌の横顔。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……金剛さんには、勝てないです」

[メイン] 若宮 イヴ : いつものイヴなら、元気な、無邪気な笑顔で振り向いて、ありがとうございます!と、溌剌としたお礼を告げていただろう。

[メイン] 若宮 イヴ : しかし、今ここにいるイヴは、いつもとは違う、イヴ。
『非日常』的な、イヴの姿。

[メイン] 若宮 イヴ : 「また、キュンってしちゃいました……」

[メイン] 若宮 イヴ : 胸元で、軽く拳をきゅっと握り締めながら。

[メイン] 金剛 : 「ンー?」
挑発的に、イヴの顔に自身の顔を近づける

[メイン] 金剛 : 鼻と鼻が触れ合いそうなほどの距離にまでに近付き、一言

[メイン] 金剛 : 「言ったはずですヨー?」

[メイン] 金剛 : 「例え燃え尽きても、決して手放さないってサー!」

[メイン] 金剛 : そう言うと、無邪気に笑いながら数歩先へと駆け出し

[メイン] 金剛 : イヴの方へ笑いかける

[メイン] 金剛 : 「もっともーっと、させちゃうですヨー!」

[メイン] 金剛 : と言ったのち、聞こえるかどうかといった声量で呟く
「私も…イヴにきゅんとさせられっぱなしじゃ、悔しいですからネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「…………!」
潤んだ瞳が、見開いて、金剛を映す。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……金剛さん………」

[メイン] 若宮 イヴ : 自然と、嬉しくて、笑みが漏れると、目の前にいる貴女の手に、また触れて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……ふふふ、それでは……イヴも、もっと金剛さんのこと、私と同じ気持ちにしてみせます」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イチレンタクショウです」

[メイン] 若宮 イヴ : 秋風で、少し冷たくなった、貴女の手の甲を、そっと……。

[メイン] 若宮 イヴ : 自分の、熱くなった頬に、添え当てる。

[メイン] 金剛 : 「イヴのほっぺはあったかくて気持ちがいいですネー…」
離れるでもなく、押し付けるでもなく、じわりと伝わる熱をそのままに感じる

[メイン] 金剛 : 「ふふ、でもこーんなに熱くなるくらいどきどきしてたんデース?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……むぅ」
ほっぺを軽く膨らまし、ジト目で見つめながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「………教えません。ヤマトナデシコは、べらべら本当のことを喋らないものです」

[メイン] 若宮 イヴ : 「イジワルするなら、余計に、です」
そう言いながらも、自分の頬に擦り付ける金剛の手の甲は、離さないまま。

[メイン] 金剛 : 頬を膨らませたイヴも、小動物のようで可愛らしいと思い

[メイン] 金剛 : その言葉を続ける間も微笑みながらじっと見つめていた

[メイン] 金剛 : 「でもサー…?このほっぺの熱がなにより雄弁に語ってますよネー?」

[メイン] 金剛 : 「だってサー…」

[メイン] 金剛 : 自身の手をイヴの頬に誘導する、イヴのその手に

[メイン] 金剛 : 自身も頬を添える

[メイン] 金剛 : 「私はこれくらいどきどき…してるデース…」
手と手を間に入れて、傍から見れば頬ずりのようにも見える姿勢

[メイン] 若宮 イヴ : 「……………………///」
じんわりと伝わる、貴女の熱が、アツくて、このままほっぺを溶かしてしまいそうだった。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……それなら、許します」
目を細めながら、艶っぽく微笑む。

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴと、金剛さん、おんなじ気持ちになっているのが、分かりましたから」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……えへへっ」
最後に、くすぐったそうに笑うのだった。

[メイン] 金剛 : 「でもよく考えると…」

[メイン] 金剛 : 「ここまでするなら、これ邪魔じゃないデース?」

[メイン] 金剛 : そう言うや否や、握り合った手を下ろさせる

[メイン] 金剛 : 「やるなら直で!この方が情熱的デース!」
そして今度は手に隔てられず、直に頬と頬を合わせる

[メイン] 若宮 イヴ : 「きゃっ!」
ビックリした黄色い悲鳴を上げる。目をまん丸にさせながら、合わせあった頬に、貴女の頬の感触に、すぐに心地よさを覚えて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……えへへへ、もう、金剛さんは、大胆です」
微笑みながら。

[メイン] 若宮 イヴ : 「でも……そんなところが、素敵です」
そのまま、甘えるように頬擦りを。

[メイン] 金剛 : 「私もぐいぐい行く方だけどサー…?」

[メイン] 金剛 : 「イヴがいつも受け入れてくれるから、大胆なことが出来るんデース!」

[メイン] 金剛 : 「そこが素敵だと思ってくれるなら、イヴが私を素敵にしてくれてるってことですヨー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「…………えへへ、それってなんだか、ロマンチックで……素敵です」

[メイン] 若宮 イヴ : 「それなら………私が、こんな気持ちになれているのも、金剛さんのおかげ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……お返しには、なっていないと思いますが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……本当のことなので、言ってみちゃいました」
頬擦りをしながら、甘え声で。

[メイン] 金剛 : 「もー、イヴはいつも可愛いネー!」

[メイン] 金剛 : される頬ずりを甘受しつつ、この時間を楽しむ

[メイン] 金剛 : 「それに、十分すぎるほどのお返しだからサー」

[メイン] 金剛 : 「お互いにお互いが…っていうのなら、理想的な関係デース!!」

[メイン] 金剛 : 「それってなんだか素敵ですネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……………❤️………はい……」
艶っぽい、蕩けた表情で、頷いて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴは、金剛さんにゾッコンです……」
絡みつくように、腕を組んで……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「だから、こんなこともします」
そう言うと……。

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の横顔に、愛おしい頬に、接吻。

[メイン] 若宮 イヴ : 小鳥が啄むような、ソフトな音。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……えへへ、イヴも、大胆になってみました」
頬を赤らめながら。

[メイン] 金剛 : 「ぅ…うぅっ…」

[メイン] 金剛 : イヴのその頬よりも、さらにもう一段赤く頬を染めた

[メイン] 金剛 : 「ちょ、ちょっと大胆すぎるネー…!」

[メイン] 金剛 : 驚きはしても、身動ぎはしなかったが…

[メイン] 金剛 : 「こんなところでなんて…破廉恥デース…❤」

[メイン] 若宮 イヴ : 「…………えへへへ……❤️」
悪戯な、小悪魔な笑みが漏れて。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さんの、そのお顔も、イヴが作った、イヴだけのもの……❤️」

[メイン] 若宮 イヴ : 赤くなっている耳元に、そっと唇を近づけると……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「金剛さんも、可愛いですよ❤️」
息を吹きかけるように、囁く。鈴の鳴るような声で。

[メイン] 金剛 : 「ひゃ、ひゃあぁっ…❤」
不意打ち気味に与えられたその感覚に、いつものように元気な声を出すことも出来なかった

[メイン] 金剛 : 「も、もう…!」
少しして正気を取り戻しはしたものの…

[メイン] 金剛 : 「は、早くお皿を取りに行ったほうがいいネー…!」

[メイン] 金剛 : 「夜道は危ないからサー…?」

[メイン] 金剛 : この調子のままイヴに攻められていては自分が持たないと、そう判断した

[メイン] 若宮 イヴ : 「えへへへっ、そうですね!」
ニッコリと、上機嫌な、溌剌とした笑顔で応えて。

[メイン] 若宮 イヴ : また再び、金剛の手を握ると。

[メイン] 若宮 イヴ : 「転ばないように、私を導いてください、金剛さん❤️」

[メイン] 金剛 : 「……もうっ!」

[メイン] 金剛 : その手を強く握り返し

[メイン] 金剛 : 「ぜーったいに!最高のところへ導いてあげるからサー!」

[メイン] 金剛 : 「大艦に乗ったつもりで!ついてくるデース!」

[メイン] 金剛 : 抜錨!と心の中で一言叫び。
これから先、どんなことがあろうとこの手は離さない。

[メイン] 金剛 : 私は胸にそう固く誓ったのデース!

[メイン] 若宮 イヴ : くすりと、微笑んで。

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!抜錨……ですね!」

[メイン] 若宮 イヴ : 言わずとも、掛け声をイヴは口にしたくなり、ニッコリと笑うと、固く握られた手に導かれるように、思い出のお皿のもとへと向かうのだった。

[メイン] GM : 手作り陶芸品屋を訪れると、昨日頼んだお皿はしっかりと完成していた。
2人はお皿を受け取り店をあとにするだろう。

[メイン] GM : その後旅館へと戻り、ココと合流すると3人は温泉に入り、今日の疲れを癒やして明日に備えて早めに就寝することにした。

[メイン] GM : 様々なことがあったがいよいよ明日が最終日だ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 3日目。

[メイン] GM : 3日目の朝だ。
部屋も明るく照らされ自然と目が覚めるだろう。
現在時刻は8:00

[メイン] GM : …目覚めた旅行者たちは違和感を覚えるだろう。異様に静かだと。

[メイン] 若宮 イヴ : 「おはようございま……?」

[メイン] 金剛 : 「これは…?」

[メイン] ココ : 「おはようイヴちゃん、金剛ちゃん。……やたらに静かだ」

[メイン] 若宮 イヴ : 寝惚けた様子のイヴであったが……なんとなしに感じる違和感には、体が察知したのか、まるで不協和音のように、異物感を抱く。

[メイン] 金剛 : 「ココ、来ましたか…なにかおかしいですよネー?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……はい、お客さんはもっといたはずですが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 昨日は、賑やかだったはずの音が、何も聞こえなかった。

[メイン] ココ : 「うん、朝起きて雷蝶が居ないから……とも思ったんだけど。そういうわけではないらしい」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……何か、奇妙です……嫌な予感がしてならないです……!」

[メイン] 金剛 : 「とりあえず状況確認デース…!」

[メイン] 金剛 : 「荷物を纏めてロビーにでも行くネー…!?」

[メイン] ココ : 「そうだね。最後の最後で……というのもぞっとしない」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!」

[メイン] 若宮 イヴ : そそくさと、イヴは部屋で荷物を纏め、着替えも終えると……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「イヴは準備完了です!いつでも出陣できます!」

[メイン] ココ : 208号室に戻り、既に前日纏められた荷物を取ってきて。

[メイン] ココ : 「こちらもオーケーだ」

[メイン] 金剛 : 「私もバッチリデース!」

[メイン] 金剛 : 荷物をぎゅぎゅっと詰め込み、用意を済ませる

[メイン] ココ : 「……お土産とか潰れちゃわないようにね?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ですです!お皿を割ったら、悲しいです!」

[メイン] 金剛 : 「大丈夫デース!大事なものは上にしたし、包装が頑張るネー!」

[メイン] 金剛 : 「最後の最後でってことがないよう…時間は無駄にせず!急いで下に行くデース!」
そう言い、二人を急かしつつ部屋の外へ向かう

[メイン] 若宮 イヴ : 「はいっ!戦は迅速が命です!」
きりりと眉尻を上げ、警戒を怠らないように気を引き締め、金剛に続く。

[メイン] ココ : 「それもそうだね。時は金なり、とも言う」
荷物を抱え、金剛についていく。

[メイン] GM : 昨日までは他の旅行客や旅館のスタッフで賑わっていたはずだが、今は誰もおらずシン…と静まりかえっている。

[メイン] GM : 《聞き耳》を振れますね。

[メイン] 若宮 イヴ : ccb<=95 ブシドー‼️ (1D100<=95) > 79 > 成功

[メイン] ココ : ccb<=90 美食屋 (1D100<=90) > 25 > 成功

[メイン] GM : 旅館内は静まりかえっているが、一カ所だけ「食堂」あたりが騒がしいのに気がつく。

[メイン] 若宮 イヴ : 「なんでしょう……?まるで、パニック状態のような騒がしさが、あちらから……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 冷や汗を浮ばせながら、食堂のある方角を指し示す。

[メイン] ココ : 「『食堂』か……昨日のゲームを思い出すが……」

[メイン] ココ : 「気を付けて進んだ方がいいかもね」

[メイン] 金剛 : 「こ、これ…首を突っ込んだりは…しない方がサー…?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「そう、かもしれませんが……」
眉を顰めて、俯き、悩ましげな顔になりつつ。

[メイン] ココ : 「……もし、これで誰かが困っていたら放ってはおけないよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……でも、お世話になった女将さんに……夫婦のお二人が、もしも何かに巻き込まれていたら、と思うと、私……!」

[メイン] 若宮 イヴ : 金剛の手を、ぎゅっと握って。

[メイン] 金剛 : 「ふー…二人がそういうのなら、私も覚悟を決めるデース!」
手を握り返し

[メイン] 若宮 イヴ : 「……! 金剛さん!」
ぱああ!と、表情を明るくする。

[メイン] ココ : 「……昨夜よりもよりオーラが輝いて見えるな」

[メイン] ココ : 「では……何が起きても平気なよう、気を付けて行くとしよう!」

[メイン] 金剛 : 「OKデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい……!真のブシドーは、常に冷静沈着であれ、と言います!それを忘れずに……気を一層、引き締めます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 眉に力を込めたまま、おそるおそると、食堂の方へと足を進めていく。

[メイン] ココ : いざという時のため、女性二人の前面で歩を進めていく。

[メイン] GM : 食堂へ向かうと、中は大変な大騒ぎになっていた。

[メイン] GM : たくさんの動物たちが食堂内をジグザグに走り回り、客や従業員たちは悲鳴をあげ、バイキングどころではない大惨事である。

[メイン] 金剛 : 「ワァッツ!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「わ、わわわっ!?これは、一体……!?」

[メイン] ココ : 「おわっ!? これはまた、凄い風景だね……」

[メイン] 若宮 イヴ : 目を丸くし、騒然とした光景に、気押されてしまう。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……も、もしかして、ココさん、これって……!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 冷や汗を垂らしながら……。

[メイン] 若宮 イヴ : 「……動物化の、影響で……?」

[メイン] ココ : 「……バイキングの中から肉を探そう! まだ残っているかは分からないが……」

[メイン] 若宮 イヴ : 「御意です!すぐに皆さんを、元の姿に戻しましょう!」

[メイン] 金剛 : 「今食わせてやるですヨー!」

[メイン] 若宮 イヴ : バイキングのお惣菜コーナーへと走ると、トングを手に取り、豚しゃぶを取る。

[メイン] 若宮 イヴ : そして振り向き、きょろきょろと、近くの動物を探すと、豚しゃぶを食べさせようとする。

[メイン] ココ : こちらもまた、肉を探し──トングで掴むとなるべく威圧しないように姿勢を低くして動物へ与えようとする。

[メイン] 金剛 : うおお!肉!肉!食らうデース!

[メイン] 金剛 : かき集めた肉を食べやすいように、動物の足元へ撒いてしまう
ごめんなさい女将さん

[メイン] : 「この町の規則はご存知でしょうか!?困ります!お客様!」
3人の行動に気付いたスタッフが止めに入る。

[メイン] 若宮 イヴ : 「あうぅっ!ち、違うんです!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「これで!元に戻るんです!」

[メイン] 金剛 : 「私は…お肉を食べようとしたら超こぼしてるだけデース!」

[メイン] ココ : 「そ、それはちょっと苦しくないかい……!?」

[メイン] : 「はいい?混乱しているのはわかりますが、規則は規則なので…!」

[メイン] : 「と、とりあえずこの部屋から出て避難を…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「うぅぅ~~……!緊急事態です……!こうなったら……えい!」

[メイン] 若宮 イヴ : トング先のお肉を、ぽいっと、山なりに、動物の集まる場所へと投げる。

[メイン] 金剛 : 「私も…お腹が空いてるデース!避難より肉を食べるデース!」

[メイン] 金剛 : 豪快豪快豪快に肉を動物の元へ

[メイン] : 「おっ、お客様!?」

[メイン] GM : 肉を投げ入れると、最初はどの動物も寄りつかなかったが…

[メイン] : 一匹の犬が興味を示したのか、てててっと駆け寄っていき…

[メイン] : 最初は匂いを嗅いで警戒していたが、だんだんと美味しそうに食べ始める。そしてごくりと飲み込んだ。

[メイン] : すると犬はみるみるうちに人間の姿へ変貌していく。変貌して姿を現したのは女将だった。

[メイン] 女将 : 「これ美味しい!美味しい!って、あれ?私は…犬じゃなかった…かしら。やだ!私ったらなんてはしたないことを」

[メイン] 若宮 イヴ : 「!」

[メイン] 金剛 : 「女将…!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「女将さんです!」

[メイン] ココ : 「!! ……っとと」目を背け。

[メイン] 若宮 イヴ : 「ス、スタッフさん!つまりは、ああいうことです!」

[メイン] GM : 禁止されていたはずの肉を美味しそうに食べる姿に興味を持ったのか、他の動物たちもバイキングの皿から肉を引っ張り出し、むしゃむしゃと食べだした。こいつらもまた同じように人間へと姿を変える。なんということだ、ここにいた動物たちは全て人間だったのだ。

[メイン] GM : その光景に止めようとしていたスタッフたちも絶句して、ポカーンと放心状態で見つめるだけである。

[メイン] 金剛 : 「こ、これ…事態が収拾するまで現場にいると、まずい気がするデース!?」

[メイン] ココ : 「い、いったん退散だね……!?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……風邪を引いちゃった時に見てしまうような、そんな夢を見ているようです……」
動物パニック状態が沈静へと向かい、安堵しつつも、この光景のカオスっぷりに、イヴも全てを飲み込むことができず。

[メイン] 若宮 イヴ : 「は、はい!退陣ですっ!」

[メイン] 金剛 : 「ずらかるデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 風林火山。風の如く、事件へと駆け付け、林の如く……如く……。
火の如く、撤収です!

[メイン] GM :  

[メイン] GM : まあなんやかんやありますがこれにて騒動は一安心。

[メイン] GM : ただバイキングはめちゃくちゃでとても提供できるものではない。

[メイン] 女将 : 「皆様大変申し訳ありません、この現状でこのような形でお料理を出しておくことはできません。本日のバイキングは清掃のため中止にさせていただく形になります」

[メイン] : 「まあ仕方ないよな、こんなこと起きちゃ」

[メイン] : 「ええ夢みたいね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「……意外にも皆さん、さらっと受け止めていまして、強かさを感じますね……!」

[メイン] 若宮 イヴ : これが、大和魂なのでしょうか!と、学びがまた増えるイヴなのだった。

[メイン] ココ : 「慣れている、ってやつなのかなぁ……よくある事なのかもしれないね」

[メイン] 金剛 : 「こんなことがよくあってたまるかデース…」

[メイン] 女将 : 「でもこのままじゃ頭が上がらないわ…、私が即興で作ってお部屋にお料理お持ちします」

[メイン] 女将 : 「皆様!女将の倉内でございます。この度は大変ご迷惑おかけしました。私が丹精込めて朝食をを作りしますので10分のみお時間をいただけないでしょうか!お部屋にお持ちしますのでお待ちいただけたらとございます」

[メイン] GM : 待つ待たないは自由だ。
なんせ今日は旅行者たちの最後の1日である。11:00にはチェックアウトになるため帰りの支度も必要だ。

[メイン] 金剛 : 「お、女将自ら!これは見逃せないデース…!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「! はい!気にならないと言えば嘘になります!」

[メイン] ココ : 「フム……女将のお手製か。美食屋として見逃せないね」

[メイン] ココ : 「それに、ボク達は発つつもりで荷物も纏めて来たからね。時間にはまだ余裕があるといっていい」

[メイン] 金剛 : 「そうデース!料理が届けられたら…ココの部屋に私たちが行くことにしますかネー?」

[メイン] ココ : 「いいよ。……一人の部屋はやっぱり寂しくてね?」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ふふふっ!わかりました!それなら、寂しがらせないように、みんなで楽しく!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「女将さんの朝ご飯をいただきましょう!」

[メイン] 金剛 : 「旅のラストに最高の朝食を貰うデース!」

[メイン] GM : 待つなら10分後に女将がお料理をお持ちする。

[メイン] 女将 : 「本日は当旅館にお越しいただき誠にありがとうございます。腕によりをかけましたので良かったら…」
そう言って女将はまかない飯を提供してくれる。

[メイン] GM : ご飯、納豆、味噌汁、焼き魚、だし巻き卵、おひたし、と

[メイン] GM : 食べるなら普通に美味しいので少し遅めの朝食をいただいてひと段落。
食べ終わったら現在時刻は9:30
あと1時間半暇である。各々自由に過ごそう。

[メイン] ココ : 「ありがとう女将さん。……改めて色々とお世話になって、すまなかったね」

[メイン] 若宮 イヴ : 「おおぉぉおお~~~~!!」
目をキラキラと輝かせている。質素で、しかしちゃんと栄養素の整った、和食らしい和食のラインナップに、イヴは感激している。

[メイン] 金剛 : 「あ~~日本人の朝食はやっぱりこれですネー…」

[メイン] 若宮 イヴ : 「ご機嫌な朝食です!最終日にはピッタリですね!ありがとうございます女将さん!」

[メイン] ココ : 「思えばこちらに来てからまともな和食は結局食わず終いだったか。……これがこの街で食べる最後の食事となると思うと感慨も深いが……」

[メイン] 金剛 : 「だし巻き卵がね…特にいいですネー…私大好きデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「締めくくるは、実直な、真っ白いご飯に、焼き魚に……ふふっ、イヴもそう思います!」

[メイン] 女将 : 「いえいえ、こちらこそ騒動を鎮めていただきありがとうございます!朝食はまだ沢山あるのでじゃんじゃん食べてくださいね?」

[メイン] ココ : 「うん、有難く頂くよ」

[メイン] 若宮 イヴ : 「はい!お言葉に甘えさせていただきます!」

[メイン] ココ : 「それでは──この世の全ての食材に感謝を込めて」

[メイン] 若宮 イヴ : 「込めて!」

[メイン] 金剛 : 「て!」

[メイン] ココ : 「いただきます!」

[メイン] 若宮 イヴ : 掌を合わせ、乾いた音が、和室に響き。

[メイン] 金剛 : 「いただくデース!」

[メイン] 若宮 イヴ : 「いただきます!」

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 各自荷物をまとめ、チェックアウトを済ませる。

[メイン] GM : 女将と従業員たちは車が見えなくなるまで丁寧にお見送りをしてくれた。

[メイン] GM : 3日目の朝を除けば快適で良い旅行であったなと皆が思うだろう。

[メイン] GM : 旅行の思い出や出来事を話しながら、お土産を開けながら、レトロ調の町を抜け、見慣れた道路を走り帰路につくのであった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 数日後。

[メイン] GM : テレビや新聞などであるニュースを耳に入れる。

[メイン] GM : 〇〇県、阿煮町で話題となっていた野生動物の件だ。

[メイン] GM : ここ数日で野生動物の数が急激に減っているとのこと。さらに、行方不明とされていた人間の目撃情報が急激に増えているとのことだ。

[メイン] GM : 阿煮町の本当の真相は旅行者たちのみが知っている。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「阿煮町」

[メイン] GM : END

[メイン] GM : 皆様お疲れさまでした!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] 若宮 イヴ : 宴です!

[メイン] ココ : 宴だね小松くん

[メイン] 金剛 : 宴デース!!!

[メイン] ココ : 楽しい旅行だった…

[メイン] 金剛 : ああ。

[メイン] 金剛 : こいし…今川…女将…終わったよ…

[メイン] 若宮 イヴ : とっても楽しかったです!